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夏向 真潮（かなた　ましお）。 ハンドアウト2A：還らぬ友人 目つきが悪い。友人に笑ってろっていわれたので笑っている。 人にも優しいし、つい世話を焼いてしまうタイプ。 基本なんでも要領よくこなすタイプで、いろんなスポーツに手を出していたが、 一番、のめりこんだのは水泳だった。 趣味が高じて、水泳のトレーナーをやっている。 頭はいいが、勉強は興味がないためサボっていた。 親友は高校時代からの友人。 友人の名前は、登嶺 志月（とみね　しづき）。 いろんなスポーツに興味があったため、登山が好きな友人についていけたし、よく休日に山に連れていかれた。 元々目つきが悪く、いろんな人に怖い人だと避けられていたが、 明るい友人が傍にいたことにより、高校時代は充実したものだった。 友人とは大学は別になったが、それでも休みが合うと、よく山に登りに行っていた。 友人の前向きに何事も取り組み、目標を超え、高みへ到達する姿、 明るく周りを引き込むところに少し憧れている。 友人が「狂気山脈に行く」と言い出した時も、心配しながらも、特には止めなかった。 俺がこいつを応援しなくて誰が応援するんだ、と思った。 友人が決めたことを自分では変えられないことも知っていた。 だから、「応援してる。絶対帰って来いよ」と送り出した。 そして、「そこで見た景色、絶対見せてやるからな！」と友人は約束してくれた。 ただ、今は少しその時の選択を後悔している。 友人が帰ってこなかったことを多くの人が悲しんだ。 「バカなことをした」と言う人もいた。 でも、自分は友人の選択は正しくなくても、運命だったと思っている。 友人は人生を生き抜いた。 生き抜いたけれど。 それでも、友人のことは諦められない。伝えていないこともある。 そして、友人は「景色を見せる」という約束を破っていった。 だから、見に行く。友人が見た景色を。 そして、もしも、生きているのなら。いや、生きていなくても、その身に出会えるのなら。 最後の思いを伝えよう。 「―――――」 一人称→俺 「おい、大丈夫かよ！？」 「まあ、なんだ。何かあれば頼ってくださいよ」 「なあ、俺が行くまで待ってろよ」 ーーーーーーーーーーーーーーーー　※KP以外見ないでね。自己満足のメモだよ※　ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「お前は俺の一番の親友で、世界で最高の男だった。 　お前が生きていたこと、俺と出会ったこと、お前が前に進み続けたこと。 　お前の人生すべてに祝福と感謝を伝えたいよ。 　なんて言えば、いいんだろうな。 　気持ち悪いことを言うかもしれないけどよ。 　お前のこと、きっと俺は愛してたよ。 　もちろん、友人として。 　お前以上に愛せるやつなんて、もうどこに行っても探せねえ。 　責任取れよ。まったくよ」 愛って恋愛だけじゃなくて、友愛もあるし 恋愛なんてものを遥かに超えてしまうような、くそでか友愛をやってみたいなぁ。 できるかはわからん。 尊敬と信頼。それが大きくなりすぎた。そんな感情かな。

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