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2015.P11｢ネットタレント｣準拠 個人的な関心の技能…図書館、目星を選択 特記：APP+1orCON+1(前者を採用)。ネット上の噂話に関する≪図書館≫に+10% 特徴表:なし 綺麗な顔してるだろ？オタクなんだぜ、そいつ。 悪いな、柔らかいのは物腰と見た目だけなんだ。 以下、EUREKA HO1のバレを含む。 生まれつき体が弱かったので中々学校にも通えず、狭い病室の世界の中で小説や漫画を見ることが多かった。ままならない体のことも、病の苦しみのことも、死の恐怖も、現実と切り離された別の世界に浸っている間は忘れることができたから。小説や漫画を読んでいない間は、新しく自分の中に世界を作り上げて空想をしていた。所謂一次創作というやつである。 両親が不自由な身の上を哀れんでパソコンを与えてくれたのをきっかけに、ネットの世界にハマり、ネット音楽に触れ、自分でも色々作ってみようという気になった。そこには、この身では叶わぬ自由な世界が広がっていて、自分がその世界を形作る一員になることが現実世界よりよっぽど簡単だったようだったから。そうしてネットの沼に転がり落ちていった。重度のオタクの完成である。 両親に誕生日プレゼントとしてボカロや作曲ソフトを買ってもらい、齢16歳で初投稿した。最初の方こそ無名だったが、ジワジワと口コミで評判が広まっていき、ほぼ実力だけでいっぱしのボカロPになった。今ではボカロ界隈に触れている人間なら「SORα」の名前は聞いたことあるぐらいの知名度はある。 ニコ動とTwitterを主な生息域にしており、YouTubeの方には曲を投稿するだけ。病弱体質は公言しているが、よく不規則な時間帯に曲投稿したり深夜にツイートしていたりする(昼間に体調悪くてずっと寝てたが夜元気になっただけ)ため釣り疑惑がかかっていたりすぐ「はよ寝ろ」とファンからリプされる。 上記の経歴から、リア友は少ない。ネ友はそこそこいる。コミュ障を極めているわけではないが、リアルの人間とのやり取りはつい億劫で妹に投げがち。ㇲッ…と妹の後ろに気配を消す。 妹に世話になるのは好きだし甘えて親愛を抱く反面、どこか真正面から向き合い難い居心地の悪さを感じている。両親は自分の世話にかかりきりで、親と共に過ごす時間も、本当は妹にもっとかけられたはずのお金も、自分が健康体でなかったばっかりに奪って来てしまっているのではないかと。妹を削りながら自分は生きているのではないかと。 しかし、それを言い出すことはできずにいる。そうだと認められてしまうのも怖いし、口にしたところで事態が好転するわけでもなくただただ関係にヒビを入れるだけである。だから、いつだって「ごめんね」の言葉を飲み込み、オタク特有の長文をつらつら喋っている。 ≪PLメモ≫ カストールはα星らしい 蒼薇…青薔薇。花言葉は「奇跡」「不可能」「神の祝福」 以下、EUREKAシナリオネタバレあり 〈シナリオ通過後のふせ〉 https://fusetter.com/tw/X8QvgreC https://fusetter.com/tw/y5Y5tftG 記憶を失った兄は以前より明るく接するようになる。 以前の自分の姿を追っているのは、柚木蒼薇らしく振る舞えばきっと妹は喜ぶだろうし、安心出来るだろうから。20数年前自分が生まれてから取り戻すまでに並々ならぬ対価と時間と金、そして感情を払ったことは何となく分かるから、妹は報われて欲しい、と思う。 何より、あせびちゃんからの感情を失うのも、こうじゃないと失望、幻滅されるのも怖い。そうじゃなかったら、自分が生まれた意味を見失ってしまうから。 EUREKAの一件のことは知らされておらず、病気の後遺症で記憶を失った、と知らされている。 ≪後遺症≫ ・記憶喪失 ・味覚障害 ・才能の喪失(芸術：作曲) →余った技能ポイントは芸術：編曲として振り直し。

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