タグ： ダブルトリュス

普段は物静かな少女。 しかし、何かがあると衝動的に暴力を振るってしまうことがあり、 それは物に向けられることもあれば、家族や親戚、友人などに向けられることもあった。 暴力沙汰を起こして補導されることも多く、あらゆる人物から遠巻きにされるのも必然だった。 そのうち、自分の悪癖を治すための努力も、人と話すのもやめてしまった。 両親にも諦められており、咎められることもなく放置されていた。 おそらく、最も彼女のことを疎ましく思っているのは彼女自身だった。 だから、思い切ってこの人生を終わらせることを決意した。 ……でも。やはり、死ぬことは怖いと思ってしまった。 恐怖心が引き金になったのかは分からないが、彼女は異能の力に覚醒した。 人生に希望など見出せなかった彼女は、皮肉にも、自殺を経て生まれ変わろうと足掻いている。 オーヴァードとなってからは、衝動が殺戮であることも踏まえ、浅慮な行動をしないよう厳しく訓練されてきた。 本人も反抗することなく真面目に取り組んでおり、以前よりは暴力に訴えることが少なくなった。 とはいえ、様々な面で危なっかしさが残る。 コードネームには、苗ヶ瀬伊佯から教えてもらった『Vendetta』という単語を借用した。 自分に対する戒めとして、あえて物騒な言葉を使用している。 ネーミングセンスを見る限り、ちょっぴりカッコつけたがりなのかもしれない。 ～～～ 【鏡透子（PC2）との関係】 鏡透子とは同じクラスだが、話したことはなかった。 （※彼女からのチラチラッとした視線はなんとなく感じていたが、気づかないふりをしていた） しかしある時、人目を避けて校庭の木の陰で休んでいた際にばったり出くわし、以降は二人でいる時にだけ話すようになった。 教室にいる時は、彼女まで周囲からの奇異の目に巻き込んでしまわないように、 また自分が無意味な暴力を振るってしまわないようにと接触を避けていた。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ