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通称「ハキダメの鶴」。その名を表すかのような丹頂鶴のごとく真っ白な銀髪と赤い目が特徴のアラサーお兄さん。アルビノの浮世離れした容姿ながらも、その中身は高田純次のように適当で大雑把である。 二、三年前そのあまりの適当さが祟り、組織の事務所で蚊取り線香と間違えてシノギで押収したキメセク用の媚薬入りの香「楽香」を焚いてしまい、あわや組織が大乱交パーティ会場となりかける事件を起こした。 狭い空間で香をまともに嗅いでしまった宿直の人間は、男複数人密室何も起きないわけもなく…肉欲を発散させるべくその日夜なべして相撲を何度も取ったという……。 その事件は「楽香夜なべ相撲事件」、略して「らっこなべ事件」と呼ばれており、当事者たちはそのことを聞かれると皆気まずそうにして口を閉ざす。 後日、狩鶴はその事件の責任を問われ、ハキダメに左遷されることとなった。この上なく阿呆である。 ちなみに本人は「えっ、あの人たち楽しそうにしてたんだけどねぇアハハ」と全く悪びれていない様子であった。それでいいのか。 好きなものは「いたずら」と「銃撃戦」。気分が昂ると戦中にお気に入りのサングラスをかけ始める。本来ならマズルフラッシュを直視しないようにするためにかけるはずのものだが、本人曰く「その方がロックでしょ？」らしい。何言ってるかよくわからない。 深く物事を考えるのは苦手で刹那的・快楽主義的な生き方をする。冗談めかしたことを明るく柔和に言うが、反面、幼い頃からずっと裏社会にいたのかあるいは奪うことに慣れすぎてしまったのか、他人の命や尊厳を軽んじる反社会的な性質があり、また倫理観が欠如している面がある。しかし本人はそれを一切気にしていないし気にする気もないようだ。 通過済みシナリオ(軽くシナリオネタバレあり) 『My sweet,Dirty!』 →ドタバタしつつ某組織を爆散させた。新しい家族も増えた！　路地裏で拾った可愛い黒猫ちゃん！ 　やったー！！　ていうか胡散臭いとかいわれてショックなんだけど～どういうこと～？ 『鏡映しのデュエライア』 →僕の家族の本心を知った。これからは無理せず僕に頼って欲しいな。……眠れなかったら添い寝もしてあげるからさ！ 『伽園』 →気が付いたら檻の中にいて、鎖で縛られてて首輪までされてた！　でも僕の家族に助けてもらっちゃった。 ……好きな子ってなんであんなに美味しそうに見えちゃうんだろうねえ。 『ビブリアは君の手で』 →僕の大切な家族の記憶を見た。薄々酷いことをされていたとは気が付いていたけれど、彼の受けた仕打ちを再体験して、僕は……。 　絶対に彼を守らなくては、幸せにしなくてはと思った。 『Vampire Rose ― 吸血鬼の花嫁 ―』 →僕の家族が吸血鬼に襲われた。許せない。身内に手を出されたんだ、死を持って償って貰う……ぐらいじゃ足りないよね？ 指輪を拾ったけどさ……あのクソ吸血鬼の悪趣味な指輪とかホントいらないんだけど。まあ利用できるもんは利用させてもらうかネ。 『まずは、１から』 →気が付いたら見知らぬモデルルームに彼と一緒にいた。際どい『課題』をこなさなきゃ彼が死んじゃう、ってどういうこと？ まあやぶさかでもないんだけどサ。彼に情けないところを見られてしまって……なんか僕、どんどんかっこ悪くなってる気がする……。 …………まあ一線は越えさせてもらったしプロポーズもさせてもらっちゃったけど！ 『だから嫌いなあんたでいてくれよ』 →怒りに任せて彼に酷いことをいっちゃった。なんであんなこと言っちゃったんだろう。なんであんなに殺そうとしちゃったんだろう。 彼を傷つけた償いは、一生かけてする。病めるときも健やかなる時も、ずっと一緒にいるから。 『Call the name of your fate』 →ふと気が付いたらカーチェイスしててさあ大変！　後ろの風船さんはやばいし、周りは炎が燃えてるし、も～～なんなの！？ 彼も怯えちゃってるしせっかくつけた名前も忘れちゃうしさ……、まあでもなんやかんやで変な教団から脱出できてよかった！ 『摂氏三十六度のリュミエール』 『理想的コンストラクション』 『愛は灼熱のアラビアンナイト』

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