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五月七日 星空[ツユリ セラ] 医療従事者であり、彼の本分は獣医である。住んでいる場所は田舎の少し寂れた街でそこに小さな動物病院で働いている。 田舎という事もあり、多くは山から降りてきな野生動物の怪我の治療＆病気への対応、動物保護がメインである。 一応、人間の診療も出来る為、熊や野生動物に襲われた人間の手当も可能。 田舎で暮らしているせいか余り人と関わる事が無く、口下手で話すのが下手 それは当の本人も自覚しているから頑張って改善する努力はしているが成果は余り良くない。 前に笑顔が大切だと聞いた為に笑うようにはしているが表情筋が死んでいる為、前に人前で笑ったら不気味すぎて警察に通報された、辛い。 動物相手にならペラペラと流暢に喋り出す。動物大好き。 動物も人間も救える者は救いたいと思っている。助けられる命は助けたい。 かと言って豚や鳥の肉を食べないと言っている訳では無く、必要な殺生は自分の中で仕方ないと区切りを付けている。 自然界でも生きる為に殺生はするし、生きる為には何かを犠牲にしなければならないと思っているから しかし、特に理由の無い殺しは大嫌い、食べもしない、毛皮も剥ぎ取らないただ殺したいから殺すそういう奴らが許せない。 だからその意味の無い殺しは全て無くせないにしてもそれよりも多く命を救いたいという強い意思がある。 消化器を持っている理由は野生動物を相手にする事がある為自分の身を守る必要があったから動物病院内にある消化器を拝借した。 旅行先に持って来たのは仕事の癖が抜けなくて持って来てしまった、重たい。 生い立ち 中学生まではド田舎の村で暮らしていた。更に父と母は共働きでよく家を開けていた為に田舎よりも更に辺鄙な山奥に住んでいる祖父に面倒を見てもらっていた。 故におじいちゃんっ子 小中共に皆と馴染めず、学校をズル休みしてはずっと祖父の仕事について行っていた。 祖父の仕事というのは野生動物を獲る猟師であり、山を守る管理もしている人間だった。その仕事について行っては祖父に動物の事や草や花の事について教わった。 普通に山を歩くだけならそこら辺の大人よりも安全に歩ける程度には知識がある。 しかし、山にばかり重点をおいていたせいか勉強が疎かになり、祖父と山歩きする事を両親に禁止され、両親の仕事の都合で田舎から普通の街に引っ越す事になり、祖父とは疎遠になってしまった。 そんな悲しみを埋める為に勉強していたらいつの間にか高校に入学していた。元々覚えは早くズル休みで離された知識の差を埋めるのにさして苦労はしなかった。 高校で出会ったHO1とHO2とは最初に出来た友達だけどどっちも女の子だから少し緊張してしまう。 今でも時々遊びに行く位には仲が良い。 その後医大に入学し、医者となるが余りにもコミュ障過ぎてまともに診察が出来ず、クビになり1から獣医として勉強し直して田舎で働く獣医となる。 田舎だからか野生動物の治療などが多く昔の祖父の知恵を活かして仕事に励んでいる。 もちろん、獣医であっても人間との会話は必須のため脱コミュ障を目指している。 まずは気の知れた男友達を作る事を目標にしている。

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