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靄境 燎(あいさか かがり)
ID:4110828
MD:dde370c3dd071aaaa202c0d18d21385c
靄境 燎(あいさか かがり)
タグ:
ホルマリン漬けの心臓
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生まれ・能力値
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20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
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APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
・この職業に出会ったのは小学生時代。 事故で母を亡くした時だった。 事故当初はなにが起きたのか分からなかった。 母と買い物へ行って、ただ道を渡っていただけだった。 そこへ信号を無視したトラックが突っ込んできた。 母は僕を庇って死んだ。こうして生きているのは母のおかげだよ。 僕を庇った母はひどい有様だった。足は潰され、頭から血を流し、ピクリとも動かなかった。 普通の子であればトラウマになるレベルだね。 幸いなことに当時の僕は混乱していてそれどころじゃなかった。 周りの悲鳴、救急車のサイレン、僕らを避けようとしたのか、当たった衝撃でそれたのか建物に衝突してひしゃげたトラック、クラクションの音に滅多に起きない事故に興奮する人たちのカメラのシャッター音…まさに地獄絵図。 わけもわからず救急車に乗せられて、病院で手当を受けて、あとから来た父とともに母の死亡宣告を聞いた…と思うんだけど、詳しいことはよく覚えていないんだ。状況が状況だったし。 腕が折れてたのとあちこち擦りむいてたのはよく覚えているよ。痛かったからね! 事故の数日後、母と最後の再会をした。 今でも鮮明に覚えている。 怪我をしていた頭の傷も綺麗に治り、潰れていた足も元に戻っていた。 化粧も施され、花を敷き詰めた棺に横たわる母を見てこう思った。 一美しい まるでおとぎ話の1ページのようだった。 あれほどの傷をどう治したのだろう?足も治っている。どうやって?寝ているだけなのでは? 母を亡くした悲しみよりも目の前の不思議な現象にただただ目を奪われていた。 「興味があるのかい?」 不意に声を掛けられた。その人こそ、僕をこの職に導いてくれた恩人であり、技術を教えてくれた先生。もう引退してるけど、今でも交流は続けている。 「うまく直っているだろう?これはエンバーミング…死体修復と言ってね。生きていた頃と変わらないように修復・保存する技術だよ」 「最後くらい綺麗な姿で見送ってもらいたいだろうし、綺麗な姿で向こうへ行きたいだろう?」 「そんな手助けをする仕事さ」 話はよくわからない部分もあったけど、この時に僕の将来の夢は決まった。 それから暇があればその人の所へ行き、仕事を見学した。(本当は勝手に「先生」と呼んで入り浸っていただけ) もちろん遺体がなければ仕事はないし、見せてくれないときもあった。 損傷が激しかったからなのか、遺族のことを考えてだったのか、そもそも人に見せるようなものではないからなのか、今でも教えてくれない。 死ぬ前に教えてとは伝えてあるからいつか教えてくれる…と思いたい。 そんな僕を見て親戚は同情したり、気味悪がったりしていたっけ。 死に魅入られたとか、母が死んだからおかしくなってしまったとか知りもしないのに適当なことを言われた気がする。 周りがそんなことを言うから父は精神を病んで自殺してしまったんだ。 あれは僕が高校生のときだったかな? 現場は見てないけど、いつものように帰ったら家の前が騒がしかった。 近所の人や警察、近くの親戚の人がきていたっけ?あんな現場、そうそう見ることないから非現実感がすごかったな。 警察署で父の姿を見て、その後、先生に修復を依頼した。母のときと同様、涙は出なかった。 ただ先生の「仕事」に感動した。 死者が蘇る。そんなことは夢物語だと思っていた。けど、先生の手にかかればどんな死者も蘇る。蘇ったように見える。 修復された遺体はどれも眠っているだけのような、完璧な仕事。 間違いなく一流と呼ばれる腕前だった。 「この仕事に就くなら勉強は大事だよ。あとは感情に流されないことだ。特に遺族のね。よく覚えておきなさい」 父の修復作業をしながら先生はそう言った。 それからとにかく勉強した。 座学、ファッション、メイク…とにかく必要と思えるあらゆる知識を取り込んだ。 医学知識も必要だったし、遺された家族とのコミュニケーションも大切にしないといけない。 何よりも修復する死者の人となりを聞いてそれに相応しい姿に修復しなければ意味が無い。 死者の国へ行く前に最高の状態にする…僕はそれを「衣装を用意する」と言う。 同業者からは「おかしな奴」「そこまでする必要はない」と言われるけれど、誰もが着飾って出かけるのに、死者が着飾ってはいけないというルールはないだろう? 最高の技術を持って「最後の服」を用意しよう。 デザインは僕のお任せになってしまうけど安心して。僕は天才だからきっと君も気に入るよ。 さぁ今日も用意しようか、君に合った最高の衣装を! ・遺族や友人から故人の話を聞き、どんな人物だったのかを多角的に捉えて生きていたときのように修復する。衣装も凝るので眠っているだけなのでは?と錯覚する人がほとんどである。 事細かに話を聞くのでその分時間はかかるが、作業に入れば一瞬で完璧に仕上げてくる。 「先生」曰く、「死体修復に取り憑かれた男」。 生前よりも生者らしく、悲しまれる死者ではなく、出立を祝われる主役へ。 死体修復に取り憑かれ、芸術へと昇華させた天才。 ・腕前は確かだが、人格に少々問題があり、遺族から話が聞けない、交友関係が極端に少ない、孤独死をした人など気に入らない仕事は請け負わない。理由はその人となりが見えてこないから。 「はああああ?なんで僕がしなきゃいけないわけ?他にいくらでもいるじゃん。時間の無駄。他当たって」 とバッサリ切り捨てる。 例えお偉いさんからの依頼だとしてもそれは同じで人となりが分かれば腐乱死体でも白骨遺体でも喜んで修復する一方、身元がわからないものに関しては一切興味を示さず、悪態をつきながら嫌悪感丸出しで仕事をする。 人となりの見えない遺体はどうでもいいと思っているので本当に必要最低限の仕事しかしない。 ・死体修復という仕事柄、警察から仕事を依頼されることもあるので一部の警察署内の人間と顔見知り。顔と名前を覚えているのはおもしろい仕事を持ってくる人のみで他の人たちは顔や名前はおろか、警察という認識すらない。 ・病院で手伝いをしているが、医師ではない。あくまでも死体修復士。 傷を縫ったり、話を聞くのはお手の物。普段となんら変わりないからね! メイクやヘアメイクもしてあげることも多々あり、病院内での評判はいい。 ・修復をするときいつも 「この傷はあの子の話に出てきた傷かな?だったら修復しない方がいいね。それにしても君、ヤンチャだったんだね〜。少し意外だよ。向こうでは暴れないように注意するんだよ?」 と遺体に話しかけながら作業をするので周りからは気味悪がられている。(本人は全く気にしていない) ・今まで修復した人たちの「物語(人生)」はすべて覚えている。もちろん用意した「衣装」も。 それだけ自分の仕事に誇りを持っている証拠なのだが、結構わかってもらえない。 ・子供好き。これから先、どんな人生を歩んでどんな物語を紡いでいくのかが楽しみだから。その最後を自分が彩れたらいいな、と思っている。 ・修復して最後を最高の形で彩って送りたい欲が強い。内臓損傷していれば内臓を、四肢欠損しているのであれば欠けた四肢を、精巧な代替品を作って見えないところにまでこだわる。 最初からない人はどうするかって? もちろんそのまま。ないからこそ、その人はそういう「物語」を紡いだのだから。 ・10人中10人に「苗字、なんて読むの?」「名前はリョウだよね?」と言われる。訂正もめんどうなのでそのまま「リョウ」と呼ばれることが多く、名札を見て「え、そんな名前だったの?!!」といつも驚かれる。 ・「物語」のないものは焼き払う。 「物語」のあるものには最高の祝福を。 靄のかかるあちらとこちらの境目で導くようにまわりを明るく照らす最後の「衣装係」。 それが名前の意味。 以下、秘匿内容に触れてるので見たくない人はここでそっ閉じで ・「アオイ」に対しての回答は 「もちろん生きていていいさ!むしろ無意味に死ぬ命ほど無駄なものはないよ」 「自殺がくだらないとは言わない。けど生きた証…誰も覚えていない、物語もない、そんなつまらない最後、修復する価値も僕が見送る価値もない」 「色んな人に出会って君の物語を完成させてくれ。そして僕に彩らせてよ。君の最高の最後を!」 と笑顔で言ってのけた。 が、ただ自分が修復したいだけなのでその人のことを思って言ったかどうかは不明である。
※
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(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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