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梔子透香 誕生日は５月1日 人が多いところはあまり好きじゃない為夜にバーテンダーとして働いている。 幼い頃に家族心中が起きて二段ベットで眠っていた白雪ただ1人取り残され孤児院で保護され幼少期を過ごした。 孤児院で出会った血の繋がりのない兄が1人いる。現在もたまに会っている。関係は良好。 読書を好みいろんなジャンルの本を読んでいる。最近は友達から勧められた長谷敏司の「あなたのための物語」を読んでいる。 自分のために生きたい(死にたい)のに他人に強く影響されてしまう人。バックボーン的に。死にたいのに生きなきゃで意識するものが多すぎてこころが摩耗している。死にたいと思っていても目の前の大変そうな他人を見捨てるほど非情になりきれない。他人に興味ないのに見捨てることも、他人の言葉を聞かずにいることもできない。 小学校低学年の時、自分の誕生日一家心中が起こった。理解するには幼すぎて、受け止めるには弱すぎて、彼女は自分の生を祝福されるその日に彼女に世界は色を失い、音を立てて跡形もなく彼女の日常は崩れ落ちた。生きる指標を永遠にを失った彼女は目も耳も塞いで忘れてしまいたいのに凄惨な家族だったモノの姿が頭にこべり付いて22年生きてきた今も頭から離れない。あの日から彼女は辛うじて呼吸をしている生きる屍であんな死に方はしたくないでも死んでしまいたい、でも死ぬのは痛くて気持ち悪くて汚い。全てが苦しい、穏やかに眠るように静かに死ねるならどんなに良いかと短絡的で愚かで、身勝手な思考に陥いる。その時に孤児院で出会ったお互いに親を失った子供と兄妹になる。その兄はじつの両親と妹を事故で喪っていた。周りの人々の意思に生かされ続けて、死ねないのに死に急ぐ彼女に兄は「後悔のない死に方を探すのはどうか。生きる希望がないなら痛くない死に方を探すことを目標にしてはどうか」と言った。 周りの大人や見ず知らずの他人は死ぬのはよくない。死んではいけないという言葉で苛まれ、精神を削っていった中でその考え方をくれた、死にたいことを悪いことと言わない兄に彼女は心底感謝した。彼の言葉と彼女の本能が死に急ぐ彼女を無理やり生かそうとした防衛本能なのか、望むの死を迎えるために生きる。穏やかに死ぬために生きるようになりました。そんな矛盾した思考を持っている自分自身が大嫌いで。こと考える前に死ねよとという言葉を自分から自分に浴びせ続けて現在も死に方を探している。

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