タグ： 兎雪探索者♀ 蜘蛛踊りHO1

17歳女子学生。 優しく大人しめな性格だが、両親が民宿を経営しており人と関わる機会が多いため、人見知りなどはない。一人っ子であり、島の民宿の看板娘である。 手芸を趣味としており、ぬいぐるみや洋服、小物からアクセサリーまでたくさんのものを作成しては自分で使ったり、友達や宿泊者に配ったりしている。 綺麗な顔をしているが、本人はどうでもいいと思っており、そもそも自分の顔が綺麗とかなんとか自覚は一切ない。人柄等から好意を向けられることが多いが気付かない。恋愛事に対しては興味が無いので鈍い。興味が無いとはいうが、ちょっとした憧れはある。 生まれた時から八肢島で育ってきた。故に、甜花も蜘蛛人間である。 幼い頃から、霊石の力で蜘蛛へと変貌せずに人間として生活出来ている、だが島から離れたら蜘蛛になってしまう。これは島の外の人には絶対に言ってはならないよと教えこまれてきた。 生まれてからずっと島の中だけという閉鎖的な空間で過ごしてきたために、島の外への憧れがとても強い。島の外から民宿へ泊まりに来た観光客などに外の話を聞くのが大好きで、お客さんが来た時には必ず話を聞いている。聞けば聞くほど外へ行きたい気持ちが募っていくのと同時に、どうしてちゃんとした人間に生まれなかったんだろう。石の力がなくちゃ人の形を保てない生き物なんかに生まれてしまったんだろう、もっと"普通の女の子"として生きてみたかったという気持ちが甜花の中に生まれた。 島の外に行ってみたいこと、どうして蜘蛛人間に生まれてしまったんだろうという気持ちは誰にも言ったことがない。 そんな気持ちを内に秘め、燻ったまま時を過ごしていた。 そんなある日、夢見が悪くて目が覚めた甜花は台所へ麦茶を取りに行こうとしていた。その時、遅い時間まで明かりをつけて何かを話す両親を目撃する。入れない雰囲気を悟り、両親の会話を盗み聞きすると、両親の話す内容は甜花にとってはとても衝撃的で信じられないものだった。それは島民の一人を生贄として神に捧げる儀式の今年の生贄が甜花だということだ。 その夜は眠れずに朝まで過ごした。 死にたくない、神様の生贄になって死にたくない。まだ夢を叶えていないしやりたい事もたくさんあるのに。そういえば、この島の社のどこかに霊石があることを知っている。それを探して持ち出して外に逃げれば死なずに生きることができるのではないか？お父さん、お母さん、島の皆、ごめんなさい。こんな事をする私を許して。どうしても死にたくないの。自分勝手でごめんなさい。皆の事を考えずにこんな事をしようとしてごめんなさい。 今のところ聞きたいこと(後々増えるかもしれない) ・島の規模、住人の数 ・島の住人について ・両親について ・社について ・島の詳細 ・島祭りについて ・情報機器とか ・神に捧げる儀式、生贄について ・祀られている神について 《HO1秘匿》 PC1：八肢島の学生 あなたの生まれ育った八肢島の住民は皆、あなたも含め蜘蛛人間である。社のどこかにあると考えられる霊石の力で、蜘蛛へと変貌せずに人間の姿を保つことが出来ているようだ。霊石の力はそう遠くまでは及ばず、島から離れれば、たちまち巨大な蜘蛛になってしまうらしい。これらのことは島の外の人間に口外してはならないと言われてきた。島では毎年 8 月 31 日の夜に、島民の一人を生贄として神に捧げる儀式が行われていたが、偶然にも昨晩（8 月 29 日の夜）、両親の会話を盗み聞きしてしまったあなたは、今年の生贄が自分であることを知ってしまう。 あなたの目的は『生き残る』こと。8 月 31 日の夜までに霊石を盗み出し、この島から脱出することがあなたにとっての生きる道となる、しかし、これは一つの手段にすぎないだろう。 誕生日:3/3 《通過シナリオ》 ・火点し頃の蜘蛛踊り

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