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暁 花音（あかつき かのん）。 17歳。女子高生。資産家令嬢。 誕生日 〇月〇日。 ―――――――――――――― "暁家"という古くから続く家系に生まれた少女。 暁家は古くから続く家系であり、代々商業を営み財政を維持してきた家系である。 多くの変革を遂げてきた家系であるが、正式なルーツに関しての資料は先の戦争により失われており、現在に至るまでに残る確かな情報は「商業より富を築いてきた家系であること」、「補佐を務める東雲家という分家が存在すること」、「明治以降は出版・印刷業を営み、現在は暁グループとして事業を行っている」「近年は業績が悪化傾向にある」ということのみである。 将来的には花音も暁グループを担う人物となることを前提に教育を受けている。 とはいうものの、父の方針として「まずは何よりも外の世界を自由に知ること」を重視していることから厳しい環境に身を置いているわけではなく、家の事情を除けば基本的には普通の女子高生と変わりない。 しかし、暁グループの業績悪化に伴い、花音の知らない所では政略的な意図を持つお見合い話が湧き始めるなど、普通の女子高生でいられなくなる未来も近づきつつある。 花音の父は愛娘をそうした策略や、資産を持つが故のしがらみなどから遠ざける為に多忙な日々を送っており、中々花音との時間を作れずにいる。 その代わりという訳ではないが、花音には幼少期から懐いていた東雲家の子息である「東雲零」を教育係兼、兄のような存在になって欲しいという思いを込めて傍に置かれている。 最近では花音自身もそうした「意図的に家の事情から遠ざけられている」ということや「決して良いとは言えない事業の状況」などに気づきつつある。 そのため、今の日常がかけがえのないものであるかもしれないという覚悟と、何かあった時、父を悲しませないよう、反発できるだけの知恵を蓄えようという想いを秘めつつ日常を送っている。 とはいえ、なるべくそうした思いをさせたくないのだろうという父の親心も理解していれば、そうした想いを態度に出すことは滅多になく、日常生活を楽しく謳歌している。 教育係である零に対しては幼いころから遊んでくれたり、面倒を見てくれたということもあり言えば兄のような印象。 家の事情から遠ざけられ、その意図を汲みつつ自由に振舞っている花音だが、時折、零に対しては何て事のない世間話のような体で悩みを話すこともある。 ―――――――――――――― 技能理由等を中心とした設定 職業は将来的に暁グループの経営に携わるための教育を受けていることからビジネスマンを下地にしている。 また、技能は東雲零に附随して生まれたキャラを探索者として便宜上用意したキャラクターになるため仮の物。 確定されるのは初シナリオ参加時に、そのシナリオの推奨技能等を見てからとする。 幼い頃からグループの中心として働くことを想定して育てられてきたため、＜経理＞や＜法律＞など、企業の経営に関わるための基本的な技能を取得。SNSなどよくやる方だがネットリテラシーは高い。 また、暁グループは出版・印刷系を担う企業ではあるが時代と共にIT部門の成長が求められるということもあり、花音も＜コンピューター＞系の知識をより中心的に学んでおり、それ故に高水準となっている。コンピューター世代に生まれたこともあり吸収は早かった。＜経理＞の知識と合わせて株などもやってる。 暁家の令嬢というネームバリューや、周囲の友人らに対する接し方から＜信用＞は高く、人から頼られることもしばしば。 また、その他にも幼い頃から大人と接する機会の多かった経験や、教育として得てきた知識を総動員することで、物怖じしない態度と理論による＜言いくるめ＞をすることが得意。じっと相手の目を見ながら詰める。 他、将来のための教育としては、グローバル化に対応するため＜英語＞の知識からある程度の実践までを叩きこまれている。 教育とは無関係の部分による能力としては、身分が身分だけに周囲の噂話や、人の機微に敏感であり＜聞き耳＞や＜心理学＞の技能を会得。 また、自主的にも多くの事を知ろうとする好奇心から来る行動態度は＜目星＞や＜図書館＞などに現れる。 ―――――――――――――― 一人称は「私」、二人称は「君」。 ちょっと真面目な場面や、家の中での二人称は「貴方」。 父母は「父様」「母様」、零のことは「零さん」と呼ぶ。 また、普段は割と砕けた口調で話すが、家の中や目上の人にはしっかりと敬語を使う。 敬語と普段の口調でイメージに大分ギャップがあると評判。 物怖じしない性格で好奇心強め。 気になったことには割と軽率に首を突っ込んだり、気になることは自ら率先して学ぼうとする。 元々そうした性質が強かったのもあるが、最近は特に「もっと色んな事を体験したい」という想いが強いため、前にも増して好奇心旺盛。 良く友達と一緒に街に遊びに行ったりするし、SNSなども良くする方。 所謂最近のギャル。 ただ、割と遊んでいる雰囲気にも関わらず所作の一つ一つが綺麗だったり、周囲を良く見て気を配る方だったりすることから育ちの良さが見え隠れするようで、異質な雰囲気から近づきがたかったり、変に人気を持っていたりもする。 良く遊ぶ友達のタイプはそんな花音相手でも物怖じしない子や、同じように何か裏に抱えている子ばかりだったりする。 ―――――――――――――― 先に東雲零が存在し、東雲と関係のある家にらしい苗字として"東雲"には明け方までの空の色を意味する言葉があったため、明け方の時間を意味する"暁"を苗字に。 名前は明るさと育ちの良さのどちらもある名前にしたいと思い、可愛いさや美しさを連想させる"花"と、芸術的才を願う文字として使われることの多い"音"の字で"花音（かのん）"。 「今のうちに色んなことを体験して、色んな事を知れば、それはきっと楽しかったって胸を張って言える思い出にもなるし、何かあった時の武器にもなる……そう思わない？」 ―――――――――――――― ＜外見＞ ―――――――――――――― ＜関係者＞ ・東雲 零（教育係。探索者。） 花音の教育係であり、兄のような存在。頼りになる存在であると同時に、数少ない弱音を吐ける相手。 ―――――――――――――― ＜通過シナリオ＞ ―――――――――――――― ＜接触した神話生物＞ ―――――――――――――― ＜所有するアーティファクト＞ ―――――――――――――― ＜会得した呪文＞ ――――――――――――――

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