タグ： 狂気山脈_HO3 華月咲夜

ターコイズブルー#00afcc シグナルレッド#e8383d ●探索者の作成 舞台は現代。国籍や年齢などに制限はないが、世界最高峰への登山に挑む資格とモチベーションがある、一線級の登山家であることが求められる。 職業は、本シナリオオリジナルの「登山家」を選択することを推奨するが、特に希望がある場合は他の職種でも構わない。その場合でも、進行に必要な技能として、職業「登山家」の技能を参考に技能取得を行うとよい。 ◆職業　登山家 〈ナビゲート〉〈登攀〉〈聞き耳〉〈目星〉〈跳躍〉〈追跡〉〈キック〉 +次の技能の中から個人的な技能として1つを選択： (〈応急手当〉〈地質学〉〈生物学〉〈写真術〉〈水泳〉〈ほかの言語〉) 詳細な所持品などは設定しなくてよい。また、探索者たち全員に初期装備武器として以下の二つが与えられる。 ▼アイゼン 基本命中：〈キック〉/ダメージ：1D6+2+db /射程：タッチ/攻撃回数：1/耐久力：12 ▼ピッケル 基本命中：〈登攀〉/ダメージ：1D6+1+db /射程：タッチ/攻撃回数：1/耐久力：12 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 3-B 隠された真実 君を突き動かすのは好奇心だ。君は知っている。 かつて、かのミスかトニック大学が南極で未知の巨大山脈を見つけ、その存在をひた隠しにしてきたことを。 あの山脈には、「前人未到の世界最高峰」ごときでは済まない何かがあるに違いない。 【ミッション:狂気山脈の謎に迫る】 僕/キミ/彼、彼女 「どんな目的があれど、楽しむ心を忘れてはいけないよ。それは何かを成す為の、一番の原動力なのだから」 「そろそろ水分補給をしよう。コンソメスープは如何かな？」 「正論は確かに正しいけれど、同時に相手を傷付ける諸刃の剣でもある。突き付けるだけが優しさではないんだよ」 地質学を専攻とする学者。 未知のものに対する好奇心と探究心が強く、無駄に行動力がある為、大体いつも何処かしらに出掛けている。 今回も未知の山脈と聞いて「何それ面白そう」とメンバーに志願した。 第一次登山隊の時に志願しなかったのは別の山に籠って研究していたから。 当時、助手に「教えてくれれば良かったのに」と言ったら「連絡手段も持たずに籠ってた癖に何言ってんですか」と逆に怒られた。 iPhoneや財布等の貴重品は無くすと困るからといつも麓に預けてから山や森に入るようにしていた所為。 フィールドワーク中は連絡がつかないとよく助手に文句を言われているが、本人はあまり不便を感じていない。 磁場の狂っている山や森に行く事も多いのであまりコンパスを信用しておらず、持ち歩く事も少ない。 「駄目な時は駄目。タイミングって大事だよね。そういう事もあるさ」 幼少期に山に遊びに行ったらメテオライト(隕石)を拾ったのが地質学者となるに至ったきっかけ。 その時は「ちょっと変わった模様の金属」だと子供特有の『宝物』として保管していたが、学生時代に夏休みの自由研究で詳しく調べたところ、メテオライトである事が判明。 変わった模様が特殊な網目模様の『ウィドマンシュテッテン構造』である事を知り、それが成長過程において約100万年に1℃という速度で冷却していく期間が必要である事や地球上にない物質を含む事から、人工的にこの模様や鉱石を作る事が不可能であると知り、その他の石、ひいては地質学に興味を持った。 元々未知の物への探求心が強かった事もあり、そのまま地質学者となり現在に至る。 元々拾ったメテオライトが小さかった事もあり、少々の加工を施しペンダントとして身に着けている。 「初心忘れるべからずって言わない？これは僕の原点であり、同時に半生を共に過ごしてきた友でもある。言葉を交わせはしないけれどね」 大抵いつもフィールドワークに出ているが、部屋でのんびり本を読むのも好き。 しかし「新鮮な気持ちで見てこそ新しい発見や感動はある」と思っているので、必要最低限しか調べない事も多い。 無駄なトラブル防止や危険回避の為に最低限の事を調べておく常識はある。一応。 フィールドワークから帰って来た後に詳しく調べて知識を補完したり推測を立てたりしている。 「僕としては効率よりも感動を重視したいね。初めてを体験出来るのは当たり前だけど最初の一回だけなんだから」 出掛けると毎回色んな写真を撮ってくる。 見付けた鉱石の研究記録用であったり、(本人的に)感動した景色であったり、楽しそうにしている同行者の姿であったり。 人も物も撮るが、自身が写真に写る事を嫌う為、どうしても撮らなければいけない時以外写真に写る事はない。 数年単位とはいえ定期的に証明写真を撮らなければいけないのが嫌過ぎて自動車免許の取得をやめた過去がある。 電車やバス、タクシーを使ったり、助手に送迎して貰ったり、歩いて行ったりと、車はあれば便利だが無いなら無いで問題ないと思っている。 因みに何故そんなにも写真に写るのが嫌なのかは本人も分かっていない。 「理由が分かったところで嫌な事に変わりないし、特に嫌いなままでも問題ないんだから良くない？」 あまり物事を深く考えないような言動で適当人間に見られがち。 本人も分かってやっているので割とタチが悪い。 よくおちゃらけた言動をしたり敢えて空気を読まない行動を起こすのだが、人間関係のいざこざで雰囲気が悪くなるのが嫌なだけ。 本人は図太いので大抵の事は笑って流せるし大体茶化して終わらせる。 周りの為ではなく居心地の良い環境で気持ちよく趣味兼仕事に打ち込む為なので、別に謙虚さとかは一切ない。 「物事は楽しいのが一番。道化が1人いるだけで結構違うものなんだよ」 人の名前を覚えるのが苦手。 顔は覚えられるのでいつ何処で会ったか等は分かるが、名前は出て来ない。 大抵は「〇〇でお世話になった人」みたいな覚え方をしている。 あだ名を付けたら覚えられるかと思った事もあるが、本名を一切覚えられなくなったので諦めた。 現在の助手の名前を覚えるのに3年かかっている上、今も偶に間違える。 「鉱石やなんかの名前は割と法則性があるから良いけど、人の名前ってどうしてあんなにややこしいんだろうね？」 研究は好きだし論文は書くが発表やら人付き合いに関してはほぼ助手に丸投げている。 堅苦しい付き合いが面倒臭いだけなので別にコミュ障ではないし形だけなら出来ない事もない。 今の助手はその辺特に有能なので割とお気に入り。名前は間違えるけど。 あまりにも間違えるので面倒になって、魔除けや癒し、洞察力を高める効果があるとされるマラカイト(孔雀石)に因んで『孔雀くん』と呼んでいる。 「面倒を引き受けて時には追い払ってくれるから観察や研究に集中出来る。あと一所懸命な人って見てて癒されるよね」 赤子は弱い物だと知らなかった両親により、身体があまり丈夫ではないと思われて魔除けの意味を込めて女名を付けられ、11歳まで女の子として育てられたひとりっ子。 本人的にはせめてミドルネームにでもして欲しかったが、話の種にもなるのでまぁ良いかと思う事にした。 身長が伸びなかったのはこの名前の所為でないのは分かっているが、両親共に高身長なので遺伝どこに行ったとは思っている。 自我が確立する前からずっと女扱い、思春期以降は男扱いで育った為、性自認は薄め。というかごちゃ混ぜになって混乱している。 髪の毛は中途半端に長いと逆に邪魔だという理由で伸ばしている。 「エリス、リース、シリー、リーナ、その他何でもお好きにどうぞ。あぁでもエルやエリーは沢山いるから違う人が返事をしそうだ」 地毛はシルバーブロンド。 山や森によく行くので鮮やかな色の方が目立つだろうとターコイズブルーに染めてある。 赤系統にしなかったのは既に瞳が赤いからとかいう理由。 ターコイズの色は精神を落ち着かせる色と聞いたのもある。 別に石の名前が色になっているからとかそういう理由ではない。３割くらいしかそんな事は思っていない。 色素が薄い為、あまり日差しの強い日は苦手。 ゴーグルが必要ない時は紫外線カット用の眼鏡を着用している。 「裸眼でいられる屋内は楽だけれど、色鮮やかな世界を見る為なら多少の不便さは問題にもならないさ。今は僕も鮮やかだけれどね」 ◇好き嫌い ・好き→未知の物事、知識を得る事、研究 ・嫌い→写真に写る事、ギスギスした空気 ◆技能 ・職業技能 聞き耳→危機回避や石の確認(叩いた時の音での判別作業等)に。音は大事な情報源のひとつだ。 登攀→主に山で活用されるが稀に孤島に上陸する際に使用する事も。フィールドワークしてれば切り立った崖とかよく登るよね。 目星→僅かな違和感も見逃さない為。人は情報の8割を視覚に頼っているという。見るという事の重要さがよく分かる話だ。 跳躍→崖から落ちた時とか小さめのクレバスを飛び越える時とか。膝の使い方がポイント。 ナビゲート→フィールドワークをよく行う為。おうちに帰るまでがフィールドワークです。 地質学→専門分野。主に鉱石の研究をしているが、地層も調べるしなんなら畑の土壌も見る。 ・趣味技能 応急手当→あちこち行っていると怪我をする事が多い為。崖から落ちてお腹に木の根が刺さって死に掛けたのも今では良い思い出。 写真術→記録を付けたり記念に撮ったり。他人や物を撮るのは好きだが自分が映るのは嫌い。 精神分析→テンションが上がり過ぎた同僚や怪我等を見て慌てる助手を落ち着かせるのによく使う。正気を失った時程危険なものはない。 図書館→知識を得る為の手段のひとつ。知らない事を調べるのも資料を整理して使いやすくする作業も割と好き。 製作(料理)→フィールドワーク中の楽しみのひとつ。主にお茶を淹れる技術。携帯食料ばかりでは味気ないし食の楽しみがないのは心の健康にも良くない。 ◆特徴表(1つ) 4-8 大切なもの　1d6→6 他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失った時には1/1d8正気度ポイントを失う。 →メテオライトのペンダント。幼少期に山で拾った石を加工して身に着けている。地質学者を目指し始めたきっかけでもある。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ※生えた 猫舌 8/31生まれ ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ★☆シナリオ☆★ ・狂気山脈〜邪神の山峰〜 フジより高いドリンク班『やぎ座のベータ星』 Ｃ：幸運4c、CON*5 4c Ｆ：SANc98f、目星100f→成長なし、幸運97f、ナビゲート100f→+2 狂気山脈の謎に迫る、ミッション達成→クトゥルフ神話+5 ※メテオライトのペンダント→半分こしてペンダント加工した後コージーにあげた ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ◇名前 Erythrina variegata マメ科デイゴ属の半耐寒性落葉広葉高木。 別名：梯梧(でいご)、Coral tree 花言葉：夢、活力、生命力、和、童心 春から初夏にかけて赤い花が咲くが、毎年満開になるとは限らない。 学名のErythrinaはギリシャ語erythros(赤)が語源で、その真っ赤な花の色が由来。 インドやマレー半島が原産で、日本では沖縄の県花、沖縄三大名花(梯梧、サンダンカ、大胡蝶)のひとつとして有名。 根の力が強く、家の近くに植えると伸びた根が家の土台を傾かせる事がある為、沖縄では『屋敷壊さー(やしきこーさー)』と呼ばれている。 梯梧の花が満開になる年は台風の当たり年になるとも言われ、歌にもなる程。災害を知らせる花とも言える。 ※Erythrinaはデイゴ属の事で、Erythrina variegataは梯梧の学名。 デイゴ属の花言葉はほぼ同じ。 Erythrina crista-galliだとアメリカ原産の落葉低木、海紅豆の別名があるアメリカ梯梧の事。鹿児島県の県木でアルゼンチン・ウルグアイの国花。梯梧の花言葉に加えて「童心」「愛」がある。 Erythrina x bidwilliiだと菱葉梯梧(珊瑚刺桐)でオーストラリア原産の落葉広葉低木、アメリカ梯梧とヘルバケアを掛け合わせた園芸品種。梯梧の花言葉に加えて「優しい気持ち」がある。 ◇色 ・髪→ターコイズブルー(turquoise blue) R:0 G:175 B:204、C:73 M:14 Y:22 K:0 ターコイズとは別名トルコ石とも言い、不透明な青～青緑系統の12月の誕生石として有名。 日本では結婚3周年記念の宝石として知られているらしい。 宝石言葉は「成功」「繁栄」「健やかな体」「旅の安全」。 この石の鮮やかな色彩からターコイズブルーという色の名前が付けられた。 この色は乾いた大地を潤す水を象徴し、イライラや感情の波を静め不安や焦燥感を洗い流して安心感を与えると言われている。 その美しい色合いから人気も高く、模造品や人造品も多い。ハウライトターコイズという名前で販売されている物は模様が似ている白い石(ハウライトやマグネサイト)を青く染めたもので、ターコイズではない。 因みにトルコ石とは言ってもトルコは産出国ではなく、その昔トルコの商隊が貿易品としてヨーロッパに持ち込んだ為「トルコ人の石」という意味でそう呼ばれるようになったとか。 その商隊が旅のお守りとしてラクダの首にこの石を付けていた事からターコイズは旅の護り石として知られるようになった。 強い守護のパワーを持ち、邪気をそらして持ち主を厄災から守ってくれると伝えられている。 インディアンの間では「地球をとりまく美しい空」を表す神の石として特に神聖視されており、天や神の力が宿った聖なる石として崇められていた。神の声を聞く儀式や雨乞いなどに用いられ、父から息子へと代々受け継ぐものであったらしい。 ターコイズは「人から贈られることで更に神秘なる力を発揮し、持ち主を護る」と言われる。 ターコイズを贈るという行為を通じて相手との仲が深まり、互いの想いが強まれば強まる程この石の加護を受けられるという相乗効果があるとされる。 ターコイズ自体の強度はモース硬度5～6、靭性も低く脆い為、アクセサリーとして加工する場合は透明樹脂を含浸する加工を施して強度を高めなければすぐに崩れる。 ※マラカイトのモース硬度は3.5～4、ハウライトは3.5～4.5、ラピスラズリは5～5.5、オニキスや水晶は7、アクアマリンは7.5～8、ルビーやサファイアは9、ダイヤモンドは唯一の10だがルビーやサファイアとの硬度の差はかなりある。靭性はダイヤモンドよりルビーやサファイアのが上。マラカイトもターコイズも靭性は低い。 ・瞳→シグナルレッド(signal red) R:232 G:56 B:61、C:9 M:90 Y:72 K:0 一般に交通信号の赤を表す濃い赤のこと。 停止を意味する赤信号の色を指し、JISの色彩規格では「鮮やかな赤」としている。 小さな点になると色の識別が困難になるが、赤だけは見えるため信号の色として優先的に選ばれた。 赤だけはメーカーやタイプ、色の呼び名によって色の違いが起こることが全く無い為、信号の色が色名に出来るのは赤だけなんだとか。 航空標識、警告灯、鉄道信号、赤ランプ、タコメーターのレッドゾーン、踏切の警報機なども同じ理由による。 シグナルレッドは特に彩度の高い目立ちやすい色とされており、注意(待て)の黄色、進行の青(緑)と共に用いられる。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 過ぎたる好奇心は身を滅ぼすとはよく言うが、好奇心無くして発展は成し得ない 力無き人間は好奇心と向上心によって進化し続けて来たのだから 危険だからと距離を置くばかりでは何も始まらないし成せはしない 熟考する慎重さは生きる上で大切だけれど、時には大胆に行動する事も必要だ 好奇心は種の繁栄と進化の為の本能とも言えるのではないだろうか 人間は特に思考するという行為を繰り返して進化してきた種だ 未知なるものを既知のものにする為に、新たなる知識を求め続ける種だ なればこそ、我々は理性で従えた好奇心という本能を無理に抑えつけるべきではない それによって得た知識を糧とし進化し続ける事こそ、人を人たらしめる行為だと、僕は思う さて、前置きが長くなったが言いたい事は単純だ 知識とは好奇心という底無しの胃袋を満たす、唯一にして無二の存在 さぁ、飽くなき探究心でもって飢えた心を満たそうじゃあないか！

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ