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クトゥルフ PC作成ツール
衛士もゆる
ID:4124417
MD:25ce6d3c20764fc3f57adacd63e503d3
衛士もゆる
タグ:
なるせ家の探索者
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生まれ・能力値
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21
その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
(えじ/-) 職業ベース*大学教授(大学院生)・・・心理学部生なのに職業ポイント自由裁量枠で心理学の技能が取れないのがよくわからなくなったのでプラスで取ってしまいました いかがでしょう 良くなければご一報ください 削除させて頂きます 前の彼氏は、5,6年ぶりに再会した幼馴染だった。彼とは何の因果かSNS上で再会ししばらくやり取りをした後、帰省の際に何度か会って付き合うことになった。生まれも育ちも京都の彼女と違い関東の大学に進学した彼は相も変わらず死ぬほど女が苦手で生真面目そうな感じだった。高身長だし水泳してたし顔も多分悪くない気がするからもっと背中伸ばして歩けばいいのに。自身も大して人のことを言えない割にそんなことを考えてしまうのは昔馴染みの情からだろうか。自身に輪をかけて泣き虫で無口な彼が、ちょっとかわいそうだったのかもしれない。兎にも角にも彼を無下にできなかったもゆるは、この子本当に恋愛とかできるのかなあと若干の懸念を抱きながらも彼と付き合うことにした。 彼との関係は、少なくとも1年は続いた。遠距離で頻繁に会えなかったというのが、当時他にダンサーの追っかけをしていた彼女にとってはある意味で幸いだったのかもしれない。言葉少なに別れた日で一番記憶に鮮明なのは、「見た目が怖い」の一言だった。 見た目が怖い。まあわからないことはないかもしれない。Vカット付きの長いスカルプに重厚な厚底。170㎝の壁は絶対最終防衛ライン。マジノ線なのである。耳に連なるピアス群と黒マスク、赤紫のパンダ目、芋虫みたいな涙袋。・・・まあ、生真面目な彼に好かれはしなかっただろう。別れたい、と言われたとき初めに脳裏をよぎったのは、無理もないなという同情の念であった。 でもわたしだって、昔からそれはもう異性が苦手だった元彼に対して、一切配慮をしなかった訳ではないのだ。踵の高さは唸りながらも6cmに抑えたし、会える月のネイルは3㎜くらい短くした。ピアスといっても軟骨は一つも開いていないわけだし、派手髪とかもしない。というかいくらわたしが盛ったってそれでも結構差あったじゃん。濃い化粧は気遣いだよ。なかったら嫌な思いをするのは君の方なんだけど、わかってくれてたかなあ。 いいよー、わかった。とその場はいかにも人聞き良く引き下がった割に内心大荒れの彼女は、その夜のバイトで雑に絡んできた酔っ払いのお兄さんの誘いに、気付けば首を縦に振っていた。ご機嫌な酒盛りを満喫していたであろう彼の方も、まさか本当に店員が飲むとは思わなかっただろう。勢いに任せ差し出されたジョッキを呷った彼女の頭からはそのとき、自身が一切のアルコールを受け付けない弩級の下戸であることがきれいに抜け落ちていた。どうにでもなってしまえと人生初のビールを喉へと流し込むと、一息に駆け上がった拍動が瞬く間に呼気を弱めていく。あ、眠いかも。そういえば昨夜は、ほとんど寝れなかった気がする――。思考はその辺りを最後に、ふつりと機能を停止させた。 次に意識が戻ったとき、存外景色は変わっていなかった。すっかり客の減ったカウンター席で伏せた上体を起こした彼女は、肩にかかった見覚えのないスーツと隣で舟を漕ぐ先ほどのお兄さん、それに呆れ顔で今日はもう上がりにしといたから、と宣う店主を他人事のように茫然と眺めた。慌てて煙の臭いが染みた羽織を取り、恐る恐る掲げたそれが彼の肩に触れるや否や、それまで穏やかな寝息を立てていた彼が瞼を上げた。え?と声を発するのも忘れ、硬直するもゆるに飲めないならあんな威勢よく飲むなよ、と笑った。まあ多少は俺も悪かったけどさーと急いで付け足す彼が、上がった眦の奥が、なんだかいやに穏やかで。涙腺の決壊は時間の問題で、気付けば堰を切ったように愚痴が溢れていた。 彼との出会いはそんな感じの、蒸し暑い夏の一夜のことだった。悪酔いの限りを尽くす彼女は勢いのままLINEを聞き出し、それから翌夕布団の上でかなり真剣に自害を検討することになる。初対面のお兄さんに、ちょっといい気分になっていただけのお兄さんに度し難い痴態を晒してしまった。可愛らしい彼の軽い絡み酒に、胃もたれするほど凶悪な絡み酒返しを叩きつけてしまった。2時間かけて考え抜いた珠玉の反省文を新品のトーク画面にそっとお送りして、その日の残りは必死に豚の抱き枕と一体化しようと努めた。できなかった。消えてしまいたい内心とは裏腹に、今日もきちんと食欲は胃を襲った。 あまりの申し訳なさで瀕死の彼女とは対照的に、お兄さんはどこまでも寛容だった。猛省中の面倒くさすぎる女に対して、揶揄いと若干の呆れを以てあっけらかんと許してくれた。あれが年上の余裕というものなのか、と思い当たるのはもう二度ほど逢瀬を重ねてからのことである。 それから一年の間、幾度となく二人で食事に行った。仕事帰りに、バイトの上がりに。信条なのか職場での愚痴を一切溢さない彼が直接何かを吐き出すことは少なかったが、ただ一緒に暖簾をくぐりおいしいものを食べて、アルコールを胃に叩き込むだけでいくらか楽になるみたいだった。就職を先延ばしにするべく院へ逃げ込んだ彼女にはまだわからない厄介なあれこれが、社会人にはあるらしかった。 付き合い始めたのに、大したきっかけはなかった。この関係性って結局何なんですかね、友達はちょっとないだろうし。と思い上がったセフレ女さながらの枕詞を述べた彼女に、ほーん。とまるい声で返事をした。そんなら付き合う?と軽い調子で彼が言った直後、彼女は先ほどの言がどれほどの失言であったかに思い当たる。これではまるで、それを言わせるために聞いたみたいじゃないか。そりゃ確かに、彼は優しくてかっこよくておもしろくて、芯のあるすてきなひとだけれど。慌てて弁明を試みた彼女に、彼はやはり揶揄うように笑んだ。 彼に好かれるには、どんな風になればいいのだろうか。元々この関係性は、わたしが無理やり押し付けてできたようなものなのだ。おっとりした子、元気で人懐こい後輩系、おっちょこちょい。性格はもう今更どうしようもないとしても、せめて外見だけは彼の趣味に合わせたくてソシャゲを覗き見たり、何度もそれとなく聞き出したりした。ピアスは別にいくつ空いていてもよくて、髪型は似合っていれば何でもよくて、体型はまあスレンダーな方がいい。もしかしなくても彼は彼女の容姿にさほど頓着がないタイプなのだろうかと気が付くのに、さほど時間はかからなかった。 昔から、好きなもの以外の全てがどうでもいい性格だった。小学生。移動教室と理科の実験、体験型の授業が何より嫌いだった。怠すぎる、一歩も動きたくない。挨拶の度に起立するのも億劫。理科の実験なんか、教科書に書いてありますでもう十分じゃないか。中高生の頃は兎に角早く家を出て、金と時間を自由に使うことばかり考えていた。部活なんか入ってもいなくて、授業は世界史以外全部寝た。なんなら1コマ10k超の高額な塾の講義も世界史以外完璧に寝た。他に学びたいこともなかったから、子供の頃憧れていた探偵を真似て犯罪心理を専攻した。生涯研究を続けられる気はしないけど、かといって院を出て就職先を探す余力もない。そもそも犯罪心理学って何になれるんだ?少年院のカウンセラーとか、いやだ絶対嫌だ。格別楽しいこともない生活でいつもなにか一つだけが心の拠り所で、それはゲームのキャラクターだったり、イケメン俳優だったりした。人生の意義をある一つに定めることによってできる、何かのための人生が楽しくて仕方なかった。その過程で度々交友関係が全面的に崩壊しかけたり、堕落を極めた食生活から慢性疾患のデバフに悩まされたり、あとは何年か前に一度本気で自己破産を検討したこともある。以前世話になった弁護士からは差し押さえ可能な財産があんまりないから意外といいかもねと言われた、最悪。不健全な人生であることが否めないとしても、間違いなく彼女にとってはそれが一番で、他に選択肢などあるはずもなかった。 ところが彼は、特段好きなタイプがないときた。これはどうしたことだろう。最初の数か月は心底悩みぬいて、片端から手あたり次第いろんな服装を試してみた。量産、地雷、あとよくわからないけどやたら派手なやつ。もっと清楚な感じがいいとか言われたらどうしよう、爪はベージュとか淡いピンクが好きとか言われたらどうしよう。可愛いとか似合ってるとかそういう言葉が聞きたい訳ではなくて、ただ彼の反応が知りたかった。いつもなんかすごそうな服着てんなあと言う彼に、努めて何気ない調子で恐る恐るどれが好きとかありますか?と聞けば、お前が好きなんでいいんじゃないとド正論を返された。鳩が豆鉄砲を食ったような顔をする彼女に、俺あんまわからんしなと笑う彼は、まるで太陽のようなあかるさを孕んで見えた。 ・・・とりあえずこれからどうするのか、就職するのか本格的に研究をするのか、まずはそれから決めよう。このままその日暮らしを続けているようでは10も年が離れた彼に、いずれ愛想を尽かされてしまうかもしれない。人間として、彼の傍に置くに足らない愚か者から足を洗わないといけない。インスタの「長続きしないカップル特集!」の投稿をスワイプしながら暗い部屋で溜息をつくくらいなら、まずもう少しまともな人間になるべきなのだ。あと長続きしないカップル特集はほとんど当てはまった。年の差は大きいし、片方は完全に相手に依存してるし、隠し事はあるし、というか己のこの屑さ加減は隠さないでおけるわけないし。せめて面倒くさい女にはならないようにしようという考え自体が、きっともう立派な面倒くさい女のそれなのだ、あーあ。~完~
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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