タグ： 海も枯れるまで

【基本的な情報】 名前:荒久根 浄瑠璃(ｱﾗｸﾈ ｼﾞｮｳﾙﾘ) 性別:🚺/年齢:34歳/ 身長:184cm/体重:64kg ①私,お姉さん ②夏沮瞳ちゃん,〇〇さん,貴方/貴女達　等 ③あちらのお方　等 ---------- 儚げな雰囲気の妙齢の女性。しかし表情は何処となく心ここに在らず、という様に見える。 夫の使っていたバンを改造し、移動式のホットサンド屋「人魚の食卓」を経営。東京の各地で移動販売をしている。 サンドの他に南蛮ガラスに入れたソフトドリンクなども扱っていた。 貝殻の形に切ったパンにサーモンやアボカドを挟み、チーズで包んで貝の模様の焼き型で挟み焼きされた「マーメイドサンド」は当店の人気メニュー。マヨソースでお好みの模様を描けるサービス付き。 浄瑠璃自身の生まれ持った美貌と人柄の良さも相まって、一時期はあちこちのテレビで取り上げられる程の流行りっぷりだった。 しかし上記の様に商売が上々であったにも関わらず、突然店仕舞いをし失踪した。 バンの中には結婚指輪と、 子供向けの人魚姫の絵本が残されていた。 ---------- 【サンプルボイス】 (丁寧〜に、お上品に喋ります) 🕸「お姉さんも、よくたからさがしをしていたわ。一緒に探しましょう。ウフフ、思い出に残るものだといいわね。」 🕸「潮風がとっても気持ちいいわね。お姉さん、ここが好きになっちゃいそう。ずっとここに居ようかしら？……ウフフ、冗談よ。」 🕸「貴女のおうちにお邪魔しているのだもの。お料理とお掃除くらいはしなくちゃあ。ウフフ、お姉さんね、これでも大きなバンを走らせてホットサンド屋さんをしていた事もあるのよ。」 🕸「夏沮瞳ちゃん。貴女の瞳、とっても綺麗。ほんの少しだけ光の差した、うなぞこの色をしているわ。」 🕸「お魚は、『ご馳走さま』したら、骨を海に還すのよ。海に還った骨のお魚に、神さまがまたお肉を付けてくださって、またこの海に戻ってくるのよ。」 🕸「時々ね、ドライフラワーのスワッグとか、星の砂とか、綺麗に咲いた百合の花や、ハーブクッキーなんか、そういう綺麗なものを瓶に詰めて、海に流しているの。 お天道様へのお土産よ。……きっと喜んで下さっていると思うわ。きっと、そうよ。」 🕸「人魚姫のお話には続きがあるの、ご存知かしら？ 泡になった人魚姫は、天に昇って風の精になるの。そうして沢山の愛らしい子供たちに微笑みかけて、再び魂を得るまでそれをずうっと続けるの。 でも……それってとっても幸せな事だと思うわ。だって、私、愛する人達の笑顔を見るのが何よりも好きだった……」 ---------- 【秘匿情報】 経産婦。5年前、家族で海外旅行中、不運にも夫と6歳子供を水難事故で失っている。 親戚の間でも仲睦まじい家族だったと評判だった荒久根家。その愛する夫と子を失い浄瑠璃は途方に暮れていた。 義姉の献身的な励ましもあってなんとか立ち直り、バンでホットサンドや南蛮ガラスなんかを売って気丈に自立出来ている…と、思われた。 でも、近親の死は、浄瑠璃が背負うのには余りに も深すぎる傷だった。 この頃から、生ゴミやガラクタを瓶に詰め海に流したり、虚空に向かって愉しげに会話をしたり等おかしな行動を取るようになる。(瓶詰めのものを流すのは「海にいる2人にお土産を送っているから」。虚空に向かって話しかけているのは、そこに元気だった頃の父子が見えているから。) 時々狂った様にガラス製品を割っては、 「ああ、私は何てことを、罰当たりだわ、贖罪をしなくちゃあ。」 と言って腕や脚を傷付ける事もあった。 「『私が死んだら、遺骨は海に撒布して下さいな。』そう、御義姉様にお願いしてあるの。ああ、私も早く海に帰りたいわ。そうしたら、ずうっとあちらで3人で幸せに暮らせるのですから。」 ----------

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