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『とある幸せな家族の話』HO2：母親 穏やかでタフ。手先が器用。 非力だが、その分長い時間動いていられる。 夫と子供達を何よりも愛している。 夫は名前にさん付け、子供達は下の名前で呼ぶ。 笑顔で怒るタイプ。 ★部屋にあるもの 化粧台(鏡付き)・書き物机(被服系の本が入っている) ・ノートパソコン・子供達からもらった手紙や絵 ・裁縫箱、ミシン、布生地・仁さんから貰ったペナント3つ -----以下細かい設定----- 若い頃、お見合い結婚をしてこの家に嫁いできた。 自分の洋服のブランドを作りたいと日々新たな洋服の試作を行っていたが、鳴かず飛ばずだった頃だ。 洋服以外にも目を向けて欲しい、という親の頼みを無下にも出来ず、お見合いに臨むこととなった。 裏で、結婚まで決まっているとはつゆほども知らずに。 最初の頃は、親に勝手に決められた結婚ということで内心あまり喜べてはいなかった。 洋服のことを考える時間が取られてしまう、と焦ったものだ。 だが生活を始めてみると新婚だというのになかなか会えず、むしろ実家にいたころよりも時間が出来た。 その中で次第に仁のことを考える時間の割合が増えていき、会うことが楽しみになった。 せっかくなら美味しいご飯を食べさせたい。 仕事に集中できるように家の事は任せてもらいたい。 この洋服は気に入ってもらえるかしら。 そうして少しずつ理解を深めあっていき、今では愛してやまない大切な人となった。 子宝にも恵まれ、現在2人の愛する子供がいる。 演劇を通して外向的な兄(姉)巳影（光）と、花が好きで物静かな妹てるる。 芸術の道を進む二人に嬉しさを覚えると同時に、支えになれるならば何にでも手を貸そうと思っている。 演劇の稽古や花を摘む時にちょっとした怪我をしてくるので、応急手当が上手くなった。 洋服のことを諦めたわけではないが一番ではなくなったという感じ。 時々小物を作ってはネット上で販売している。 ★通過済シナリオ とある幸せな家族の話 never ENDing duet　※KPレス ⇒エモクロアコンバート：『変葬』通過 ☆AF・呪文・遭遇した神話生物 [AF] - [呪文] 支配：対象の意志を捻じ曲げて従わせることが出来る呪文 - [遭遇した神話生物] ショゴス ---ネタバレ有--- 『とある幸せな家族の話』 箱庭は崩れた。現実は、惨状でしかなかった。 全員が死ぬことはなかった。けれど、巳影を、光を、救えなかった。 私はのうのうと生き残ってしまった。 愛する家族を殺したのは、あの時手当がうまくできなかった、私だ。 私が家族を殺したのだ。 例え私の全てを差し出してでも救いたかった命がすぐ目の前で、手が届くところで、潰えてしまった。 みんなが幸せに過ごしてくれれば他はいらない。たったそれだけの願いだったのに。 引き伸ばした安寧は、何もかもを絶望的にさせた。 私は、本当にひどい母親だ。 しばらく火を見ることも出来なくなった。 料理もなかなかできないし、うかつにニュースも見られず大変だった。 けれど、私にはまだ支えるべき家族がいる。 巳影、光。私は強い母親をうまく演じられている？ 演劇のお話、もっとたくさん聞かせてもらったらよかったな。 あなたは一人、もしかしたら二人でいるのかしら。 それでもきっと寂しいでしょう？ もしも私が必要とされなくなったなら。 なるべく早くそっちに行くから少しだけ待っていてね。 ・[ショゴス]に遭遇。愛する息子が変貌する様を一番近くで観測した。1d20で-20。 - 『never ENDing duet』（https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15445872）※KPレス AF:祝福のロザリオ 強い祝福が込められたロザリオ。一度だけ判定の振り直しができる。使用するとロザリオは砕けて消えてしまう。 世界は滅ぶのだと聞いた。 確かにそう、なのかもしれない。 あの時に私の幸せな世界は壊れてしまった。それは、もう戻らない。 それでも祝福をいただけるのであれば、それは私の為ではなくて私の家族たちに。 -

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