タグ： 6版 香辛料共

【プロフィール】 ・職業：狂信者。何のかは知りませんけれど ・一人称：私(わたくし)、自分　・二人称：貴方、貴方様、お前 ・好き：奉仕すること、痛いこと、"私" ・嫌い：しつこい女、諦めの悪い男、密室空間、私 ・パサついたプラチナブロンドの短髪、青白い肌、形は整っているがキツイ目つきや傷などで醜い顔立ち 「誰かに奉仕するのは好きです。だって、いいことでしょう。痛いことですか？いえ、割と平気です。好きですよ。何か？」 「アドラー、私の名前は、アドラーです。きっとそうです。そのはずです。他は何も覚えていません。本当ですよ」 所有を希望：服装にコート、革手袋、ブーツ、ホルダー(ナイフとか銃とか試験管とかをしまえるタイプ) 私には一切の記憶がない。何故道に倒れていたのかも、自身の名前さえも。ただ一つだけ、脳裏に焼き付いた光景、何者かが深い水の中で眠っている。海の中に沈んでいるのでしょうか、水槽の中に閉じ込められているのでしょうか。それは思い出せない。ただ、鏡で自分の顔を見た時、その人間が私と瓜二つであることに気づいたのです。 私はこう思ったのです。 これは私と血肉を分け合って生まれた双子であると。そして一瞬だけ、"アドラー"という音だけが頭に響いた。私はそれを"私"の名前だと認識し、それから私はその名前を名乗ることにした。"私"を見つけて、この名を返すその時まで。 しかし、そうしたいのに、記憶がないのも行き場がないのも腹立たしい。だから、私を拾ってくれた貴方は丁度いい、都合がいい、利用させてもらいましょう。ご安心を、恩を仇で返すことはしませんから。そこまで人でなしではないと思います。私が私を取り戻し、"私"と巡り合えた暁には、貴方には最大の感謝を。私にできる限りの謝礼を。 だから貴方が"私"の敵でないことを祈りましょう。だってもしそうだったら、可哀想じゃあないですか。

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