タグ： 朽ちる果実を喰らわば ゆきしろ

くちくら HO１ カラー：ディープロイヤルパープル(#47266E) あなたはHO2のことを愛しく思っている。 それを態度に出しているかも知れないし、隠しているかも知れない。 どちらにせよHO2に対して後ろ暗い感覚があるのだが、それがなぜかはわからない。 そして、物心ついたときから屋敷に仕えている使用人の千草のことをどこか好ましく感じている。 その2つの感情はまったく別の物だと感じるだろう。 あなたは母からお守りと言われて貰った、二つで一揃いの指輪の片方を幼少期にHO2に渡してある。そして残りの片方はずっと自身の身に付けている。 そしてあなたは、幼少期から父である聖彦に「清廉であれ」と屋敷に軟禁されてきた。 反対してくれた母もすでに亡くなっており、今の生活には慣れてしまっている。 理不尽な仕打ちに耐えてきたあなたはPOWに+2の補正（上限は超えない） -------------------------------- 自分に自由がないことを長い年月を経て受け入れてしまった屋敷子息。 母が居ないことにももう慣れてしまった。 千草には母親の面影を重ねて慕っているが、本当の母を忘れないためにと少し線引きをしている。 椿のことは屋敷の中で一番に心を許している。これが親愛ではないことを理解はしているがそれ以上の愛情をほとんど知らないため、千草に対する感情とは違うということしか理解できていない。 父に関しては特に何の感情も抱いていない。 金は出すが基本自分と顔を合わせない、自分と会話をしない人間はいてもいなくても同じだ。 反論しなけえればいい、反感を買わなければ、何も言われない。奪われない。 自分は、父の前ではただひたすらに清廉な人形であり続ける。 趣味はピアノと写真。 弾いてはいけない曲、映してはいけない物。制限はかなりあれども、これだけは父から奪われなかった自由だと感じている。 千草や椿の写真を撮って集めるのが好き。 幼い頃は母が唯一の理解者でそれ以外はみんな敵のようだと思っていた。そのために相手の顔色や仕草、動向をよく見るようになる。 相手をじっ、と見つめることがあり不気味だと思う使用人も少なくはなかった。 現在はなりを潜めたものの、その実、相手の気がこちらに向いていない時にするようにと変更しただけであり見抜くような視線を止めたわけではない。 箱入りで最低限の知識しかないため常識がないように見えることもある。 それでも自分の読める範囲の本は制覇するくらいの読書家である。読みたい本の為に英語だけは勉強した。

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