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｢カノヨ街｣ ▼カノヨ街について 日本国内某所の島に存在する集落であり、和の景観が色濃く残っている。 生活に必要なものは配給されるため、飢餓や貧困の心配はない。 いわゆる「妖怪」の類、人ならざる者と共存している。 そして、共存関係の崩壊を危惧し、住人はほとんど街から出ることはない。 人ならざる者たちの正体が世間へ公開されれば、この街はたちまちよそ者に よって開拓され、蹂躙され、人ならざる者たちは存在を許されなくなるだろう。 住人の服装は和装が中心。 また、建物も平屋の木造建築が主である。 島の中の街ということもあってか電波が届きにくく、通信手段は主に固定電話。 ただし、法律やテクノロジーそのものは基本的に現代日本に準ずる。 　 住人は移住してくることはあるが、出て行く者はほとんどいない。 また、この街では人間と妖怪が共存している、ということもあり、いわゆる「仮装」のようないでたちで人間も妖怪のような姿に扮していることがままある。 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～ 推奨：目星、聞き耳、各HO記載 準推奨：戦闘 【探索者について】 あなたたちは妖怪と共存する町、｢カノヨ街｣の住人であり、それぞれが知人以上の既知関係です。 HO：壱番地の標本（さき） HO：弍番地の貼紙（） HO：参番地の時計 HO：肆番地の鳥居（） 以下、PC情報・秘匿情報。 ───────────────────── HO：参番地の時計 私(わたし)、20代後半～30代前半 紳士的に丁寧な口調で話す(心の底から紳士という訳では無いのでやや崩れた敬語) 激昂したり冷静さを失うと敬語が消える ｢紳士な眼鏡｣ 骨董品店 (古時計、懐中時計、振り子時計、刀剣、陶芸品、絵画、古本、タイプライターなど幅広く取り扱っている。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 古い時計を多く取り揃えた骨董品店を営んでいる。 紳士的に、ときには優しくお客様をもてなす。お店に篭もりっぱなしだと体に悪いので、よく散歩やトレーニングをしている。 インドア派。すこぶる器用ですこぶる素早い。 顔は良く、信用を得やすい。 背は高め。常人並の精神。 地頭は良くとも知識には偏りがある。 《台詞例》 時は金なりと言いますからね。 私は○○といいます。以後、お見知り置きを。 あくまで紳士的に、です。 ここにあるものは歴史ある物品です。触るのは構いませんが、くれぐれも丁重にお願いしますね？ ふふ、今日もお綺麗(可愛らしい)ですね。 な、なぜ笑っているんですか……！あぁもう、こちらを見ないでください……！ 急いだ方が良いのかも知れませんね。 な……ぜ……何故……なのですか……？ 待ってください……待って！待ってくれ！ 時は命なり。時計の針は時間を刻んでいるのではない。自分の命を刻んでいるのだ。 ───────────────────── ～～～～～秘匿～～～～～ あなたは｢ハッカー｣だ。 あなたは｢カノヨ街｣が、反社会組織｢ヴィノムス｣による｢精神重篤患者を収容するバーチャル空間である｣ことを自覚しており、ハッキングによって｢カノヨ街｣への潜入に成功している。 ｢カノヨ街｣のデータバンクおよびデータベースは非常に高度な技術で構成されており、確保すれば莫大な利益を得られるだろう。 また、あなたの経歴および一部の記憶は｢カノヨ街｣のスキャニングを回避するため、あなた自身の手によってパスをかけられており記憶していない状態である。 あなたの目的は｢カノヨ街｣のデータベースを盗み出すことである。 追加推奨：コンピュータ(職業選択は任意) 補足：本シナリオにおいては、コンピュータ技能で特定の場所や人物にハッキングが可能である。 ただし、秘密裏に遂行できる限度として、《ハッキングはセッション中、3度まで》とする。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【現実】悪い眼鏡 Webデザイナー兼ハッカー 紳士に振る舞うのは、その方が信用を得やすいから。 《台詞例》 チッ……いえ、なんでもありませんよ。 取引をしましょう。えぇ、双方得のあるお話です。 金です。はい、大きな利益があれば私は嬉しいです。 怖いことはありません。こうすれば最大の利潤を得られるのでしょう？ 悪いとは思っていますよ？ 取引の条件をお忘れですか？余計な被害が出るとは聞いておりませんでしたが。 あぁ、そうですか……──ならこの話は終わりだ。あんたとは手を切らせてもらう。

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