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良いとこ育ちのお嬢様。 父は日本人で大学教授、母はイギリス人で世界的有名なファッションデザイナー。高校卒業後は憧れの母親のもとで勉強しながら一流のデザイナーを目指している。 自宅はかなりの豪邸で、執事やメイドも雇っているような家。幼いころから様々な稽古事をしていて、乗馬もその一つ。他にもピアノ、ヴァイオリン、茶道や華道などを嗜んでいる。女の子らしいことばかり勧められたのと、すぐに手を貸してくれる使用人がそばにいるからか力仕事は苦手で運動神経もあまり良くない。が、別に困ったこともないので本人は気にしていない。今日も優雅にティータイムを楽しんでいる。 高飛車で勝気な性格ではあるが、その自信がつくほどの勉強家でもある。参考になりそうな本を片っ端から読み漁ったり、デザインのヒントになる景色を見つけては写真に納めている。ちなみに高価な高性能カメラなのでとても綺麗に写る。たまに関係ない写真も撮っている。思い付いたものをすぐにイラストで描くためのスケッチブックも欠かさない。繰り返し描いていくうちに少し絵が上手くなった気がしなくもない。 京都に住んでいるということもあり、地元に関する歴史にはそこそこ詳しい。近くの神社やお寺によく御参りに行くぐらいには信仰心がある。神様や仏様は人並みに信じているが、逆にそれ以外のオカルトじみたことはあまり信じていない。 ☆母親が有名人なため周りの同業者達から注目されることが多いが、それゆえに同年代のデザイナーからはあまり良く思われていない。本人も母の存在のおかげで仕事が上手くいっていることは自覚している。 高校生の頃、そういった周りからの評価に苛立ち、反抗期も相まって母親のことを悪く言ったり今までのアドバイス全無視のデザインをしたりと荒れていた。当然、母とは大喧嘩になったが、自分が「有名デザイナーの娘」としてしか見られていないことの不満と自信のなさを母に打ち明けるきっかけとなる。いつ以来なのか頭を撫でながら話を聞いてくれた母に、「それでも、自分を護るために他人を傷付けてはいけない」と言われ、デザイナーとしても娘としても、なんてひどいことしてたんだろうと反省し、忘れられない言葉であり彼女の信念ともなっている。今は母の教えを取り入れつつ、自分らしいとも思われるようなデザインを目指して模索中。 その反抗期に描いていたデザインは当時、周りからは酷評と同時に仲の良い人には心配されたほど滅茶苦茶。自分への戒めとして保管していた。 しかし最近はたまに眺めては、「ほんまおもろいもん描きはったなぁ」と珍しく関西弁が出るぐらいツボっている。(京都在住だけど普段の話し方はお嬢様口調) 母娘仲は業界で話題になるほどとっても仲良し。ちなみに母親の呼び方は「マミー」。 その他興味ポイント 隠す→こっそり買ったスナック菓子や漫画が自室のどこかにあるとかないとか。

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