タグ： 初恋性:ストックホルム症候群 ハイフェッツをなぞる病

SIZ 振り直し(8→10→13) 家族で神を信仰をする家に生まれた。 しかしあまりにも狂いに近いその家族と馴染めず(強制はされなかったが)家を出るため死に物狂いで勉強をした。 その結果、神とは真逆の科学という方面に進む。 そこでミチルと出会い、助手となり、かけがえの無いない、相手となる。 ------------------------------- 彼女との出会いは21の時 この業界ではかなり有名だった彼女との出会いに、不覚にも私はドキドキしていました…憧れて、いたんです。しかもその、助手の募集でしたし…天才を、間近で見れると。 なのに… 出会ったのは、あのなんというか…ぱっぱらぱー…というか……ちんちくりん、というか… 初めは、もう無理ですね、と笑うしかありませんでした。生活力はありませんし、突然寝ますし、と思ったら大騒ぎして。 やめてやる…なんて何度思ったことでしょうか。 …………でも…私自身、夢がありまして。 神などという、目に見えない力ではなく、科学という、目の前の人間こそが、世界を幸せにできる、力を持つと証明をしたくて。 その力に、1番近いのは、やっぱり彼女だったんです。嬉しそうに、楽しそうに、機械を触って、出来たものを自分の子のように可愛がって、みんなを幸せにできると。 まあ、少しズレているような気もしますが。 それでも私は、そこに惹かれました。 あとは…彼女の面倒なんて見れるのは、私ぐらいですよ。なんて、そこにたどり着くのに、4年はかかりました。認めたくありませんでしたし… …でも今は、ミチルを、愛しく思います。彼女はどうか知りませんが。7年もいますが、よくわからないんですよ。 だから、だから。失うなんて、考えられませんでした。私にとっても。世界にとっても。 助けたいと、そう願うのは、当たり前でしょう？そのために私は、自分の嫌い、な……ソレに、手を出すことにしました。死に逆らうなんて、それしかなかった。けれど、必ず、生かすとそう誓いました。 彼女がそう願ったか、なんてわかりません。言ったでしょう、彼女は本当にわからないんです。…最後ぐらい、私のわがままを聞いてくれたら、いいのですが。 -------------------- 身の回りの世話、スポンサーへの協力要請、仕事の補佐、をこなす。 最初は子供への愛しさと言うところだったし、補佐ではなく自分が上に行くためのステップと考えていたが、いつからか、彼女の仕事への本気具合に心打たれ、助手として誇りを持って、今はそこに身を置く。 自分が忌み嫌うものに手を染めてまで、彼女を求める。 「あなたの…そばにいれるのなんて、私ぐらいですよ」 「？？じゃあ！いてくれれば良いじゃん！」 これで落ちる(カモ) 地頭や生まれが悪いが、努力家。天才と並び苦しんだこともありますが、今は叶わないなって優しく見てる。(28) ただし、今からミチルちゃんがあう季壱くんはこうじゃないですね！

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