タグなし

彼は盲目の画家である。 小鳥遊　夜彦（ﾀｶﾅｼ ﾖﾙﾋｺ） 男性　A型　12/24生まれ 29歳 ひどく痩せた長身。実際よりも何故か大きく見える。 髪は白く細く、乱雑に纏められている。 シナリオ開始前の設定 先天性の盲目で、世界を見たことがない。 耳で聞いて肌で感じて、世界を知覚する。 言葉は書くことはできないものの、かなり猛練習して覚えた。昔はラジカセなどで録音したものをずっと聞いて話す練習をした。最近になり読み上げできる本が増えたのでそれらが登場してからは1日のほとんどを本を読んで（聞いて）すごす。 見えないからこそ、彼は色というものに執着した。 彼の肩書きは画家である。 幼少のころは「色というのはなにか」ということを親兄弟、友人に聞きまくり面倒に思われていた。そこでの返答を集め、彼の中に色というもののイメージを生み出した。彼が最も求めるものが「色」だった。 彼が病床に伏すようになってから、「どうやら色を固めて保存されている液体というものがあるらしい」ということを思い出し、取り寄せて絵を描いてみた。 すると世話役の婆がたいへん感動して知り合いに見せびらかし、あれよあれよという間に彼の絵は有名になり、気がついたら「盲目の画家」として世間に知られるようになった。彼は自分が描いた絵がどんなものかはわからないが、「誰かが認めてくれるなら」と思い、今日も絵の具を取る。 落ち着いた語り口調で、話す人を安心させる。悟ったようなその口ぶりは、まるで全てを諦めているかのような。 瞳は、最後に見たあの空のように、深く燃える宇宙と地球、朝と夜の境の色。 口癖「その色はあなたにとってどんな色ですか」 家族 名家の長男。歳の近い弟、妹がいるが兄弟は至って健康。弟に家を継がせる責務を負わせてしまい申し訳ないと思っている。兄弟はやさしくか弱い兄のことが大好きである。 古くから家にいる婆やが彼の世話をしている。お金はあるので通院や介助に困ったことはない。 母は彼のことを守りたいとずっと思っているが、父親の方は役に立たない長男を厄介払いしたいと思っている。いた。 病状・生活 先天的かつ病状が進行していくような病気 目が良かったとしても体育の授業には出られない程度。 たしか普段はどこか日の当たる部屋で療養している。本を読んで、気が向いた時や求められた時に絵を描いている。 「隠す」技能欄を「手探り」技能に代用 「幻想というのは、口に出すとなかなか叶わぬものなのです」 「僕にとってはただ液体をぶちまけているだけなのですが、どうもそれがいいと言ってくれる人がいるもので」 「不純ですよね、結局生きるために絵をえがいているのです。」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ