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竜仙 莇(りゅうせん あざみ) 【名前由来】 竜胆→竜 鳳仙花→仙 莇→莇 リンドウ 誠実、正義、的確、悲しみにくれてるあなたを愛する、淋しい愛情 ホウセンカ 私に触れないで、心を開く アザミ 独立、厳格、復讐、満足、触れないで、安心 冷静、温厚篤実、 困難な境遇にも立向かうしっかり者 意外な才能 イギリス人と日本人のハーフ。 父が航空整備士 母がアロマセピスト 父母共に優しい人だった。 そんな、父と母に育てられ、元気に成長していった。 しかし、ある日家族で出かけている時に、デパートで爆弾テロが起きた。 その爆発が起きた頃、ちょうどデパートの前にいた。 爆風により、瓦礫が飛んでくる。 まだ小さかった彼は理解する間もなく、気づいたら父と母が自分の上に被さっていた。 優しい母と父に抱かれながら2人が次第に冷たくなっていくのを感じていた。 救助が来て助けられた頃には母と父は息絶えていた。 そして、救助された時に初めて、自分を怪我させないために庇って覆いかぶさり、自分に当たるはずだった瓦礫により息絶えたことを理解する。 その後、身元確認の後に親戚だった黒田家へと引き取られることとなった。 それが、8歳の時の出来事だった。 黒田家には息子がおり、彼とは10歳の歳が離れていた。 最初は事件のショックで心を閉ざしていたものの、次第に心を開いていくことになる。 しかし、性格は暗いとまではいかないものの、静かでクールな性格へと育っていく。 そのため、好き好んで他人と接することはあまり無かったが、必要とあらばちゃんと人とは接することができた。 そして、父母に似て優しい子だった。 好き好んで接することはなくとも、困っていたら放っておけない性格だった。 勘九郎にはとても懐いていて、勘九郎が警察であることから、警察に憧れる。 そのように、最初は憧れという純粋な理由だったが、ある日彼は勘九郎が必死に警察官という職務を全うしている姿を見て思ったのだった。 「警察官は市民を守るもの。 それじゃあ、警察官は誰が守ってくれるの？」 彼はそんな疑問から、勘九郎を守れる存在になるために警察官を目指すのだった。 ある日、勘九郎がとある事件の際に足を怪我したと聞いて尚更その気持ちが大きくなる。 警察学校での生活を終え、やっと仕事に慣れかけてた頃に一人の女性と出会った。 出会ったきっかけは、彼女はベビーシッターをやっており、シッター先の子供を連れて公園にやって来ていた時だった。 たまたま公園を通りかかり、彼女とすれ違う。 すると、ふっと、なんだか懐かしい匂いがしたのだ。 懐かしい、あたたかい、優しい、けれど、どこか悲しい匂い。 それは、彼女が普段リラックスするために使っているアロマの匂いだったのだ。 そのアロマは母が調合したアロマ。 それは運命なのか…… 彼は普段、好き好んで人と接する事はなかったが、初めて自分から彼女に話しかけたいと思った。 気づいたら彼女に声をかけてしまっていた……。 それから、彼女とは趣味が同じな訳では無いのに、波長が合うのか頻繁に話すようになった。 そして、彼女と接していく家に段々と彼女に惹かれていく。 彼女も、彼に惹かれていく。 そして2人は、結婚を前提にお付き合いをすることとなった。 最初は、警察官という仕事は家を留守にすることもあるし、もしかしたら危険に晒すこともあるかもしれない。 だから、付き合うつもりも、ましてや結婚する気もなかった。 しかし、彼女の覚悟は固いもので、その覚悟が嘘ではないと感じたからこそ付き合うことにした。 そして、今から一年前。 異能力による事件が増えていった。 その発端となる「人体発火事件」 最初の被害者は男性。 突然男性が燃えだした事件だった。 それからも次々に同じような事件が多発する。 彼女の安否を心配しながらも仕事に打ち込む日々が続く。 そんなある日の事だった。 信じられない、目を背けたくなるような現実が目の前に突きつけられることとなる。 彼女が人体発火により命を落としたのだった。 皮膚が焼け爛れ、身元確認が困難な中身元確認ができた理由。 遺体が付けていた指輪だった。 それは、付き合う時にお揃いで買った指輪だった。 悲しさ、憎しみ、悔しさ、色んな感情が込み上げてきた。 何があっても犯人、そして子の一連の事件の親玉を捕まえる。 こんな辛い思いをする人を増やさないためにも今まで以上に熱心に仕事に打ち込む。 そして、今から4ヶ月前。 異能警察第一課が発足される。 勘九郎に命じられて、犯人を暴くためにも、異能警察第一課へと配属されることとなる。 自分の目的は、あくまでもメンバーの観察。 なるべく情報を手に入れやすくするためにも今までのままではいけない。 情報を引き出しやすくするには、フレンドリーに振る舞う他ない。 そんな思いで、普段とは比べ物にもならないくらい明るく接している。 この接し方のお手本は彼女だった。 彼女は明るく元気でおちゃめで、どんな人、子供でもすぐ仲良くなっちゃうような人だった。 そんなことを思い出してはたまに悲しい目をすることもある。 両親が亡くなった時の爆破テロのトラウマで、大きい音が苦手で、爆発の時の炎と彼女の死の原因になった火もトラウマで苦手。 故に、拳銃の音も苦手。 拳銃はあまり好きではないため、近接戦闘を極めようとしている。 警察官という職業である以上、万が一の時に拳銃が使えないと、救える命も救えなくなってしまう。 そのため、射撃訓練もちゃんとしており拳銃も所持しているができることなら使いたくない。 父が航空整備士で機械をいじっているとこを近くで見てきたからか、はたまた、拳銃が嫌いだからか、能力は触れたものを修復または劣化させられる能力を手にする。 しかし、任務上その能力を隠しており、天啓の閃きという能力に書き換えているため、疑われないように少しでも多くの知識を得るため色んな本を読むようにしている。 苗字は母と父が自分を守ってくれたことを忘れないためにも、黒田ではなく竜仙のままにしている。 黒田さんのことは、クロにぃと読んでいるが、流石に仕事の時に呼ぶと怒られるので仕事の時は黒田警部補とよんでいる。 しかしたまに、クロにぃと呼びそうになることがある。 「あれ？僕に惚れちゃった？ あー、でもごめんねぇ～ 僕には心に決めた人が居たから君の気持ちには答えられないや～」 「僕も女子会に混ぜてよ～」 「そんな怖い顔したらモテないよ～ 双葉ちゃんに ﾎﾞｿｯ」 「集中したいから話しかけないで(真顔)」 「」 【みんなの呼び方】 黒田さん→クロにぃ/黒田警部補 斑目さん→斑目(階級) 東さん→東 朝倉さん→朝倉(階級) 双葉→双葉ちゃん HO1→ HO2→一花ちゃん HO4→

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