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警視庁特殊犯罪捜査零課、不平班の班長。 二卵性双生児の弟がいる。弟の名前は不平満(ふびらいみつる)。 母方の叔父が中国管区警察局(現中国四国管区警察局)の局長。叔父の名は来栖 陳(くるす ぜん) 父、不平 斑(ふびらい まだら)は普通のサラリーマン。 叔父の影響で幼少期から曲がったことが大っ嫌い。将来の夢はずっと警察官。 中でも凶悪犯を捕まえる捜査一課に強いあこがれを持っていたため、捜査一課に入るために勉学に励んだ。 学生時代は「名前が不平等なヤツが警察官になんてなれるのかよ」とよく馬鹿にされていた。 大学では法学部へ入学。卒業後警察学校へと進む。 警察学校では大変優秀な生徒だったため周りからの反感の声も見受けられた。 その際どこから漏れたのか叔父の事を引き合いに出されることが多く、七光りだどうだと言われるたびにはらわたが煮えくり返る思いをしていた。そう思われるのが心底嫌なので死ぬほど努力した。 警察学校卒業後晴れて捜査一課へ配属される。相模原も同時期に捜査一課へ配属される。 事件解明を急ぐあまり自分勝手な行動をすることがあるため上司から煙たがられることもしばしば。 ついたあだ名は「呉の荒馬」 そのような行動をよしとしない上から機動捜査隊へ飛ばされる。まじふざけんな死ね。 初動捜査しかできないストレスで禿げ始めたのでスキンヘッドにした。叔父も親父も禿げてたから別に気にしてない。歳もあるし。 零課発足の話が出た際不平を推薦してくれたのが相模原。 発足後はチーフとして零課で事件を追いながら、上の人間に邪魔されないようにいろいろ言いくるめたりしてる。 事件解明のためならえぐいことも割と平気でやる。犯罪すれすれの事をばれなきゃいいだろつってやる。 昔の事があるので上の人間が嫌い。でも大人なので表には出さない。いつか全員首を飛ばしてやろうと思っている。 ▼一人称 わし 基本広島弁でしゃべる。上司と話すときは標準語と混じる。 足癖が悪く、すぐ足が出る。それが理由か足が長い。 見た目が完全に893なので小さい子に怖がられがち。それを分かっているので自分から子供には近づかない。 特技:口八丁 誕生日:7月31日 誕生花:ルドベキア(花言葉…正義、公平) 好きな食べ物:キスの天ぷら 嫌いな食べ物:ない 【各PC呼び方】 HO2➡しの HO3➡とら HO4➡さくちゃん 【秘匿】 相模原とは警察学校時代からの仲。 当時から強面でとっつきにくかった不平に相模原から声をかけてきた。 「ふひらいひとし？くん？？すごい字だね」 「ふびらいじゃ。なんや、言いたいことでもあるんか」 少し凄んでみる。そうすればみんな言いたいこと飲み込んで話しかけたのを後悔しながら去っていく。 わしは捜査一課に入るために勉強しにきたんじゃ、仲良しこよししにきたわけじゃない。 じゃけぇわしに構うな。 「警察官が不平等って矛盾してていいね、私そうゆうの好きだよ」 「……は？」 なんじゃこの女は。おちょくっとんかと思ったけど彼女の目は真剣そのもので絶対に目を離そうとしなかったしわしも目が離せんかった。 その目がフッと細められたと思うと 「じゃあこれからよろしくね！不平くん！」 そう言って去っていった。 今思うとこの時に惚れてたんだろうな。 そこから不平が相模原を猛烈に意識しだす。最初は惚れてるのに気づかずにライバル視してた。等負けず嫌いなので。 お互いのやり取りの中で不平の代名詞「不平等を等しくする男」が生まれる。 話しているうちに惚れていることを自覚。警察学校を卒業する日に告白しておっけーもらった。 捜査一課で互いに切磋琢磨しあった後捜査零課が発足。不平が零課のチーフとなっても交流は続いていた。 三年前のあの日までは。 磔にされた彼女の手首からのぞく見覚えのある腕時計。 「せっかくプレゼントもらうなら普段使いできるものがいいな」 そう言われて二人で選んだ。だから見間違えるはずがない。 「相模原」 職業柄いつかはあったかもしれない事。だがこの最期が異常だということははっきりと分かった。 そこからは記憶が曖昧でほとんど思い出せない。 彼女の事件を追ううちに犯人は警察署内の誰かではないかと考えるようになった。 現役捜査一課の相模原をあそこまで追いつめられる人物などそうそういないはずだと。 誰であろうと許さない。絶対に犯人を見つけて捕まえる。あわよくば殺す。暴れたっていうことにして射殺すればいい。 報告書なんていくらでもごまかしがきくんだから。

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