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｢この母なる大地が、私に救いを望んだのだよ｣ 【人物像】 秘密結社｢クーストース｣の創設者。 謎の多い人物で、人を惑わさぬよう顔を隠している。 自らの天命を何よりも重んじ、自己を顧みない。 【エピソード】 ・名前には｢神に愛されし者｣という意味がある。彼の両親が敬虔なキリスト教徒だったためであるが、実際にその名の通りの人物となった。 ・彼は生まれて早々に、自分はこの世の人々を導くために生まれたのだと確信した。まだ幼い彼にそうしたい気持ちなど全くなかったが、どうしようもなく自分が選ばれた存在であることを理解してしまった。だから政治を学び、正しい方法でそうあろうとした。はじめのうちは。 ・彼は人の醜さを知った。不思議なことにこの世界を動かしている人間ほど醜く感じた。『世界が救いを求めている』と、そんな風に語る彼の周りには人が集まっていった。彼に心酔し、崇拝していった。彼が望まぬとも。 ・そうして彼は決めた。自分はこの世界の｢目｣になるべきなのだと。秘密結社を作り上げることで、不完全な法に縛られない力を持ち、世界が間違った方向に進まされようとした時に正せるようにした。そう望まれた気がしたから。

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