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2015「芸術家」参照 選択技能〈生物学〉〈芸術(彫刻)〉〈製作(金属加工)〉を取得 ▶︎彼女にとって武器はHO1へのラブレターであり芸術作品の一環である(HO1が使用するとは言っていない)。また、彫刻は武器への模様細工、武器製作以外の金属加工も戦場では重用されるため。 趣味 〈回避〉 ▶︎彼女は余計ないざこざや怖いものから回避したい。正直そんなものに関わっている暇があったらHO1と会話していたい。 〈拳銃〉 ▶︎武器を作る以上試し撃ちは必要である。ただあくまでも試し撃ちであるためさほどうまくはない。 〈製作(製作図)〉 ▶︎言われた通りのものばかり作っていたため、職業技能ではない。ただ、本人がHO1に褒められたいがために独学で覚えたものである。 〈その他の言語(英語)〉 ▶︎ちょっとお話ししたくて頑張った。頑張ったが成果はご覧の通りである。 特徴表3-1「天気予報士」 外を見てアイデアロールに成功すれば短い期間（1d6+1時間）の性格な天気を予測できる。降水確率や風の向き・強さ、嵐の時間帯、雷の落下しやすい場所なども予測可能だ。 ▶︎鉄鋼業には天気が重要である。 【国について】 帝陀羅要塞國（だいだらようさいこく） 【国の情報】 公用語…要塞国語（日本語みたいなもの） 首都…A区画 最大の都市…D-4区画 政府 …女王:鏖（おう） 大臣:絞（こう） 議長:贖（しょく） 外交官:扼（やく） 国土総面積…255,000㎢ 人口5,000,000人 GDP…2,300億札（自国通貨表示） 通貨…札（硬貨は廃止された） 国歌…【乙女よ、鉄であれ】 【公開範囲-全体】 　四方を厚い壁に覆われた閉鎖的な島国。繊細さと頑丈さ、実用性に優れた金属系加工業によりその名を広めたが、その存在を詳しく知るものはほとんどいない国であった。第三次世界大戦の始まる数十年前から突如要塞の門を開き外交を開始。前から細々と外交をしていた国からは「まるで国そのものが変わってしまったようだ」とのこと。 　国王は「鏖（おう）」という女性であり、男性の多い外交の場には外交官の「扼（やく）」という女性しか現れず、鏖が現れたとしても仮面を外さない。それどころか男性と話すことすら機械音声で行うレベルであり、おそらくは男性という存在に対して嫌悪を覚えているとされている。あまりに不敬で不遜な態度から一部の国では相当な嫌われようを見せたが、それでも帝陀羅の金属系統はその態度に目を瞑れるほどには素晴らしいために外交を続けているところが多い。金が用意できない国に対しては15歳以下の少女の孤児を代わりに用意させている。 　国民のほとんどが生産者であり、肉が少なく魚をよく食べる。食事についてはさほどこだわりの無い一方で彫刻などの芸術品については評価が高い。特に埋（まい）という芸術家の彫刻やブロンズは各国で高値で取引されている。 　信仰については神を信じるものは少なく、たまにポツポツ商売神などの信仰がある程度。ただし全ての神の性別は女である。 　第三次世界大戦の始まる5年前から外交官と共に現れたのが当時16歳の贖（しょく）である。贖は現在の帝陀羅の加工業の頭であり国の議長であるとして、外交の席に度々姿を見せた。第三次世界大戦勃発時は武器を製作することから技術研究所所長兼戦争大臣となり、終戦後はその責を自ら全て負ったという。 【公開範囲-国内】 　復讐と血に彩られた要塞。鏖が女王になるまでは女性という者は奴隷であり、そして道具であった。男性に隷属を強いられ、人権すら与えられなかった。鏖は国王の第15夫人にして大臣の第6夫人、そして議長の第2夫人その他の肩書があった。つまりはていのいいアクセサリであり奴隷である。鏖は姉と妹を男たちに犯され殺され、自身も男共に仕える奴隷となりながら復讐を企てていた。彼女は同じような境遇の女を集めてクーデターを決行、この余波は国全体にまで広がり、国王をはじめとした全ての男を鏖殺してみせた。1人残らず、全てである。それ以降この国のD区画以外に男はいない。ちなみに唯一国内で他人に敷地を踏ませるE区画、その施設の床の大理石とオブジェにはその際に殺した男たちの骨が使用されている。この場所を褒めると女王の機嫌が少しだけ良くなる。 　鏖をはじめとするクーデター幹部は、クーデターの際に本当の名前を腰、または臍の横に刻印して偽名を名乗った。このことから、他の女性ややってきたり生まれた少女たちにも同じことを行う習慣がついた。つまり帝陀羅の女たちは皆偽名である。本名を知り、そして呼べるのは裸になれる関係…家族か恋人である。 　鏖は自らの復讐心を他人に持ち越すべきでないとして、他国への移住や結婚を否定しない。D-1区画とD-2区画は結婚した男女のための場所である。ただし男性はその区画以外への移動は禁止されている。法を犯せば即刻死刑、E区画に骨をばら撒かれることになる。法さえ犯さなければD-3区画…墓地で妻や子どもと共に墓に入ることを許される上に暮らしに不自由しないため、破る人間はそうそういない。 　鏖は自らの業や復讐心は他人に持ち越すべきではなく、これ以上は何も恨まない。 　—————————贖以外には。 【公開範囲-大臣以上の地位】 　贖は鏖の実子である。誰の子供かなどわからない。ただ、どれかの汚らわしい血が流れていることだけは確かである。鏖は贖に名前をつけず、地下牢に幽閉した。つまり贖に本名はない。鏖は贖に偏見だらけの教育を課した。10歳でモノを作ることを教え、無理矢理モノを作ることは楽しいことであると洗脳じみた教育を施した。16歳で外交に立たせ、そしていずれ来るであろう戦争の矢面に立たせたのである。 　戦争終結後、鏖は”母”として、贖を抱きしめて一言お願いをした。 「戦争の責を負ってくれ」 　初めての”母”からの触れ合いとお願いに対して、娘の反応は決まっていた。 「分かりましたわ、女王様！」 　贖をスケープゴートにして殺すことは、男たちに対する鏖の最後の復讐である。 【贖について】 　地下牢育ちの名無し。つまりは超箱入り娘。10歳でものづくりを覚えてからはめきめきとその頭角を現した。人形のように言われたことをこなしていたある日、外交に訪れていたHO1とあったほんの些細な出来事により贖は恋に落ちた、と本人は思っている。実際は孤独であった時にたまたま優しくされてしまったために脳が勘違いを起こして依存状態に陥っているだけである。しかし初めての男性と初めての優しさに贖は即落ちした。HO1が武器を求めるから、褒めてくれるからより良く、より強いものを作り、それを卸した。彼のデンリンジャーには恋する乙女のマジック(角度によって引き金が引けなくなる。つまり自決ができない)が入っている。「自決したいのでしたら私をお使いくださいまし」らしい。 　鏖にはさほど好かれている自覚はない。なんならおそらく嫌われていると思うが知らないふりをしている。 　死刑囚生活は別に嫌ではない。「HO1様と同じ屋根の下にいるかもと思うだけでドキドキしますわ…」と、恋愛(スイーツ)脳全開である。死にたくはない(主にHO1への恋心)ため、ちょっと悪い子になってみようかなと考えている。恋は人間を変えるのである。 【他HOについて】 外交にたまに顔を出すので顔見知りではあると思います。 HO1…「しぇで様」。BIG LOVE。彼女のモチベーションであり生きがい。いなくても生きていけることに彼女自身が気づいていないため、軽度の依存状態に陥っている。恋というには少々悍ましい。 HO2…「ぶれあおじさま」。やさしいおじさま。よくお菓子をくれたり劇を見せてくれる。実はHO1の方が年上である事実を知らないし自分をおじさんと言っているのでおじさまと呼んでいる。 HO3…仲良し。国自体は少し許してない。 【取得AF】 【加工された時の時計】 『時の時計』を小型化・軽量化したイス人の発明品。 見た目は赤い宝石が散りばめられた銀色の勲章。 本来の”時の時計”は使用するための手順が存在するが、本勲章はイス人の手により加工され、「針を行きたい時代へ合わせ、MP5を消費する」と「所有者を望んだ時代へ肉体ごと転移させる」アーティファクトと変化している。 ※このアーティファクトを持った探索者が別の時代のシナリオへ行く際は、必ずKPに許可を貰ってください。 ※また、「本シナリオに参加した探索者は時間移動が可能となる」事は明言して大丈夫ですが、ネタバレを避ける為「イス人から貰った”銀の勲章（加工された時の時計）”によって行える」事は伏せてください。 【追記】 彼女は贖ではなく、ただひとりを愛するラーズグリーズ(ラズ)になった。 524748

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