タグ： 金糸雀の欠伸 HO4

職業技能：言いくるめ、聞き耳、心理学、説得、追跡、法律、目星 ＋次の技能から１つ：運転（自動車・二輪車）、信用、組み付き、武道（柔道）、日本刀、拳銃、杖 ＜人物像＞ 42才、署内でも中堅以上に属する中年女性で、朗らかなお母さん的存在。 フットワークも軽く、聞き込みなどでは女性ならではの細やかさを生かして奮闘している。 中年女性ということで話しやすいのか、情報収集が得意。 反面、犯人との戦闘面ではあまり表に経つことはない。その分、医学知識や・応急手当などに長けている。 ＜内情＞ 刑事という仕事に対する誇りも、正義に対する倫理観も、若い頃は確かに持ち合わせていたのに。 縦割りの男社会の中で名誉男性としての役割を求められ続け、望むまま踊らなければ容赦なく叩き潰される警察社会の中で摩耗している。 雪の深い山道を一人で歩いている気分だった。 両足には雪玉みたいにたくさんの重たいものがくっついて、先に進むことはもはや困難を極める。 それでも歩みを止めればそれは死に直結するから。 少しだけ雪を払い落とし、重たくなった足を必死で動かして前へ進む。 この雪をすべて溶かせたらどれだけ楽だろうと思いながら。 これまで歩いてきた道程があるので表面上はうまく付き合える。 警察として「こう立ち回れば正解」という道筋を経験上心得ている。 取り繕うことばかりうまくなった、と自嘲している。 夫とは10年前に離婚、娘と自分の両親と同居の4人暮らし。 夫は金銭的に安定しない職業だったので養育費はなし。 その後再婚したと聞いている。元夫から娘へ面会の希望もなく、完全に別の人生を進んだと割り切り済。 娘の遥には離婚したことも、元夫が再婚したことも伝えている。 遥の世話はほぼ両親に丸投げ状態。 できることなら自分の手で育てたい気持ちはあるが、長時間労働も休日出勤も当たり前の職務で物理的に無理。 実家は中流家庭、両親は普通に善良な人物。 だが、すでに老齢のため金銭的に静が収入を得られなくなったら家庭が積む。 娘は容姿も頭もよく、こんな家庭環境でよくこれだけ真っ直ぐに育ってくれたと思っている。 名門の私立中学受験を目指している。 制服の可愛いお嬢様学校で、その分学費も高額なため今の仕事を手放すわけにはいかない。 今は若干反抗期の入り口。 押し花の栞：SAN値を直葬されるようなSANcを受けたとき、一度だけ振り直すことができる。使うと滲んだように色褪せる。

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