タグ： Dual-BulletKPC

殺し屋。アリスとコンビを組んでいる。 技術はあるが殺すよりも後片付けの方が得意。依頼の交渉なども請け負う。 やたらとうるさくて豪快な相棒にふりまわされつつなんだかんだ上手くやってる。 もとは捨て子。両親の顔すら覚えていない。 路地裏に捨てられていたところをとある小規模な犯罪組織に拾われた。 いい扱いも受けなかったが悪くも扱われなかった。ご飯はくれるし別に殴られたりもしない。なんなら可愛がられていたかも知れない。 "野良"はそこでもらった名前。 まぁ犯罪組織なので学校には行かせて貰えなかったけれど、代わりにあらゆる殺しのやり方や後処理の仕方を教わりながら育った。 犯罪の仕事を手伝いながら、どんどん後処理の仕方が上手になっていった。裏での呼ばれ方｢掃除屋の野良｣。そっちの方で仕事も受けることもあるほど。 しばらく組織を手伝って生きていたが、野良がちょうど高校生くらいの歳の頃。組織の存在が警察にバレてほとんど全員捕まった。 隠れるのが上手かった野良は助かった。 でも、他の誰も助けられなかった。その罪悪感を抱えている。 ここでの日々は楽しいとか、嬉しいとか、そんなのは無かった。だってただ仲間と仕事をこなして、ご飯を貰って、殺しの勉強をして、寝るだけだ。 どいつもこいつも良い奴なんかじゃない。犯罪者共の集まりだった。 でも、それでも、確かにあそこは、ちゃんと居場所だった。 …もう、ないけれど。 それからは地獄だ。帰る場所がないため仕事もろくに受けられない。 仕事ができなきゃお金もない。まともな職もこの歳じゃ雇って貰えないし、そもそも戸籍がない。 ゴミを漁って、泥水をすする日々を何年も過ごした。盗みもやったけど上手く出来なくて見つかってはボコボコにされた。泣きながら警察だけは許してと言えば情けにパンくずをくれることもあった。 毎日、毎日、その日生きるのが精一杯。 あぁ、本当に野良猫になった気分だ。 いや、野良猫のほうがまだマシな人生送ってるよな。なんて道に寝転ぶ猫に話しかけたりなんかした。 返ってくるのは間抜けな鳴き声だけだ。 そんな毎日にも、あるとき限界が来て。 路地裏でばたりと倒れた。 ここで死ぬのか。散々だったな。 生まれ変わったら、普通の人生を歩ませて欲しい。 全部諦めて、俺の人生は幕を閉じ――― なかった。起きた。 見てみれば知らないベッドの上。え、なんかめっちゃピンク。 しかもデッッッッカ！？？？何これ、巨人のベッド？？？？ 困惑してれば部屋に知らねぇ女が入ってきて何か色々話された。ちょっと何言ってるか分からない。 でも敵意はないらしい。 聞けばここは殺し屋の家で、このちんちくりんはその娘。名前は｢アリス｣って言うらしい。 拾ってやった代わりに娘の面倒をみろって言われたらから｢俺は殺しと後処理しか出来ない｣つったら｢私も人殺せる！｣とか言い出した。え、何こいつ、こわ。 なんやかんや言いくるめられて、一緒に仕事をすることになった。家がないって言ったらなんか建てられた。でかい家。 ちょ、マジで、本当に意味がわからない。雨風がしのげる犬小屋でいいって言ったの聞いてたか？？？？？？ いたたまれないので端っこに家具を集めて生活してる。ビルは爆破するな。 あとこいつの殺しはマジで豪快すぎる。暗殺って言葉知らねぇのか！？バレたから殺すは暗殺じゃねえんだよ！！！！！ おい！ショットガンここで撃つな！あと派手な服着てくるな！ここで殺したら血でバレるだろうが！もーーーーーー💢💢💢💢💢 誰が処理すると思ってんだよ！！！！！こんのクソアマがーーーーー！！！！(頭を抱える) 裏ではいいコンビって言われているとか、いないとか。 □ 未成年のうちからその日暮らしだったので酒もタバコも知らない。割と世間知らず。スマホの使い方も分からない。 乙女心はもっと分からない。服どっちがいい？って聞かれたら｢知らん｣って言う。メイク変えた！って言われても分からない。メイクって何だ？いつもと同じ顔だろ？ つつかれる。痛い。 物の価値も分からないが、この前アリスのらんぼるぎーに？ってやつにぶつかったチンピラがぶち殺されてたのでちゃんと学ぼうって思った。 とりあえず後処理だけして2時間くらい説教した。 泣かれた。 べそべそするな！！！！全く…調子が狂うな… 殺しの知識は一級品。後処理の技術は完璧。証拠は一切残さない。 最悪バレてもアリスの家の金で何とかなる時もあって愕然としている。俺の努力…。 相棒ポケモン：ニャヒート

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ