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くが しえん　 「……やんなっちまうな」 【イメージカラー】 紫苑 (#968ABD) 【所属】 警視庁組織犯罪対策部→警視庁特殊犯罪捜査零課→警視庁公安部外事第一課 【階級】 警部補 (訳ありで昇給が早かったノンキャリア。もう上がることは多分ない) 【初出時の年齢】 32歳 【一人称/二人称】 俺/アンタ、お前 【誕生日】 10月16日（紫苑） 【血液型】 A型 【趣味】 ベランダでの家庭菜園/多肉植物/将棋/ポーカー/麻雀等 【特技】 美味しいコーヒーを淹れること 【煙草の銘柄】 JPS→ブラックスパイダー→JPS→ピース 【好きなもの】 なし 【苦手なもの】 超常現象 【家族構成】 同棲相手(現在) 【親族】 両親(他界)/妹(別居) 【通過シナリオ】 庭師は何を口遊む(HO3) …… 2021.12.11 − END：A.生還 やさしい朝をくださいね (KPC) …… 2022.05.19 慧眼の狩人 …… 2022.06.17 − ED：J-2.生還 21's Gun …… 2022.09.06 − END：A-1.生還 胡桃炸裂症候群(HO公安) …… 2023.03.24~26 − END：D.生還 【概要】 猟犬的嗅覚が効く男。 現在、零課時代の同僚であった小鳥遊 白と同棲関係にあたる。 長身で初対面で怖い印象を抱かれがちだが、顔の造形そのものは幽霊のような儚さを感じさせる美形。 煙のように掴みどころのない男だが、几帳面な所があったり、コーヒーにはこだわりを持つ一面がある。また、多趣味。元々ある人物の護衛と同時に身の回りの世話をしていたため家事スキルも高い。 髪は昔青髪に染めていたが、今(34歳現在)は地毛の白髪に戻っている。 【幼少期】 本名「狼谷 トウリ(カミヤ トウリ)」。名前が変わっている理由は後述。 父は元公安の人間であり、ある調査のため探偵の身分を使っていた。母は異国の出身で、空閑の父がフィリピンでの任務中に出会ったらしい。五歳の時家族で旅行に出かけた際事故に遭い山の急斜面に放り出され、命こそ助かったが代わりに記憶喪失になる。 偶然「家業」で訪れていた槐島警視正の人間に拾われ、そこで槐島警視正に面倒を見られながら姪の世話係・護衛として過ごしていた。名前が違う理由は彼の両親の亡くなった理由が故意的なものであったことから、調べた槐島警視正が素性を隠す必要があると判断したからである。そのため戸籍上、狼谷 トウリは死亡扱いとなっており空閑 紫苑の戸籍が用意された。 諸事情で護衛をしていた姪の兄から命を狙われて以降、色々あり警察組織に身を置くことになるがこの過程は割愛。空閑は現在も「親父殿」と時に呼ぶ程彼を慕っている。後述のだいぶ訳ありな潜入捜査を受け入れたのも恩義を感じているからである。 また幼少期、思春期での恋愛関係があまり良くない。槐島家に引き取られた際の空閑は記憶がないのもあり消極的な少年だったが、初恋に出会ったその日に数日間高熱で昏睡し回復した頃には今のどこか擦れた性格となっていた。 また、この記憶喪失の件は後述にもあるが少しずつ思い出してきており、生き別れていた妹ともコンタクトを取り始め良好な関係を結んでいるらしい。 【潜入捜査時代】 当時の上司である槐島警視正の命令(実際は外部の人間が後ろにおり槐島警視正はギリギリまで反対していた)により関東でも大規模の指定暴力団『百鬼会 荒來祢(アラクネ)組』に「不知火 灰里(しらぬい かいり)」として六年程潜入していた異色の経歴の持ち主。当時のことは極秘扱いのため知る人は片手で数えられる程度。 潜入捜査時の名残で刺青が入っている。 潜入捜査の目的は一斉送検ではなく、「組長が急死したことで内部抗争が勃発し均等が崩れた荒來祢組の調査・監視」であった。 彼は荒來祢組では組長の一人娘 荒來祢 綸世(アラクネ リンゼ)の護衛系世話係兼補佐としての地位に収まる。が、潜入捜査官だと見抜いた綸世にうまく利用され組みの立て直しの手伝いをさせられてしまった。 立て直し後、荒來祢組の規模が大きくなりこれ以上の潜入捜査が危険と判断されたため、潜入時に使っていた顔は死亡扱いとすることで潜入捜査は終わりを迎える。 潜入捜査の影響からソタイに空閑の存在を置いておけず、槐島警視正は役職を一つ上げさせさらに警視庁特殊犯罪捜査零課(通称：零課)に移動させることとなった。 潜入捜査時代の空閑は一言で言うと「別人」と言ってもいい。元より記憶喪失で自我も薄い空閑は不知火灰里という架空の人物を作り上げそいつに見事なりきってみせた。 また、荒來祢 綸世により空閑(灰里)は本人も気づかないでいた狂気的側面を開花させられ、「狂犬」になってしまう。同時にそれを飼い慣らす方法も教え込まれた。 空閑が潜入捜査を終え、無事に精神状態が保たれているのは彼の強靭な精神云々ではなく、自身の狂気を飼い慣らす方法を理解し、最終的には「空閑 紫苑」と「不知火 灰里」を別人格として切り離し彼を殺しきったからである。 【技能習得理由】 回避……他の戦闘技能が高い割に低いのは本人の余裕。 キック……組み付きを取らないのは無意識に足が出てしまうため。 MA……護衛時代に培った。 拳銃……腕前はいい。 三大探索技能……猟犬的五感。図書館は情報処理の速さ。 言いくるめ……相手を黙らせがち。 心理学……学問としては警察学校で学んだ程度だが幼少から培った経験値。 法律……そもそも訳ありで刑事になったのと潜入捜査で倫理観はしっかりあるが法律の意識は刑事としてはかなり低い。(初期値) 【槐島家】 源平合戦の頃から武家として名をあげた一族。現在は警察関係者が多い。 これらとは他に「家業」があるが割愛。 【以下、通過シナリオ(予定含む)ネタバレ】 【零課と庭師事件】 零課に配属された空閑は彼なりに零課の面々を想い、好いていた。中でも小鳥遊 白には何かと放って置けないという理由から淡い気持ちを持っている。 また空閑は元々拳銃の扱いはかなり上手かったが、拳銃を持とうとすると酷く手が震えてしまうことに悩まされていた。何故そうなるのか等それに至る記憶は一切忘却しているため説明の付けようがなく、大量の血を見る度に訳のわからない恐怖心にも見舞われていた。 相模原が死亡してから、零課の誰も失いたくない。自分の手に届く範囲の大切なものだけはどうか、と手を伸ばす彼なりの正義感であった。 この事件以降向き合うことがなかった自身の刑事の在り方に対し自問自答を続けているが、その答えは出ない。何が正しいのか常に考え続けることが彼のできる最善だからだ。あの日の行動は、彼にとって正しかったと信じている。もう拳銃を取る手に震えはない。大量の血を見て嫌な気持ちにはなるがあの一年に比べれば随分とマシになった。 【現在】 庭師事件からしばらくして小鳥遊 白と同居しており、最初は曖昧にしていた彼女への好意も現在ははっきりと伝え交際関係に発展。また、幼少期の記憶も徐々に思い出しており妹とのコンタクトも取り始め良好な関係を築いているらしい。 庭師事件からの一年の間、さまざまな事件を経て現在は警視庁公安部外事第一課に移動している。残念ながら公安第一課の彼は空閑を引き抜けなかったようだ。元零課の面々には何も言わず去っていったが恐らく察している者は察しているだろう。 外事第一課に移動後すぐに任務に向かわされており、小鳥遊には詳細を言えず一年間家を留守にしていた。 留守にする際、自身の元上司 椛路 都に小鳥遊を頼むようなメールを送っており、小鳥遊にも困った際は彼女に頼れと伝えている。 外事第一課に移動する前に婚約は済ませており、解消していないところから添い遂げるつもりではある様子。 【後遺症】 聞き耳が3ヶ月(リアルタイム2023.06.26、もしくはシナリオ内、シナリオ1本＝1ヶ月)1/2の判定となる 【アイホートの雛を取り除く】 コスト：1D3 ポイントの正気度/任意のMP アイホートに雛を植え付けられた犠牲者から雛を取り除くことができる呪文である。 この呪文を知っている者であれば、複数人で詠唱することができる。 参加者は、任意のMP を投入することができ、投入されたMP の合計と、犠牲者が雛を植え付けられてから経過した日数を対抗させる。 成功すれば、犠牲者の開口部から滝のように出てくる。この時、犠牲者は苦痛と尊厳の喪失から1D3 ポイントの正気度を失う。 また、この呪文を使用するたびに、アイホートが現れる危険が10% ずつ上昇する。この場合、襲われるのは呪文の使用者となる。 (現在10%)

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