タグ： 藍上

. 　 ■■■公開範囲■■■ ▼口調 「ども。俺はアラン・スミス。よろしくっす」 1人称　俺 2人称　アンタ、お前、あなた（使い分け） 年上の皆さんには調子よく「〜っす」「〜です」と言う。 一方、ソルジャー仲間とはタメ口。 ▼かんたんプロフィール 「ねえねえ、ここんとこ気になるウワサがあるんですけど──」 エヴァンズファミリーの新入りマフィア。 入って2ヶ月だが有能で愛されている。 突入時は一番槍枠。銃火器の扱いが群を抜いて上手い。 美味しい食事が何より好きで、シマの飲食店に詳しい。 美味しいものを食べるとたいへん緩んだ顔をする。 甘え上手なところがあり、よく奢ってもらっている。 軽薄そうな節はあるが、好意を向けてくる女性を無碍にしない程度に距離を取れる節度と器用さがある。 ▼加入経緯 ある日、エヴァンズファミリーのシマで『あるストリートの大衆向けレストランで度胸試しが流行っている』と言う噂が流れる。 行ってみると店のエプロンを身に着けた男が、客らしき男のまわりに置かれたリンゴにナイフを投げたり拳銃でリンゴを撃ち落としたりしていた。その男こそアランだ。 「ん？あー、今ここで撃ってたやつっすか？もちろん疑似弾っすよ」 「その話っすか？なんか客が揉め始めて銃取り出したから仕方なく収めようと思って、威嚇のつもりで鼻先スレスレに1発撃ったんすよ。それ以上掴みかかるなよってことで」 「そしたらなーんか評判になったんすよね。度胸試しにちょうどいいってことで、頼まれてなんか投げてんすよ。あ、荒らしじゃないっすからね？」 ▼酒へのスタンス 基本人前で飲まない。 基本的には「酒よりメシ」の方針で酒には口をつけない。 飲まされそうになったら飲ませる。 それでも飲んだら少しぼーっとする。 キャパを超えると吐く。 ■■■裏■■■ ▼ 「死んだ後の救いなんか要らない」 「神様ってのは、奪われたって何もしちゃくれねえ」 「だから──手前で落とし前つけねえと。そうでしょ？」 ▼名前について ◇◆───－- -　-　- -　-　- – -－───◆◇ 　偽名　アラン・スミス 　本名　ダリル・ヴァレンタイン ◇◆───－- -　-　- -　-　- – -－───◆◇ …………………本名………………… Daryl〈ダリル〉 →『愛しい人』という意味。両親が愛を込めて命名した。 Valentine〈ヴァレンタイン〉 →愛を謳い殺されたキリスト教の聖人ヴァレンタインをリスペクト。 　愛情深い家庭だった。そうだろ、父さん母さん……。 ……………………………………… …………………偽名………………… そのへんに多くいそうな青年の名前。 PLはアメリカで匿名にするために使われてた『アラン・スミシー』にしようかと最初思ったのですが、1968以降にできたものであること&直接的すぎてわかる人にはあからさますぎることから、敢えて『アラン・スミス』という原型ネームにしました。 ……………………………………… ▼プロフィール 本名ダリル・ヴァレンタイン。 『有能な新人』に映るように気取った笑みを浮かべているが、こういうときは嘘の感情。 本来は情に厚く愛情深く、それでいて陽気に笑う気さくな人物。 いつも笑顔でエヴァンズファミリーと接しているが、その裏では憎悪と憤怒が滾っている。 ▼技能構成 『生き残ること』『殺すこと』メイン。 目的を成し遂げるためにまず必要なのは、死なないこと。 ▽職業技能　基本ルルブの暴力団員で作成 ▽趣味技能 組み付き　揉め事を止めるため/動きを封じて殺すため 投擲　投げナイフが得意/元は球技が得意だった。今はもうナイフやダイナマイトを投げる用。 聞き耳、水泳、ナビゲート　危機回避の中で培った/鍛錬の成果 ▼秘匿HOに関する立ち回り 既に十戒に背いているので、殺すか殺されるかの綱渡り状態。 バレたら死ぬというリスクは承知しているが、せめて死ぬ前に殺したい。 それが叶わないなら自分で死ぬ。 最優先目標は両親（で作られた何か）があれば回収する／直接関わった人間の抹殺。 殺したいのは、現状では直に関わった対象のみ。 HO2,3まで殺したいとは思っていないが、邪魔するなら殺す。 だって仕方ないじゃないか。なあ？ 愛する家族を殺された挙句にオブジェにされている（かもしれない）遺族の気持ちがわかるか？？？？？？？ ▼過去と経緯 父は警察官、母は司法官助手。 そんな恵まれた家に生まれたダリルは厳しくも優しく育てられた。 愛情深く優しく、そして正義感の強い少年に育った。 学校がある日は健やかに学び、友人と交流し、スポーツに勤しむ。 学校が無い日は友人と遊んだり、拳銃の扱いを教えてもらったり、家族で外出したり……充実の日々を送っていた。 将来は父のような心優しく強い警察官になりたかった。 ──14歳（小学校8年生）のとき、結婚記念日の夜に両親が殺された。 マシューと別れを告げ、駆け足で自宅へと向かった。 二人は喜んでくれるだろうか。 母は、喜んで抱きしめてくれるだろうか。 父は、照れ臭そうに笑って、頭を撫でてくれるだろうか。 目に映る自宅の周りには人混み、警察官の姿。 胸の高鳴りは心地の良いものから、不快なものへと変わる。 警察官の一人が近づいてきた。 知ってる人だ、父さんの同僚の人、スティーヴンだ。 「よかった、攫われたんじゃないかって心配してたんだ」 よかったと安堵の言葉を口にするが、表情は強張ったままだ。 「...ごまかしても仕方ない。遅かれ早かれ、お前は知ることだ」 「今から言うことは冗談じゃない、よく聞け」 「お前の父さんと母さんは……」 ──死んだと聞いても、信じられなかった。 けれど、家には両親はおらず、血痕が残っていた。 ダリルには見せられない、と皆口々に言っていた。 「……。父さん……母さん……どこ……？」 このときのダリルは茫然自失状態であり、手を引いて連れて行かなければ自ら歩けないほどであった。 一生懸命選んだ花束は、行き場をなくした。 帰るはずの家に誰もいなくなっていたことが、受け入れられなかった。 目標である父がもうこの世にいないのだと、認めることができなかった。 心優しい母が殺されたという事実を、認めることができなかった。 ──スティーヴン曰く、両親はマフィアを取り締まろうとして殺された可能性が高い。 手を下したのがマフィアなのか傘下の者なのか、あるいは癒着した同業者なのかはわからなかった。 マフィアを忌避する警察官も多い中ヴァレンタイン氏は捜査を進めていたのだと、スティーヴンは語る。 なぜ、とダリルの心が揺れた。 なぜ父さんと母さんが殺されなければならなかったのか。悪いのはマフィアなのに。 多くの人を守るために頑張っていた優しい両親が、どうして。 許せなかった。家族を奪ったマフィアが。何もできなかった自分が。 殺した奴をそのままになんかしておけない。 生かしていたらもっと多くの人が殺される。 「殺してやる。絶対に」 生きていることさえ許せない。 その強い憎悪と憤怒が、ダリルを再び動かした。 純粋な正義感の中には明確に私怨が混ざっているが、あくまで正義感からだとダリルは認識していた。 父ができなかったことをするのだという。 ……ダリルの人殺しを父が望むわけはないのに、である。 それからスティーヴンは探偵業を始めた。 ダリルはスティーヴンとともにあの日の真相を追った。 スティーヴンも諦めきれなかったのかもしれないし、ダリルを無鉄砲に突撃させないためにそうしたのかもしれないが、ダリルは尋ねなかった。 ハイスクールへは進まず、時にスティーヴンを手伝い、時に山中で鍛え、時に色んな店に下働きとして入り実働の経験を積んできた。 両親が遺した『E』『4』というダイイングメッセージを元にようやく突き止めたとき、ダリルは吐き気を催した。そして吐いた。 エヴァンズファミリーの若きドンであるリィド・エヴァンズが『死体で家具やオブジェを作っている』というとんでもない悪評持ちなのだ。 楯突いた人間をオブジェのようにして見世物にすることもあるらしい。 なんだこいつは、こいつらは。これが人間のやることか？ ひとの家族を何だと思ってるんだ。 生かしておけないという気持ちは更に強まった。 もし自分の家族もそうされたのなら、家族の遺体を、どんな形であれ取り返したい気持ちも強まった。 マシューから見てもスティーヴンから見ても、ダリルは止まらないだろうことは明白だった。 かくしてダリルはエヴァンズファミリーのシマであるレストランに下働きの放浪者『アラン・スミス』として入り、時間を掛けてこの土地に詳しくなり、そして目立つ行動を起こした。 向こうから来てもらえるように。 即戦力がうまいところにいると思わせられるように。 ▼殺しへのスタンス これまでもドンパチはしてきたが、全て的確に当てて──気絶させている。 自身が殺害を行うことを許容しきっているわけではない。 カタギを理由なく一方的に殺すマネがあれば生来の正義感から止めようとするがあくまで「弾丸の無駄じゃないすか？」という観点から疑問を呈するようにしている（疑われても困るので一度NOと言われたらあっさり引く）。 その一方、ファミリーがマフィアの人間を殺そうとするのは基本止めない。 マフィアなんて死んで当然なのだからここで死んだ方がいい、自分のせいではないと自分に言い聞かせてる。 あまりに間抜けなヤツだと生かしててもいいんじゃないかと思って言うは言うが、リィドが許さないなら笑って流す。 自分が殺しをしなければならない状況下の場合、自分以外に目撃者がいない&相手がカタギなら逃がす。 相手がマフィア、または目撃者がいて相手がカタギなら、渋々殺す。 それゆえに、エヴァンズファミリーに入るにあたり手打ちになったマフィアの私刑をさせられて撃ったことが、1つの業になっている。 「でもまあ、こいつマフィアだし」と自分に言い聞かせている。 ▼奢ってもらうことについて 俺に奢った金がいずれ違法的な売買に使われるはずの金だったってんなら俺がこの金で食ってる方が健全じゃね？と思って奢られている。 ▼酒 基本的には「酒よりメシ」の方針で酒には口をつけない。 飲まされようとしたときに飲ませにかかるのは、なるべく酔わないため。 飲んでしまったら、ガチ酔いする前に無理やり吐いてる。 吐けばそれ以上は飲まされないか、再度吐けるから。 こんなことでボロが出せるか！！ ▼マシューについて 幼馴染で気の良い親友。 お互い運動が得意だからよく外で遊んだ。 学校の勉強も一緒にした。 だからこそマシューにはそのまま生きていてほしいと思っていた。 マシューが自分を追って入ってきたのでいよいよ後に退けなくなった。 退くつもりは元々無かったが、どちらかからバレたらふたりとも殺される。 マシューの協力を頼もしく思う一方、マシューを喪うことへの懸念もある。 天秤はまだ復讐に傾いているが、それはまだマシューが危険な目に遭っていないから……な気もする。 マシューまで殺されたら絶対止まれねえよ…………。 ▼余談 軽薄そうな振る舞いやメシのことだけ考えてそうな思考、生い立ちは嘘だが……食事好きはガチ。 美味しいものを食べて緩むんだ顔もガチ。メシは生き甲斐。 復讐に向けて死ぬほど鍛えた副産物で今のスタイルになっているので、平和に生きてたら少々恰幅が良かった可能性がある。 ▼家族について ◆───－- -　-　- -　-　- – -－───◆ 父　ウィリアム・ヴァレンタイン 母　クレア・ヴァレンタイン ◆───－- -　-　- -　-　- – -－───◆ William / ウィリアム 　意味：熱烈な守護者、ヘルメット Claire / クレア 　意味：明るい、輝く、透明な 正義感に厚いウィリアムがよく出入りしていた司法施設の速記者がクレアだった。 知識と知性に富み、司法官の助手としての役割も果たしていた。 この時代では少々変わり者扱いのクレアのことを、ウィリアムは気に入った。 　 …………………使用武器………………… ■M1917リボルバー（45口径リボルバー扱い） 名前の通りに1917年、アメリカ陸軍が前線でのM1911の不足を補う為に開発されたダブルアクション式リボルバー。 この銃はコルト社とS＆W社の両方が製造した銃器であり、軍部の要請により口径、装填数などは共通されたものの全く異なる製品である。 弾丸は45ACP弾を採用しており、ストッピングパワーが不足していた38口径を更新する形で作られたという。 第一次世界大戦が終結した時には大量のM1917リボルバーが余剰在庫として警察、軍隊、民生に放出された物の、当初はハーフムーンクリップを用いないと装填時に不具合が起きる為に批判が多かった。 そこでこの意見をもとにピーターズ弾薬社は1920年に.45オートリム弾という弾丸を開発。 これは.45ACP弾をリムド仕様に改めたもので、いずれのM1917でもクリップを用いることなく確実に撃発することが可能だった。 性能的にはルルブの45口径リボルバー扱いが適当であろう。 ■トンプソン・サブマシンガン 「トミーガン」「シカゴ・タイプライター」などの通称を持つ世界初の「短機関銃（サブマシンガン）」 全長は約851mm、重量は4.9㎏（弾薬未装填時）の小型機関銃であり、発射速度は、600～800発/分となっている。 弾倉は、20連発スティックマガジンの他、50連発L型ドラムマガジンおよび100連発C型ドラムマガジンと2種類のドラムマガジンがある。 トンプソン・サブマシンガンの外見上の大きな特徴の一つであるこの桶のような丸いドラムマガジンがついたトンプソンは「狂騒の20年代」を演出する重要アイテムとして、「アンタッチャブル」や「モブスターズ」など多くのギャング映画等に登場している。 本格量産は1921年からであり、戦間期であったため、また、価格が$225（現在の価格にして$2,600程度）と高価であったため軍需は少なかったが、富裕層（というかギャング）に普及しており、有名なところではシカゴのギャング戦争において、アル・カポネやジャック・モランなどのギャングが使用した。 口径は.45ACPが一般的だが、初期の試作型には9mmパラベラム仕様も存在する。第二次世界大戦期には改良型のM1が米陸軍に制式配備された。 ……………………………………… ……………………………………… ■ボツ文章（出番が無かったやつともいう） アランは自身についてこのように語る。 「どこで生まれたかってのは覚えてないんすけど、まあ怒号やらナイフやら銃弾やら飛び交ってましたね」 「もう身を守るので手一杯っすよ。当たれば死ぬってガキでもわかる」 「だから家を出てきたんすよ。もう喉カラッカラの腹ペッコペコ。そっからは雇ってくれる店に入り込んでなんとか日銭稼いでって感じっすね」 「でも結局どこ行ってもどっかしらでドンパチ起こるんすよね〜、今のご時世じゃあね。仕方ねえから俺も撃つじゃないっすか？そしたらなんと──天才だったみたいなんすよね〜！今じゃ俺の持ち芸っすわ」 「でもまあ、結局どこ行ってもできて下働きだし、結局どこ行ってもドンパチに巻き込まれるし……そんだけのヤツっすよ俺は。もっと金がありゃ美味いモンもっと食えるのにな〜」 「あ、そうだ！俺のこと雇いません？使えると思うんですよ俺！ね？」 ……………………………………… .

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ