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Руслан・Урнов・Червинский(ルスラーン・ウルコフ・チェルヴィンスキー)
ID:4188669
MD:a40b5ca04c7bdce720206b54e02d3773
Руслан・Урнов・Червинский(ルスラーン・ウルコフ・チェルヴィンスキー)
タグ:
えのえのマウンテン
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
■名前について ルスラーン(Руслан) 意味:獅子(テュルク語由来) 父称:ルスラーノヴィチ(Русланович) ルスラーノヴナ(Руслановна) 略称:ルーシャ(Руся)、ラーナ(Лана)、ルスラーンカ(Русланка)、ルス(Рус) 愛称:ルーセニカ(Русенька)、ルスラーノチカ(Русланочка) ・獅子 古来より紋章や文様に用いられている。また、強大さと特徴的なたてがみを持つ凛々しい姿から「百獣の王」としてよく例えられ、権力(王権)、力、神性、恐怖の象徴として使用される。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■技能 ●スポーツ選手(2015) 職業技能ポイント:EDU*10+DEX*10 職業技能:回避、芸術(任意のスポーツ競技)、跳躍、投擲、登攀 +次の技能から3つ選択:応急手当、乗馬、水泳、こぶし、キック、頭突き、組み付き、武道(任意)、日本刀、薙刀、杖、アーチェリー、拳銃、ライフル、ショットガン、忍び歩き 特記:CON、STR、SIZ、DEXのいずれかに+1。EDUに-1。 ■特徴表 5-4 ペット 最愛のペットがいる。シナリオの間に触れ合うことでSANを1d3回復。 _________________________ ■基本情報 一人称:オレ 二人称:キミ 誕生日:5/15 誕生花:ドクダミ…「野生」「白い追憶」 好き:適度な雪、ファッション、猫、熱々の揚げ物、努力家 嫌い:日焼け、花粉、グロやホラー、キノコ類、常識の無いファン、努力しないやつ 自分にストイック、他人にもストイックなフィギュアスケーター。母は日本人、父はロシア人のハーフだが国籍は日本。6歳の頃に来日したので精神もガッツリ日本人。 前回の冬季オリンピックで銀メダルを獲得するという栄光を手にしたが、銀!?!!?!?全く嬉しくない。金メダル以外要らない。 大胆な演技と気迫から「リンク上の獅子」という異名がある。 18歳の時にリンク上での転倒による怪我をしてイップス状態になり、1年ほどスケートを休養する。その際友達からの誘いで「ジュースカンジュースジュース」の動画撮影に参加した。選手としての練習が再開してからも度々気分で撮影には顔を出すようにしていた。個人チャンネルやTwitterは無い。SNSはフィギュア選手としての公式Twitter(管理は自分ではない)と個人のInstagramだけ。 最近知り合いが拾ったシャム猫を保護し、「はくまい」と名付けて溺愛している。 _________________________ ■人物・性格 とにかく負けず嫌いで何事も理想が高め。自分が常に最高の状態で在るために努力を惜しまないので、自己愛も強い。オレ以上にイケてる男なんて居ないね! 高慢だが、根拠の無い慢心はしない。 周りを見下すような態度をとることもあるが、身内と老人と子どもをには判定が甘め。分かりづらいが友達がとても好き。 凝り性気味なところがあるわりに意外と適当なところも多い。髪のセットに時間がかかって待ち合わせに遅れるタイプ。 メッセージのやりとりやInstagramでの発言が非常に淡白。返事は基本「了解」。投稿は基本「食べた」「行った」「飲んだ」という文言とともに食べ物や景色の写真が添えられている。超稀に裕悦の開いているブランドの服も着て自撮りする。 _________________________ ■経歴 父は有名なロシア人スケート選手で、母は日本人の栄養士。たまたまロシアで出会って籍を入れた二人の間に生まれたのがルスラーン。 幼少期より父の影響でスケートを習い、暇さえあればリンクの上を滑っていた。鼻先が痛くなる寒さと上がる呼吸すら気持ちよくて、子どもながらに将来は父のようなスケート選手になりたいと思った。 6歳の時に母親側の祖父が体調を崩し、面倒を見るために家族共々来日。今後は日本で暮らしていくことになるだろうと国籍を日本に変え、ルスラーンは正式に日本人となった。正直日本はダサい、というのが6歳のトガリ少年ルスラーンの感想で、平凡な道も背と鼻の低い日本人も全然好きではなかった。 母のおかげで元々日本語が話せたルスラーンは難なく日本の小学校に通い、地元の教室でスケートも習い始めた。有名スケーターである父が特別講師としてたまに来てくれることもあり、教室はそこそこ盛り上がった。ルスラーンとしてはそこらの日本人に父のような演技が出来るわけないし習うだけ無駄なのだが、生徒たちは随分必死に練習していた。 有り体にいえばルスラーンの家庭は裕福で、見目にも環境にも恵まれたルスラーンには友達がまあまあ出来た。他人を見下す癖があったのはこの時からだが、親しい部類の友人と人並みにバカガキをやって小学校6年間は過ぎていった。てか日本食美味すぎて全然日本好きだ!ダサくない!天ぷらうまいラーメンうまい肉うまい寿司うまい煉獄杏寿郎 地元の公立中学校に入学してからももちろんスケートを続け、部活動には所属しなかった。度々大会で優勝しては全校集会で表彰され、まるでこの土地の王者になったような気分で賞状を受け取る。まさに順風満帆、全てが上手くいっていた。広い家、高いスケート靴、きらびやかな衣装、みんなの視線、ルスラーンにはなにもかもが与えられていたし、当然のようにそれを享受していた。取材で取り上げられる度に鼻が高くなり、これみよがしにカメラに向けてウィンクしてやることもあった。正直テストの点数はあまり良くなかったがそれはご愛嬌である。 近くの高校に進学し、制服のつまらないデザインにボヤきながらネクタイを締める。ヒソヒソと聞こえる女子の話し声、熱い視線、それらにも飽きてきた。父に似て整った自分の容姿はどこへ行っても賞賛されるし存在自体が勝者だった。 正直、学生生活は退屈だ。スケートリンクの上の切れる寒さと燃える熱さに比べて、学校というコミュニティはぬるくてだるい。なんとなく周囲と群れながら皆が皆このぬるさに溶け込もうとしている気持ち悪さが好きではなかった。 そんなこんなでつまらない日々を過ごしていたルスラーンに転機が訪れるのは高校1年生の秋の終わり頃だ。 なんてことのない平日の2限目、大会の兼ね合いで遠征に行っていたため少し遅れてルスラーンが登校する。2限目は丁度体育のようで教室に人はおらず、大勢の荷物や貴重品がそのまま机の上に置かれていた。だからこそ、この後に起きる出来事は運が悪かったとしか言いようがない。お察しの通り体育が終了して全員が教室へ戻って来た時、生徒のひとりが「財布が無い」と気づくのである。もちろん真っ先に容疑がかけられるのは遅刻してきたルスラーンであり、こちらとしても弁明できる証拠が無かった。そのまま「盗んだ」「盗んでない」の膠着状態となり、女子生徒に呼ばれて教師まで来てしまった。見た目が派手で背の高いルスラーンは年配の教師に目をつけられやすく、状況はこちら側が不利となっている。どうしたものか、と目を瞑ったその時、逆転裁判ばりの勢いで教室内に「異議あり」と響いた。 成歩堂龍一よろしく声を上げた男こそ、現在まで仲の続く友人 亜門隆行である。亜門は「ルスラーンの所持品から被害者の財布が出てきていない事、誰かとグルで犯行を行ったとしても財布を受け渡す時間がなかった事」からルスラーンを無罪とし、もう一度自分でよく探してみろと被害生徒に突きつけた(やけにもったいぶって)。正義感からの行動ではなく単に理不尽を正したかっただけなのだろうが、この発言により騒動は収まる。というのも、被害生徒が体育終わりに階下の自動販売機を利用しようと財布を持っていき、そのまま置いてきたことを思い出したからだ。とんだお騒がせ、とんだ冤罪である。 亜門のことは「クラスにいるよく喋る変なメガネ」としか認識していなかったし全然合ってるのだが、一応は礼をということで声をかける。礼はいらないから放課後にでも君の時間をくれ、というのが亜門の返答だった。 放課後は練習があるため昼食の時間に変更してもらい、サンドイッチ片手に南階段に腰掛ける。一体何を話す気だこのメガネ…と不審がっていると、亜門の口からはベラベラと言葉が繰り出された。そこからは怒涛のQ&Aだ。亜門からされる質問にルスラーンが答える。それを受けてまた亜門が話し出す。それの繰り返し。でもつまらない質問では無かったしつまらない話では無かった。特に「君は毎日つまらなそうにしているな?」という的確な指摘にはこの男の観察眼の鋭さを認めなければならない。亜門はどうやら他の生徒とは違った境遇である自分に興味を持っていたらしく、聞きたいことはあと62個程あるな!とやけに具体的な数値を示してきたのでまたの機会にと打ち切った。 群れのぬるさに溶け込もうとする気持ち悪さがなくサッパリとした亜門の人柄は、少なくとも退屈ではない。なんとなくQ&Aに付き合って何度か昼休みを共にするうちにこちらからもQを投げかけるようになった。南階段だけではなく教室でも話すようになり、2年に上がる頃にはルスラーンがジョークを飛ばすくらいには仲が良くなった。自分と自分の熱中していることにしか興味の向かないルスラーンからすれば、なんにでも興味を持つ博学で快活な亜門は面白い人物だった。 それから2年が経ち、無事高校を卒業。スポーツ推薦で入学が決まった大学は亜門と同じ進学先だった。 目指すはオリンピック出場。いよいよ選手としても磨きをかけ成熟へ向かわなければならない18歳の春。大学の入学式を終えてすぐルスラーンには出なければいけない大会があった。忌まわしい悪夢の発端はその直前、リンク上でのウォームアップの時間だ。他の出場者との接触事故が起こり、両者は転倒。下敷きになる形となったルスラーンは足首を捻ってしまう。もちろんこんなことで大会を棄権する訳にも行かないし歯を食いしばれば滑れない程でもない。コーチに意志を伝え、通常通りルスラーンは出場を決めた。 しかし、その結果は惨憺たるものだ。楽曲は「歌劇トゥーランドット」。大1番の盛り上がりに合わせてアクセルを決めるはずが、着地時の痛みに耐えられずそのまま転倒。頭を打って流血。起き上がることも出来ずリンクの外へ運ばれる始末となった。有名スケーターの息子であり期待の選手であるルスラーンはリンクにおいて一時たりともカメラの視線から逃れることは無い。後日黄色いゴシック体の大見出しで『“リンク上の獅子” 着地失敗で転倒』と書かれる屈辱を一体どれほどの人が理解出来るだろうか?世界中の前で無様に倒れ伏す様を晒すということがどれだけ恥辱的か、想像するだけなら容易いだろう。 汚名はすぐにでも復帰して返上しなければならない。大学の授業を適当に受けながら右足の完治を待ち、1週間ほどで再びリンクへと戻る。 しかし前のようには跳べなかった。何故?体が動かない。寒い。以前のような熱さが無い。足が痛い。実際にはもう怪我は治っているというのにおかしい。認めたくない!違う!このオレが跳べないわけが無い。リンクはオレの縄張りだ。オレのものなのに!!焦れば焦るほど足が痛んだ。転倒する自分のイメージ、それから1呼吸おいて聞こえる観客のざわめき、黄色いゴシック体、全てが邪魔で滑り方が分からない。 「コーチ、オレ跳べないです」と絞り出した流暢な日本語は冷たい氷の縄張りにぽつんとこぼれた。もうここに獅子の居場所は無い。 そうして選手ルスラーン・ウルコフ・チェルヴィンスキーはイップスと診断され、しばらくの間「療養のため」スケートから離れることになった。 人生の全てであったフィギュアから離れ、味気のない大学生活を送る。自暴自棄気味になって高カロリーなものを食べまくったし夜更かししたし堕落的な生活を続けていた。亜門から動画撮影の誘いが来たのはそんな時期だった。正直カメラの前に立つのは嫌だ。ましてや大学生の馬鹿騒ぎの様子をインターネットに残すなんてどうかしていると思ったが、亜門が思いついたことなら面白いのだろう。ということで同意し、YouTuberサークル「ジュースカンジュースジュース」への加入が決まった。サークルには亜門以外にも2人のメンバーが居たが、どちらも人柄が良く変に気を使う必要が無かったのですぐに打ち解けた。 療養中とはいえ一応は公式の選手ということであまりはっちゃけた企画には参加しなかったが、大体の面白そうな動画には(表面上は冷静を装いつつ)積極的に参加した。編集や機材の知識は全く無いため他メンバーに丸投げ。のくせにテロップがダサいだの演出がチープだのと文句は一丁前に言う。そんなルスラーンにも愛想を尽かさずメンバーは付き合ってくれたためここまでやってこれた感がある。 大学2年生となり、5月が来た頃。ルスラーンの誕生日にサークルメンバーからスケート靴が贈られた。普段ルスラーンが使用しているようなハイブランドの高価なものでは無かったが、それよりも価値のあるものだと思った。そのままルスラーンは「オレがこれで跳ぶところを撮っていて欲しい」と伝え、練習用のスケートリンクへ向かう。1年ぶりにジャージに袖を通して、白い息を吐いた。メンバーの視線を背中に感じながらたった1人の氷の縄張りへと歩みを進める。あぁ確かにここは寒い。しかしそれに負けない熱さが今はあった。スマホから流した音源、体が自然と動く。もう足は痛まない。大1番の盛り上がりでアクセルを決め、動画にはメンバーの感嘆の息が録音される。 この日を境に、ルスラーンは選手として復帰。本格的に練習を再開した。復帰後は動画撮影に参加する頻度はかなり減ったものの、サークルへの在籍は続ける。 (ちなみに18歳の時に冬季オリンピックが行われたが、ルスラーンは療養中につき予選会にすら参加出来なかった。) その後は何事もなく大学を卒業。地道に大会で成績を残し、メディアからの信用も戻った。次のオリンピックこそはと練習に力を入れて22歳の冬、満を持して冬季オリンピックがやってくる。見事出場権を手にしたルスラーンがこの大舞台に選んだ曲は「歌劇 トゥーランドット」。自身から氷上の自由を奪った忌まわしき舞台と同じ曲で、返り咲いた自分を見せつけてやろうと思った。ルスラーンの最大の武器である大胆で気迫のある演技、人を惹きつける表情を惜しみなく披露し、指先一つ一つまで意識を巡らす。全力だった。これ以上は今の自分には出せないと思うほどに最上級のパフォーマンスだった。 そんな「最上級のパフォーマンス」に与えられたのは銀メダル。多くの人々の賞賛を背に、ルスラーンは悔しさで身が焼けそうだった。 これ以上は無いと断言出来るもので1位を獲ることが出来なかった悔しさ、自身の限界を突きつけられたような不愉快さが心を急かす。次のオリンピックは必ず金を獲る。固く心に決め、次の日からはまた地味な練習に打ち込んだ。 … 24歳、春のはじめ頃。いつものように練習に訪れたルスラーンはコーチから「たまにはゆっくり休め」と指示を受ける。不服ではあったが連続して何日も休むなんて久しくしていなかったのは事実だ。気晴らしも必要か、しかし何をする?と考えあぐねた結果、かつてのサークルメンバーに「会おう」とだけメッセージを入れた。 程なくして全員から反応が帰ってきて、トントン拍子で話は進む。大学を卒業してからというもの互いの多忙でなかなか顔を合わせていなかったため、皆乗り気だった。ルスラーン本人は誘いだけして日付も行く場所も全部3人に丸投げしたが、ぶっちゃけ楽しみである。 でも多分当日は遅刻する。 _________________________ ■サークルメンバーについて ・タカユキ 初対面から印象はずっと変わらず、「よく喋る変な眼鏡」。ルスラーン自身があまり多弁な方ではないので亜門の話をずっと聞いていることが多いが、全く気を遣わなくていいのでかなり楽。眼鏡ダサいなーと思っていたけど最近一周まわってクールに思えてきた。 亜門は自分が全くできない範囲のことを好き好んでやる男なので、変なやつだなと思いつつ一応尊敬している。そして物事の本質を見抜くセンスがあるなと感じており、恐らく自分が何かで悩んだ時に相談するのは亜門だろうと思う。 まあ俺は悩まないけどな。 ・ヒロエツ でっか…。初めて学食で見た時はアメフトをやっているのかと思った。そんでよく食う…。ぶっちゃけ胃袋がどうなってるのか興味津々。あと何気にヒロエツの作るニンニクの効いた野菜炒めが好き。米が何杯でもいける!(ヒロエツほどではない。) 図体と仏頂面の割に行動力のある男だなと感じており、ブランドを立ち上げたと聞いた時はとうとうやったなと思った。ヒロエツには人並外れた身長と食欲以外にもなんとなく人を惹きつける要素がある気がする。 まあ俺の方がすごいけどな。 ・アルト 第一印象が1番悪い男。うるさいし馬鹿だし急に実家の猫に似てるとか言ってくるし バカにしているのか?と思った。フン こいつの実家のパンうめぇ〜。 馬鹿なように見えて意外と気遣いができるし努力家だし何事にも真剣で 良い奴じゃん…ふーん…。 猫 かわえぇ〜。 全然自分がフィギュアをやっていることを知らなかったらしいが、むしろサークルに加入した時はスケートのことを考えたくなかったのでそれが嬉しかった。スケーターとしての自分ではなく素の自分を見てフィルター抜きに猫っぽいとか接してくるので おもしれー男。跡部景吾にもなる。アルト、お前はジュースカンジュースジュースの光になれ。下剋上だぜ 越前。 まあ俺に言わせてみれば、お前ら全員「まだまだだね」。 俺は上に行くよ。 スケートの王子様
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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