タグ： 最後の魔術師

年齢によるEDUの増加+1。 職業技能はシナリオ規定の魔術師（芸術（魔術）、他の言語（フランス語、ラテン語、ヘブライ語、ルーンなど）、オカルト、医学、薬学、図書館＋個人的な興味の技能 2 つ（自由））。自由枠は杖と回避。戦う魔術師なので。 「あらあら、もう起きてるわよ。」 「Fuirich!」結界を張る 貴婦人らしい風貌をした魔術師。ふわふわな髪の毛は毎日10分かけてブラッシングしないと寝癖が取れない。身体の各所に子供の頃の怪我が残っているため手袋やインナーを着込んで肌を隠している。良い師匠でいようと頑張って見栄を張っているが、さみしがり屋な性格で何かに構っていられないと元気がなくなる。昔はヤンチャだったと言うが、今でも結構子供っぽい。あごの下に手を当てる格好がくせで、このポーズのときは考え事をしていることが多い。口癖はあらあら。 最近は脱魔術yes科学をモットーに色々手動や機械化して生活してみようと試みている。特に馬を使った畑仕事にハマっている。 スコットランド貴族の庶子として生まれる。 嫡子ほどではないものの不自由なく母の愛情を受けて暮らしていた。 5歳の頃、母と共にカントリー・ハウスに向かう際に馬車が転覆し、割れたガラスと衝撃で酷い怪我を負う。そこで初めて訳がわからないながらも魔術を使い、自分と母と御者と馬を治癒してみせた。 治療と報告のために城に引き返すことになり、話が当主である父親に伝わると魔術による治療が行われたのではないかと彼は勘付いた。彼は魔術師を見たことがあった。それはモーヴェナの師匠となるケルシーという人物で、先代の当主が領地に住みつく邪な魔女を討伐する依頼をしたためだ。誰が魔術を使ったのか特定してもらうために父はケルシーを呼び出して事故現場に居た人物たちを見せた。ケルシーはすぐにモーヴェナが治癒の魔術を使ったと見抜いた。そして父と話し合い、自分の弟子としてモーヴェナを引き取ることに決めた。 城を去る際に泣きじゃくる母からオニキスの嵌まったダイヤ型のブローチを渡される。いやいやと泣き叫びながらも、師匠に連れられてイングランドの城での修行が始まった。 村人たちに薬と知恵を授ける他に、一部では人に害なす存在を狩る魔術師として知られていた武闘派魔術師ケルシーに師事し、最初はなよなよだったモーヴェナも立派な戦士となった。教わっている魔術形態はどうやら一子相伝らしく、ケルシーの師匠も他に弟子はいなかったようで、モーヴェナもただ一人の弟子だった。二人だけの生活は、師匠が子に注ぐような愛情を持って接してくれたためにうまく行った。5年間この平穏は続いた。 師匠は年に数回、邪なるものを狩る仕事を受けて留守にしていた。モーヴェナが10歳のある時、いつもは2週間経てば帰ってくる師匠が待てども帰ってこなかった。もしかしたら死んでしまったのかもしれない、畑仕事にも手が付かない日々だった。3ヶ月ほど経ったある日、ボロボロになった師匠が帰ってきた。駆け寄るモーヴェナのブローチに何も言わずに手を当てて、腕の中のケルシー師匠は息絶えた。遺体は中庭にある魔術師たちが眠る墓所に安置した。 それからはずっと一人ぼっちだった。師匠が亡くなってからしばらくは悲しくて何もできなかった。しかし孤独が当たり前になってしまえばどうということはない。歴代の魔術師たちが残した本を読み漁り、獣を狩りながら教わった杖術を磨いた。師匠がしていたように近隣の村からの依頼に応じた。師匠ほど有名ではなかったので狩りの依頼はほとんど来なかった。初めての依頼が12年前の一件で、やる気満々で挑んだものの詰めが甘く呪いを受けてしまった。当時の彼女にとって大事な者は強いて言えば遠い記憶の片隅にいる母親くらいなもので、あまり気には留めていなかった。 そんなある日弟子となる少年に出会ったのだ。幼い頃の自分と同じく治癒魔法で傷を治して見せた彼に運命めいたものを感じ、弟子にとることにした。暖かな日々が戻ってきた。師匠がしてくれたように彼にも自分が継いだ魔術を熱血指導する。母親の真似事もしてみた。そうしているうちに段々と弟子が大事になっていく、呪いが彼に向いてしまうかもしれないという恐怖が生まれる。冷たく接しようとしてもできなかった。もう手段はCを見つけ出して打倒するしかないのだ。 弟子の名前はレイ・レッドライト。彼を蘇らせるために賢者の石の研究をしている。

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