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よく小中学生に間違われるが、勤続年数10年以上のベテラン刑事35歳。 お酒も嗜む程度には問題なく飲める合法ショタ。 真面目でストイックな性格。基本的に規律を重んじるワーカーホリック気質の実力主義者。 組織に身を置いている以上、それらを乱すものや協調性、礼儀をの欠いた者にはとても厳しい。 ただ、厳しいだけで理不尽なわけではなく、一度懐に入れた者は大切にする。 見た目で舐められがち故に言動がキツく、物事をはっきりと言う質のため周囲から敬遠されがちだったものの、紫苑と行動を共にするようになってからは少し雰囲気が丸くなった様子。 自身の正義と目的達成のためなら多少（？）大胆な行動をとることもある。思い切りはいい方。 付き合いが長くなれば自然と人間的にも慕われるようになるため、これまでの功績も含めてこれまで在籍したどの課でも信頼はそれなりに厚かった。 昔はともかく、現在アンドロイドや最新テクノロジーへの偏見は無いが、どちらかと言えば使い慣れたものを選ぶタイプのアナログ人間。 アンドロイドも道具もペットも所有者次第。何よりも恐ろしいのは人間の方だという考えが幼いトラウマの記憶から根底にある。 紫苑（HO4）が来てから職務中は食事や生活管理までされるようになってしまって、仕事で不摂生気味になっていた生活の一部は大幅に改善しつつある。 機械系はあまり得意としていなかったが器用ではあるため、紫苑の影響で機械修理は多少習得した。 幼い頃に家族を殺されており、施設で育った。 犯人は現行犯で逮捕されているが、当時何も出来なかったという無力と後悔の念が、このハンデしかない身体で公安にまで上り詰めた独立独歩の気概と強靭な精神を作り上げている。 施設で暮らし始めた幼少期はあまり人とも馴染めず、ほとんど本を読んで過ごしていたためそれなりの読書家。 電子書籍よりも紙の本が好きで、ジャンルを問わずいろいろなものを読む。 休憩中に仕事に手を出すと紫苑から小言が飛んでくるため最近は本を読んで過ごしている。 身長に関しては遺伝云々ではなく、幼少期のストレス過負荷によるホルモンバランスの乱れが原因ではないかと診断されているが正確なことは不明。 多少不便はあるが、現在健康体に変わりがないならと本人もさほど気にしていない。 -------- ◯以下、秘匿を踏まえた設定 殺されたのは両親とまだ幼かった妹。それもあって白瀬心のことは本当の妹のような感覚で接していた。 心の行方不明後、捜索を続けようにも白瀬恭雅に庇われている手前、監視も厳しく下手に身動きもとれないまま10年が経過。 いつか他の事件の中で手がかりが出てくるかもしれないとひたすら目の前の仕事をこなし続けた結果、立派なワーカーホリックに。 元々アンドロイドについては機械人形以上の認識で見たことはなく、心の失踪に関わっていることもあり、苦手意識もあった程。 3年前に警察組織内でアンドロイドのツーマンセルが義務付けられてからもあまり気乗りはしていなかった為、課内のアンドロイドとも必要以上に関わることはしなかった。 そんな中で紫苑と出会い、当初は疑いの目を向けるなど白眼視しながらも、この一年共に過ごすうちに唯一無二の信頼のおけるパートナーとなった。 紫苑に対してただのアンドロイドに向ける以上の情が沸いてしまっていることを自覚しつつ、その気持ちの正体もわからないまま見ないふりをして過ごしている。 自分が微妙な立場にあるのもあって、アンドロイドがどこまで自立した思考ができるのかはわからないが、できることなら紫苑には自分や警察組織の柵に縛られずにあってほしいと思っている。 白瀬恭雅が世間で犯罪組織のリーダーやら一連の事件の犯人扱いされていることについては、決定的な証拠も上がっていないため全く信じていない。 不審な行動をしているのは何か考えがあってのことだろうと踏んでいるが、とりあえず会って話を聞いてから散々気を揉ませてくれている分一発くらいはぶん殴ってやらないと気が済まないという気持ちでいる。 -------- 【VOID　秘匿HO】 HO3 刑事/30代限定/サブマシンガン推奨 貴方は元公安第一課の刑事だ。貴方はその能力の高さを活かし今までいくつもの事件を解決してきた。これまでの功績もあり貴方は周りから信頼を得ている。任意の<交渉系技能>に+50。 貴方はとある事件の捜査で上に逆らい、異動を命じられた。今の警察の在り方に少なからず疑問を抱いている。 【過去】 公安第一課に所属していた頃、貴方は白瀬恭雅の相棒だった。貴方達は警察学校で出会い、それからは良きライバルとして、そして友人としてお互いを信じ合いいくつもの事件を共に解決してきたのだ。彼には妹がおり貴方もよく家に行っていたので、貴方達は3人で遊びに行くほど仲が良かった。 10年前、この街で連続殺人・誘拐事件が起きた。被害者は家庭を持っている者がほとんどで、現場には親の惨殺死体だけが残されていた。そしてその家の子どもは行方をくらましており、遺体が全く出てこないことから、警察の方では犯人によって拉致されているのではないかと見解が出ている。 貴方達はこの事件の担当になった。捜査を進めていくにつれ、現場に残された部品や油の匂いから、アンドロイドが関わっているのではないかと貴方達は考えた。しかしそんな最中、白瀬の妹が行方不明になったのだ。急に捜査の打ち切りを命じられたのもこの時である。 納得がいかなかった貴方達はそれでも捜査を続けた。しかしそれを上に知られ、白瀬は貴方を庇う形で辞職、貴方は異動となったのだ。 【現在】 それから10年の時が経ち、貴方はテレビで白瀬の姿を見かけることとなる。彼はアンドロイド破壊事件に関わる犯罪組織のリーダーとして報じられていた。情報規制がされている為か彼が元公安警察だということは公表されていない。 彼はなぜこのようなことをしているだろうか。何にせよ彼に再び会わなければ。 【HO4との出会い】 HO4とは1年前、廃品置き場で出会った。たまたまその近辺でパトロールをしていた貴方は廃品の中で倒れるHO4の姿を見かけ、記憶がないと言う彼/彼女に手を差し伸べたのだ。その後どのような経緯かは分からないが、HO4は貴方のパートナーロボットとなった。この1年の間で貴方達はお互いを信頼し合える仲となったことだろう。 【目的】 1.事件の真相をつかみ、白瀬の妹を探し出すこと。 2.白瀬の居場所を突き止め、話をすること。 【NPC】 □白瀬恭雅（しらせきょうが） / PCと同い年 貴方の元相棒。勉学、体術共に優秀で警察学校時代から一目置かれる存在だった。不愛想で生真面目な性格。 □白瀬心（しらせこころ） / 当時16歳 恭雅の妹。明るく優しい性格。貴方によく懐いていた。

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