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2-5 鋭い洞察力 目星+30 早島やよい 24歳 APP14 職業看護師 基本的に脳筋。考えるのは苦手。面倒なのは嫌いだし身体は蔑ろにしがち。 職業は水泳トレーナー。基本的に個人トレーニングを担当しており、プールでのトレーニングはもちろん海での水泳トレーニングにも出たりしている。 水泳は好き。理由は「痛いのはわかんねぇから困るけど息苦しいのはわかるから」である。 通院生活が長く、職業柄度々具合の悪くなった人の付き添いで行ったりもするため近所の病院では顔が知れている。そんな中で出会ったのが「早島やよい」である。新人として病院に勤務し始めた彼女を紹介された時、妙な懐かしさがよぎった。それは気のせいだったのかもしれない、が、彼が声をかけるには十分だった。 顔を合わせてそのまま連絡先を交換し、数日後にはデートの誘いに行った。さすがに断られた。 持病への認識が甘く、すぐ通院をすっぽかす彼のことをやよいは気遣い、担当でないにも関わらず通院が滞ると個人的に連絡をつけてきた。 「俺と付き合ってくれたらいいぜー」なんて軽口を叩きながらも毎回重い腰を上げているうちに、距離は縮まり、二人で食事へも行った。そこから病院の公認カップルとして受け入れられるまでは早かった。 だが、やよいは突然の死を迎える。何も告げずに。病院の人達から見てもおかしなところはなかったそうだ。 何故彼女が死んでしまったのか。突然の彼女の死のせいか、いつも見ていた悪夢も悪化した。病院へ連れ出す人間もいなくなった彼の足は、そのまま病院からも離れて行った。精神状態の悪化に比例するように、食事も喉を通らなくなった。 外を歩いていたとき、ぐらりと身体が傾いだ。近くの電柱に体重を預け、ずるずるとその場に倒れこむ。そんなに弱っていたのか、と自嘲気味に笑みがこぼれた時、「大丈夫ですか」と声がかかった。 最初に感じたのは、強い懐かしさだった。その声に、顔に。次に襲ってきたのは親近感、だった。似ている、と。どことなく似ていたのだ。先日死んだ、早島やよいと。 不安定な彼を、大宮まといは病院へと付き添った。 慌てて連絡先を交換しようとすれば、彼はあっさりと快諾し、何かあったらすぐに相談してほしいと言った。 死んだ彼女の面影を見たのか、強い懐かしさに惹かれたのか、当人は答えを出せていないが友人としての立場で接している。 NOBODY*2

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