タグ： 剛健男児のミラクル魔法 じゃこ式 魔法少女バンド

特徴：おおらか、スポーツ万能 コンビニ店員をしながら、とあるバンドにてドラムをする男。 無表情ともいえるくらいに不愛想に見えるが、感情はかなり豊かである。 無表情につられてなのかそこそこ無口の上、喋っても単調なしゃべり方をする。本人的には愉快にしゃべっているつもりらしい。 かなり筋肉質であり身長も相まって生半可の不良ならちょっとばかりガンをつけるだけで逃げていくらしい（本人的にはただ見ただけらしい）。 こんななりだが、かわいいものや甘いものなどいわゆる女の子が好きそうなものが大好きである。苺が好きらしい。かわいいね。 一人でスイパラに行く勇気はないので、幼馴染と一緒に行ったりなどするらしい。 バンドにてドラムを担当する。 ドラムは、高校の時に始めた吹奏楽部でパーカッションをしており、その頃から叩いている。 だが、高校を出てからバンドに所属するまでの間はほとんど叩いていなかったらしく、ブランクが存在する。 とはいえ、ブランクを感じさせない堅実な演奏でバンドを支えている。文字通り縁の下の力持ちである。 さてさて、そんな彼が所属するバンドだが、実は魔法少女バンドである。 つまり、彼もまた魔法少女なのである。「魔法少女　ロジェスティラ・ガーネット」として、ドラムを鳴らしている。 魔法少女というには少々(かなり)長身で妖艶なミステリアスな存在として、魔法少女たちの後ろでビートを刻んでいるのである。 バンドでは所属した際に演出家やメンバーの意見を取り入れて、筋肉質な体をなるべく隠しつつむしろそれを生かすようなキャラ作りをしているらしい。 舞台の上では喋らず、妖艶な動きとダイナミックな演奏のみで魅せている。 小中学校時代にやっていた新体操が生きているらしい。よかったね。 魔法少女バンドがまだバンドメンバーを募集していたころ、彼は偶然その募集を見つけた。 ドラムは素人なりには叩ける方だった。だが、それ以上に彼の興味を惹いたのが、「魔法少女」だった。 昔から彼は魔法少女というものが好きだった。ニチアサでは仮面ライダーを見る流れで見ていた。今もである。仮面ライダーを見る流れで見る分には、親にも特に何も思われなかったのである。実際には、魔法少女のほうがメインで仮面ライダーはついでに見ていたのかもしれない。 何を隠そうか。狢木鷹虎には潜在的な女装への憧れがある。 高校時代の吹奏楽部コンサートにて、他の女子部員に面白半分に着せられた魔法少女の女装が、自分が思っていた以上に楽しかったのだった。 とはいえ自分から女装をしに行くほど自覚はない。きっともう機会はないだろう、そう思いながら時を過ごしていた。 そこで見つけたのが、魔法少女バンドのメンバー募集。 少し迷いつつ、彼はその門戸を叩くのだった。 「すみません。俺でも魔法少女になれますか？」 180cmSTR18の魔法少女が誕生した瞬間であった。

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