タグ： 異能警察

柊 隼人（ひいらぎ はやと）は捨て子であり、孤児院「柊荘」にて育った孤児である。 実は捨てられた隼人が孤児院の人に発見されたのは12月24日のクリスマスイブ。初恋相手である柏木双葉の誕生日と同じであり、奇しくも拾われた日を誕生日とされた隼人も戸籍上は12月24日が誕生日とされている。 苗字の柊は「柊荘」から。隼人という名は捨てられた時に包まれてた布に「はやと」という名前と鳥の模様が刺繍がされていたため、孤児院の人が「隼人」と漢字を当てはめた。 見た目のこともあり、物心ついた時から遠巻きに見られ、あまり周囲と馴染めずずっと1人でいた隼人に声かけたのが「柏木双葉」だ。 スレていた隼人に根気よく話しかけ、時には隼人をびしょ濡れにし（ドジ1）、時には泥だらけにし（ドジ2）、時には食べ物をぶち撒け（ドジ3）服を汚すたびに孤児院の人から白い目でみられることに耐えかね、双葉にブチギレ泣かせてしまう。 「いつもいつもお前のドジに巻き込みやがって！！いい加減にしろよなんで俺なんかに構うんだよっ！！！」（ブチ切れ） 「だって隼人くんとお友達になりたかったんだもんんん！！！」（ギャン泣き） 泣きながらも引かずにまっすぐ友達になってほしいと告げる双葉に心を動かされ、徐々に心を開く隼人。 頭のいい彼女に勉強を教えてもらいながら時には転びかけた彼女を支え、時には落ちそうになる彼女を引っ張り、時には彼女の手から離れた食べ物を落ちる前に拾い上げるなど立派に彼女のフォローを務めあげるようになる。が、毎回拾い切れるわけではないのでやはりプライベートの時は着替えが手放せない。 また、彼女が持っているうさぎのヘアピンは小学生のころ、お手伝いをしてもらったお小遣いを使って、彼女の誕生日にプレゼントしたもの。同じ誕生日ということもあり、毎年プレゼントを交換し合っている。（昔、お守りをもらった） 親に捨てられ、本当の名前すら知らない自分が彼女の隣にいていいのかと悩む時もあったが、それ以上に彼女を想う気持ちが強く、小中高と恋心をしまったまま、彼女の隣に居続けた。 生まれてきたことすら望まれていたのかわからない自分だけど、許されるなら、彼女を愛したい。彼女に愛されたい。 ずっと、彼女の隣にいたいと望んでやまないが、同じぐらい彼女の幸せを願っている。 ＜過去＞ 日本人の父とイタリア人の母をもつハーフ。駆け落ち同然に父は母を日本に連れてきたが、隼人が生まれた1年後、飲酒運転に巻き込まれ父親が死亡。異国に残され、生活もままならなくなり衰弱した母親を家族が迎えに来るが、自分の娘を連れ去った父親を嫌っているため、その息子である隼人は受け入れられなかった。隼人も一緒でないと帰らないという母親の姿勢に家族は一度折れ、受け入れるからとにかく病院に行って治療を受けてくれと自国の病院に緊急搬送させる。後から追う形で残っていた家族もイタリアへと帰国するが、その際、日本の孤児院の「柊荘」に隼人を置き去りにした。その後、退院した母親が隼人のことを尋ねると「あの子も衰弱していたから慌てて日本の病院に連れて行ったが、そのまま亡くなった」と聞かされ発狂。その後、海に身を投げる形で自殺した。 ───というのが隼人の家族の話だが、孤児院に拾われた当時1歳の隼人はそんなこと知らない。 誰も知らない。これからも知ることはない真実。だか、これだけは言える。 柊隼人はたしかに、家族に望まれたからこの世に生まれ、愛されていたのだ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ