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名前：Vipère Cavalier(ｳﾞｧｲﾊﾟｰ･ｶｳﾞｧﾘｴ) 一人称：オレ、自分(仕事中、偉い人とかに対して) 二人称：お前 ▼容姿メモ 褐色、オッドアイ、目の下にはくっきり隈、タレ目(戦闘の時はキッとした目付きになる)、ギシギシキューティクルな肩甲骨あたりまである長髪、ギザ歯、顔の右半分と右腕から肩甲骨にかけて火傷跡がある、死刑執行時は目元を隠すようなマスク(ベネチアンマスクみたいなの)を着ける、武器は大きな斧、ナイフは脅しや護身用程度のものなので使わないが持っている ▼名前メモ Vipère(ヴァイパー)：毒蛇 Cavalier(カヴァリエ)：イタリア語起源のフランス語の古語で、騎兵・騎士を意味する。 騎士の家系だった。 その毒で、数ある闇を飲み込め。 その鋭い毒を持って貴方は強くあれ。 ーーーーーーー とにかく面倒臭がりでいつもなんだか気だるげ。だが根は真面目。身分の高い相手には敬語を使うが本来の口調は悪い。曲がったことが許せない性格。どんな事があっても生きることに執着しており、優しさと愛に飢えている。 国と教会の人間相手には当たり障りのない、あくまでもそれは自分が生きるため。 過度なストレスによる不眠症でショートスリーパー。ほぼ寝ない。お陰で目元は隈がくっきりついてしまった。 甘い物がとにかく好き。自宅ではよくリンゴを齧っている。だが、胃が弱い。 火はトラウマ。記憶にないくらい幼い頃、家屋を燃やされ、父も母もその炎に殺された。全てを失い、そして気づけば自分は孤児として生きていた。 自身の体に刻まれたその酷い火傷は人に見せられるものでは無い。大人になった今でも、幼い頃の記憶が無いため理由は分からないが、体が憶えているようで火を見ると足が竦んでしまう。 処刑人としての仕事は正直言ってやりたくない。本当にやりたくない。人なんか殺したくない。でもやらないと生きていけない。やらざるを得ない。 初めての死刑執行時、恩人の首をはねた後、飛び散る血生臭さと絶望感、自分がやってしまった罪悪感に潰されて盛大に吐いてしまった。その姿を見た教会の人間から「処刑人の恥晒しになる。惨めな姿を見せるな。」と言われ、仕事中だけマスクで目元を隠すようになった。仕事以外では着けることはない。 今日も今日とて、国が選んだ罪人の首をはねるだけ。 国と教会の騎士に対してひどい嫌悪感を持っている。恨んでいる。教会の騎士たちは形だけ綺麗にしている真っ黒な偽善者だと考えている。 正直、国の奴らも騎士も全部消えてしまえと思っているが、人を殺すことに嫌気と絶望感を感じているため、昨今の流行病とやらで勝手に野垂れ死んでしまえばいいのにと胸の内で密かに思っている。まぁ、自分の首が飛びかねないので口にはしないが。 昔、孤児だった自分はオデットに拾われた。 オデットは恩人だ。可愛らしく、暗かった自分を明るくしてくれた。毎日が…楽しかった。オデットの父親であるニコラも優しく、実の子供のように接してくれた。嬉しかった。 あんなことが、なければ。 教会の騎士が押し入って、謂れのない罪をニコラにぶつける。家の人間が死んでいく様を見た。吐いた。 オデットに手を引かれ、なんとか森の中へ逃げたが時しばらくして見つかり、彼女はオレを逃がすためにと囮になって捕まった。オレもすぐに見つかってしまったが、彼女と離れ離れになってからは姿を一度も見ていない。 …無事なのだろうか。彼女は今も生きているのだろうか。今君はどこにいるんだ？どうか、無事でいてくれ。君がオレを見つけて助けてくれたように、オレも君を見つけ出す。必ず。必ずだ。 生きるか死ぬかの選択を迫られ、生きることに縋った結果、恩人の首をはねることになるなんて。恩人が自分に伝えてきた最後の言葉も声も、忘れたくても耳に染み付いて忘れられない。 ■ジャンヌの猟犬 ▼HOの恩恵 └刃物を扱う武器技能の初期値を50 └＜医学＞に+30補正 └＜目星＞に成功することで相手の急所を見抜ける、与えるダメージを固定で+2 22/04/15：END1 自害でロスト 2生還2ロストでシナリオクリア 恩人も救えず、オデットも救えず、何も残っていない。 生き殺しにされるくらいなら死んだ方がマシだ。 恩人と同じ墓地にて眠る。おやすみなさい。

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