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警察の家系。 先祖や親族、既に他界した父や祖父も警察かつ上部だった。 そのため長男である陸も警察になるよう言われ、厳しく育てられていた。 幼児の頃から将来の夢は警察官にと強要され、幼き頃に抱いたサッカー選手という夢を否定され、警察になるために必要なことばかりさせられていた。 小学生の頃、ある日父の言うことを無視し友達とサッカーをするために行った公園にて、偶然友達の蹴ったボールが目から頭ら辺に当たり、体制を崩し倒れ、また倒れた際の打ちどころが悪く数針縫うような怪我をしてしまった。 陸は気を失ってしまっていたのだが、手術や入院やしている間に、父親はこれを利用し友達を陸をいじめたと騒ぎ立て、引越しを余儀なくさせた。 小学生に連絡手段はなく、退院したらその友達は家族ごとおらず、周りからは事実でないイジメの心配をされ、父親を恨んだ。 ここからは周りにこれ以上迷惑をかけたくない気持ちと、警察になった時に復讐することを目標に、父に従い警察になる道を歩んだ。 警察になってからも、絶対に親父たちよりも能力のある後輩が、見栄や出世のためと潰されてるの見てるのが嫌だった。 警察に入りある程度出世したところで、自分の親を告発。親は汚職やパワハラがバレて懲戒解雇となり、その後病に伏して亡くなった。 父親は陸に憤慨し、母は困惑し軽蔑した。捨てられたサッカーボールと友人のことは忘れず、ずっと根に持っていた。 またこの時点で両親とは絶縁となった。 性格としては優しく穏やかだが、芯はしっかり持っているし忍耐力がある。 復讐が終わったあとは、捜査に携われるある程度良いポストにつき、能力のある良い後輩たちが上のせいで潰されることがないようにしている。

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