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緑と黒がイメージカラー。芸名は「SUKUI」SUKUIちゃんの愛称で主に若者に人気だがアンチもめちゃくちゃいる。その分知名度があるのは確かって感じ。ふわふわしてるが演技力には定評がある。インスタとかYouTubeとかやってる。好き嫌いははっきりしてる。 嫌いな言葉は「偽物」。いつまでもどうにもならない孤独とか承認欲求とかを抱えている。物事の上澄みばかりを掬って集めたような人生。 中の上くらいの裕福な家で育つ。器用でなんでもそつなくこなす。お金があったのでなんでも遊んだし挑戦したが、どれも特に心が満たされる訳でもなく、そこそこまではいくがどれも一流とは呼べるような出来にはならなかった。満たされない承認欲求のためにキラキラした職業につきたいと思う。「チヤホヤされるならなんでもよかった」とはいうが、実際は小さい頃テレビで見た俳優に憧れどうしても俳優がよかった。キラキラしているだけじゃなく、実力が伴う本物になりたかった。 明るい幼なじみ(女子)がいて、特別親しいつもりではなかったがお互いに旧知の仲という感じだった。同じグループにはいないけど2人になれば話す。向こうから話しかけてくれる感じ。その子は自分の夢を真摯に追っていた。中学卒業の時、高校は別々だったが「本当はやりたい事があるんでしょ？」と言われたのをきっかけに高校一年の時に親に言われたことに従ったり遊びばかりしているのをやめ、小さい頃憧れた俳優に向き合ってみようということで養成所に通い出した。だがあまり結果は出ず、親からの圧力も強くなり、焦燥ばかりが募っていった。 しばらく経った頃、疎遠だった幼なじみのTwitterのアカウントを見つけてもう諦めて別の事をしているらしいことを知った。 どうしても結果が出ない自分と不安に嫌気がさし魔が刺して、18歳の時親にこれに合格したら俳優を許すといわれ最後のチャンスだったオーディション前日に才能を買った。 昔遊んでた友人が才能を買っていて、教えてくれた感じ。 本当は本物になりたかったがもう楽しけりゃいいでしょって感じ。自暴自棄。刹那主義。人生清く正しくなくていいし気持ちいいとこだけ楽しめたらいい。物事にこだわるタイプではあるが土壇場で開き直りがち。 才能買ったけど多分リスクはあるだろうし今のうちに楽しんどこ、って気持ちのつもりだが半分は未来に目を背けている。自分の力ではなくても演技自体好きなので最前線で演技ができることは楽しんじゃってると思う。 才能がある奴が羨ましいが、それよりも才能を目指して努力するような奴に複雑な気持ち。実際は何よりも努力している人を尊敬しているが見ているとイライラする的な、、、 〈天鳥通過後〉 才能を買った事に多少罪悪感や不安があったが、リスクがない事も分かったしあげると言われたので墓場まで持っていくと決めた。元々譲る気はなかったが意志が固まった感じ。 ららが譲ると言ってくれた事に対して恩でも引目でもないけど思うところがある。ららが女優を望むのなら、ららが本来立つはずだった土俵までは用意するつもり。 天鳥の三人は秘密を共有して受け入れられてしまったので特別な人物達ではある。友達とか好きかといわれたら違うってなる。 自分が偽物なことに対する引け目が今まであったが、ずるかろうが弱かろうがそれさえ全部使って自分が「SUKUI」であることを貫く事が何よりも大切。

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