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天架　祈哭(あまかけ　きこく) 宝石：イエロージルコン。宝石言葉は「産みの悲しみ」。 和名はヒヤシンス石。 「僕は謎を作り出す。それでこそ天才でしょう？」 「誰にも解けない、けど、種明かしをした暁には誰もが納得する。そういうものを作るんだ。」 技能関係 職業ベース　2015「作家」 ・回避、キック 情報収集の際、出先で色々なことに巻き込まれる。過激ファンに嫉妬から襲われることもある。 それらの対抗策として逃げること、次いで仕事に影響しない方法で対抗することを覚えた。 ・目星 情報収集でネタを逃さないため。 以下、通過シナリオ 下の方はネタバレ含む。 「天才故に凡人たる異常妄執の病」HO天才　両生還 以下　ネタバレ含む 「天才故に凡人たる異常妄執の病」HO天才　END『病名　天才』にて両生還 「＿＿＿＿＿＿＿僕は、”俺”が、あいつに劣っている。そんな訳ないだろう…？！」 表向きは現在人気沸騰中、話題殺到なミステリー作家。 裏向きは嫉妬と絶望、羨望、妬みに満ちている。 その感情に対抗するため、完璧を演じ、周りを魅せることに現在の”生”を投じている。 プライドが非常に高く、ミスをすることを非常に恐れる。 最近は趣味の時間を投げ打って演技力を高めることで、それらを補っている。 伸びた爪は美しくネイルで装飾されている。 だが非常に不安定な人間で、自分の感情から逃れるために、爪で引っ搔いた傷が手先と足先、顔を除いて全身にある。美しい爪は武器となる。 一応、嫉妬の対象である彼女には人並みの対応を取る。 天才であることは己のプライドだが、共に長い時を生きてきた彼女には”天才”を演じきれないことも。 ただ、それは同時に嫉妬を表にさらけ出すことに等しく、不用意に動けないことも多い。 そのためか、彼女に対してのみ、年相応の幼馴染としての対応を取る。 通過後。 幼い頃は、なんでも出来る幼馴染が羨ましくて羨ましくて仕方がなかった。 何も秀でていない、平凡な人間。それが自分にとって耐え難い事だった。 羨ましさを上手く言葉に出来なかった。文才なんて自分にはなかったからだ。 だから望んでしまった。 叶ってしまった。 忘れた心の奥底で、ずっと1人泣いていた。 幼い少女が、ずっとずっと泣いていた。 出来ることを奪ってしまってごめんなさい。 今は、唯一自分と対等に接してくれる椎名を大切に思っている。何せ、全て奪った自分を、真実を知ってなお叱りはしなかったからだ。 まあ小言は漏らされたが、あの場で殺されたっておかしくはないくらいのことを自分はした自負がある。どんな愚痴だろうと怒りだろうと、受け入れようとは思っている。 資料を見せなかったのは、ショックで元に戻ってしまうのを恐れたから。自分の今の立場、加えて今の関係を壊してしまうことが怖かったからだ。 勿論かつての嫉妬は心の奥にある。罪悪感と共に一生背負い、墓まで持っていく覚悟を決めた。 ただ、この性格も相まって、中々仕事以外の人が寄り付かない。親身に接してくれるのは椎名くらい。 天才というプライドに必死に縋り付き、寂しい思いをしたこともしばしば。 まあそんな状態で好意が湧くのは自然なものか、それとも彼女が元々持ち合わせたものが体に残っていたのかは分からない。 芽生えたこの感情、この好意はなんじゃらこりゃ？恋？ああなるほど！こういうものか！と 許されるのか分からない恋だけれど、少しづつ伝えていきたいとおもっている。 「多くを奪った罪を贖わせておくれ」 『一人は寂しいからそばに居てくれ』 心の奥底。演技と嫉妬の陰で哭く。 「ああ、どうか、愚かな自分を許してください。」 黄色の対、紫のヒヤシンスの西洋花言葉 「I am sorry（ごめんなさい）」「sorrow（悲しみ、悲哀）」「please forgive me（許してください）」

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