タグ： 麺麭生地家

糸繰 伊織　18歳 アカデメイア　コンピューター工学専攻 所属サークル　マクランフヨ部 ＿＿＿＿＿容姿＿＿＿＿＿ 目元にまでかかる長さのふわふわの癖毛の白い髪に、同じく白いまつ毛に縁取られた昏い金色の瞳をした少年。 イヤーマフやイヤホンなど、耳につけて音を遮断するものをいつも装着した状態で生活している。 黄色が好きで、黄色の入った服を好んで身につける。 成長期の夜更かしのためか、身長は168cmと少々小柄で、インドアな生活により肌は色白である。 いつもどこか不機嫌そうにも見える疲れた表情をしていて、口数も少なく、暗い印象をあたえる。 ＿＿＿＿＿性格＿＿＿＿＿ 交友関係も広く無く、サークルメンバー以外との人付き合いはほとんど無い。 そのぶんサークルメンバーへの愛着や信頼はつよく、メンバーと過ごす時間を楽しみに、なによりも大切にしている。 その静かな印象とは裏腹に、いたずら好き、ジョーク好きなところもあり　サークルメンバーに対しては度々いたずらをしかけたりしている。 ゲームや物語の嗜好は無駄とも思われるような細部までのこだわりや造り込みや遊び心を好む。 ＿＿＿＿＿経歴＿＿＿＿＿ 諸事情により養子として引き取ってもらった家で育てられた。 幼い頃から引っ込み思案で物静か、わがままをいったり何かを欲しがったりと言う意思がほとんどなかった。 賢く、非常によく勉強をしたため トップとは言わずとも常に成績は優秀だった。 何かを成せばいつも養親は褒めてくれたし鬱陶しいほどに喜んでくれた。 何も成せずに引きこもっていても許してくれた。 養親は優しく、親としての義務をしっかりと果たし、伊織を愛してくれたが 伊織はなぜか彼らの言葉や提供してくれる生活、愛を自らのものと認めて受け取ること、心を開くことができずに、ぎこちないままの家族生活を送った。 この家の家族であると認識できていないために、学校にもなじめず、所属欲求が満たされたことがなかった。 養親を母、父と呼んだこともまだない。 サークルへの帰属意識の高さはこれにもよるところがある。 ＿＿＿＿＿秘匿＿＿＿＿＿ 愛や認められること、やさしさをうまく受け取れない理由は「啓示」にある。 伊織はあらゆる選択を「啓示」に委ねて生きている。 そのため、何かを成し遂げたとしても、努力をしたとしても、その何かを決めたり努力の程度を定めるのは自分自身ではなく「啓示」であったために 褒められても気にかけられても 養親は自分ではなく自分を動かす何者かを愛しているような奇妙な感覚に囚われてきた。 自身がこれに逆らうと言う選択をしてこなかったことが原因でもあるので、この感情のループは今のところ完全にドツボにはまっていて抜け出せない状態にある。 ただ、「啓示」と関係のない部分での個人的な趣味や興味も、彼らは肯定してくれたこともあり、彼らに対する一定の信頼や愛はある。（それでも「啓示」ありきの自分だから認めてくれたのでは？と言う猜疑心は晴れていない） 実親との仲も深い結びつきでなかったので無条件に大人を頼る選択肢が頭から消えており、この「啓示」についての苦悩を打ち明けることもなかった。 養親は伊織を実の子のように可愛がったが、そのどれもをうまく受け取れずに虚無感ばかりが募った。 　糸繰 伊織 「啓示」に従うことであらゆる選択をしてきた少年。 うるさい音が苦手なため、また「啓示」を聞き逃さないために常にイヤーマフをつけている。 本来はいたずら好きで無駄好き。ゲームをするときは不要なフレーバーテキストに一喜一憂したり 全然いらんそんなん…というようなものを集めたり眺めたりする。 「啓示」のいう言葉が、どんなに自分の意思とかけ離れていても、全くそうしたくなくても、今まではずっと従ってきている。 これからもずっとそうなのだろうと思っている。だって、言う通りにしていたら、全てうまくいくのだから。 …そう思っている、己の意思でその言うことを聞いているのだと信じているが 実際は操り人形のように生きてきた。（んだと思う　イメージ）そのために、納めた成功を自分の力だと思うことができず、自信が無い。 サークルの仲間たちと話しているときにはそれらが綻び、心が活発になる。 そのことをとても好ましく思っているし、趣味に没頭する仲間がいることはとても嬉しいことだ。 この自発性のない孤独な少年にとって、「啓示」とサークルは心の拠り所である。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ