タグ： 植木鉢たかはし

「俺は俺の好きなようにしてるだけだし」 「自分に似合う生き方してが悪いの？」 「マリス・インフェリアぁ……っ！」 　自分に素直に生きることをモットーにしている天使。男ではあるが少年と少女の間のような中性的な顔立ちのため、初対面では間違えられることもしばしば。その際は「まぁ、俺かわいいから仕方ないよね」と笑う。服装もそこまで気にしない。自分に似合えばいいやなので男性ものを着ることもあれば、スカートを履くこともある。だって俺に似合うでしょ？ 　さばさばして初対面ではなにも考えていないように見えるかもしれないが、警戒心が非常に強い。常に思考を動かしており「こいつはきっと俺を裏切るだろう」ということを前提として接している。 　おそらくこれは生前の反動か何かかと思われる。口が悪く、周りに流されず、自分の好きなように生きる。これが出来ていなかったから、今自由にしているんじゃないかと本人もなんとなく思っている。本当のところは分からない。警戒心の強さもそれ故か、それともどっかの悪魔が心配で仕方ないからか。 　演奏する楽器は、人前では主にフルートだが、常にハーモニカを持ち歩いている。好きなのはハーモニカの方。ハーモニカは人に聞かせるというよりは一人で演奏し、聞いて、楽しむ目的の方が大きいため、人前でわざわざ吹くことはそうない。ハーモニカは16穴のどこにでもあるシンプルなもの。 ・悪魔 マリス・インフェリアに対して 　助けた記憶があるからか否か、とにかく心配で仕方ない。ほっとくとトラブルに巻き込まれてるんだもんアイツ。 　ただ、周りに流されず過ごしたいのに思いっきり流されてしまっているのが癪なのと、単純に素直じゃないので口は非常に悪い。が、言葉の節々に隠しきれない心配が滲むことも多々あり。本人か気づいているかは不明。 　マリスくんのことは基本「お前」呼び。たまによくフルネームで叫ぶ。「マリス」と普通に呼んだことはないかもしれない。これはきっと照れ隠し。嫌いじゃないけど好きでもない、と、本人は申しておりますがかなり結構好きです。ブラック企業心配。なお口には絶対だしません。 ・趣味 　正直、マリス君を追いかけるのがもはや趣味な部分もある。見ていて飽きない(飽きさせてくれない) 　音楽は教養であり趣味である。ハーモニカは年に数回買い替える程度には使っているし、楽譜もまぁまぁな数そろえている。落ち着いた、懐かしい感じの曲が好き。ロックなどはそんなに。 　日々日記をつけるのも趣味。ただ日々のことを書くだけでなく、後にこれを誰かが読んだとき、自分という存在がちゃんと伝わるように考えながら、一文字一文字丁寧に書く。書くときは必ずガラスペンを使うが、インクは気分によって変える。 ・生前 　池辺 叶多(いけべ かなた) 　自分の殻に閉じこもり、周りとは一切関わらない。話しかけても返ってくるのは冷たい視線一つ。だからあいつにはもう関わらないようにしよう。声をかけるだけ無意味だよ。そんなことを言われてきた人間。そうしてきたのは自分だし、そうなるのは当然だったはずなのに、受け入れられない寂しさから余計に殻に閉じこもる。どう思われるかをずっと気にして行動できず、言いたいことを何一つ言い出せないまま。そんな自分を変えたくて、でも変えられなかった。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ