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『GODARCA』　004876 HO：IX 隠者 武器：魔法武器（魔導書）……POW+2（幸運は 90、SAN値は 99 が最大値） 帽子を目深にかぶっており、目元の見えない青年。 口元はにこにこしているが表情は読みにくい。 色の名前を冠する彼だが、光に弱いその目は色を認識しない。 ただし、もらった想いの色彩は彼にも眩しく見えていただろう。 以下、HOに関わるメモ。ネタバレあり。 HOIX：隠者 アルカナ：1d5 ターンの間、自身を含む任意の味方 1d3 名に、〝隠密〟効果を付与。 隠密対象となった者は、効果時間中、攻撃の対象にならない。発動後、5 ターンのリキャストタイムが発生する。 ぐっと、帽子の鍔を持つ。その表情は見えないけれど。 いつの間にか、口元にはいつもの笑みが戻っている。 「人が進む先はいつだって苦難しかない。けどまぁ、そこから得た力は、知恵は、また人を生かすんだ」 「真実で足元を照らし、経験で支えて進むというなら、その先に最善を見つけられることもある」 「姿は見えなくてもそこに在る。もらったものは何一つ消えることなく、それぞれの心に残る」 「ここには、僕らと、それから今までの、ここにはいない誰かのたくさんの想いがある」 「その１つ１つに報いに行こう。それからさ、」 そっと、帽子をあげる。 色など知らないけれど、想いの色彩にあふれたその世界。 久しぶりにまっすぐ光を受けた目を細めながら、その場の１人1人へと視線が向く。 「たくさんの気持ちをありがとう。ここまで、見つけてもらえると思ってなかった」 「さよならなんて柄じゃない。だって、いつだってここに在るから」 「消えたって、その想いを、記憶を生かしてくれるって信じてる」 「人は誰かが覚えている限り消えないものらしいから」 「だからさ。すべて見通したなら、あとはさいごまで進むだけ」 「さぁ、いこうか」 口元の笑みはもう消えない。 IF時空 『やがて廻るエンピレオ』◆ED1

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