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「カケルくんを助けたことを後悔なんてしない。だって、大切な弟だもの。…うん、大切な、弟。そうだろう？奏…」 ────────────────────── 作曲専攻の現役音大生。 穏やかで優しいお兄ちゃん。弟のことをくん付けで呼ぶ。カケルくん、今日も元気だね。 もともとは音楽界に名を轟かせる若き天才バイオリニストだったが、暴走トラックによる事故から弟を庇った結果、巻き込まれて左腕が動かなくなってしまい、バイオリンの道は潰えた。 しかし、音楽を愛しているため、どうにかして音楽に関わりたいと考え、その後作曲家に転向。そちらの道でもかなり有名になり、周囲からは「音楽の神に愛されている」などと評されている。 右手しか動かせないため、作曲はDTMを使ってなんとか頑張っている。 今を大切にするタイプであり、今の自分は作曲家である。今の自分を見てほしい…と思っているため、雑誌のインタビューなどで「もしも腕が治ったらまたバイオリンを弾きたいと思いますか？」などと聞かれるのが苦手。 [誕生日] 8月28日 [イメージカラー] ホーリーグリーン/#006948 [イメージソング] 才能シュレッダー/ナナホシ管弦楽団 feat.初音ミク 　└ https://youtu.be/qxuUr09QNYs [特徴表] 3-8【信頼のおける人】 探索者は自分の家族や友人などの仲間を見捨てたり粗末にしたりせず、可能なかぎり助けようとする人間だ。その評判が今後も続くかぎり、任意のコミュニケーション系技能3つに、それぞれ+10%。 　└信用、説得、心理学 [技能] ✧職業ベース/芸術家(2015) 　└技能P_EDU*10+DEX*10 　└特記_専門とする分野の〈芸術〉または〈製作〉技能に+10%のボーナス 　└〈歴史or博物学〉と選択技能1つを除外 ✧詳細 【探索技能】 ・弦楽器を扱っていた頃、よく指を弦で切っていたため、自分で手当てができる。ただ、現在片手しか動かないため、そこまで綺麗には出来ない。応急手当を低めに取得 ・音楽は人と合わせるもの。周りの音を聴くことに慣れている。聞き耳の技能値が高め 【交渉技能】 ・顔や名前が知れ渡っている。また、その内容により、世間からの評判がそれなりに良い。信用、説得の技能値が高め 【知識技能】 ・人の心に届くような曲を演奏、作曲するため、音による心理変化を研究している。心理学の技能値が高め ・元天才バイオリニスト。芸術/バイオリンの技能値が高め [通過シナリオ] ・ハイフェッツをなぞる病/HO秀才 ───この先ハイフェッツHO秀才バレあり─── バイオリンの道が潰えてから始めた作曲だが、自分の真似をして作曲をかじり始めた高校生の弟の方が圧倒的にこの道の才能を持っていた。 やめてくれ、これ以上僕から音楽と関わるための手段を奪わないでくれ。 __これ以上？勝手に庇ったのは僕なのに？ 弟のことを愛しているはずなのに、自分のしたことを心のどこかで後悔している自分が嫌になる。 そんなことを考えないで済むように必死に作曲に取り組んだ。 しかし、スランプに追い込まれて思わず弟の曲をコンクールに提出してしまった時に思い知った。 やっぱり、世間が求めているのは弟の書く曲らしい。……嫌だ、負けるわけにはいかない。僕にはもう、これしかないんだ！ そんな時、僕の脳裏に、何か声が聞こえた。 【HO内容】 ハイフェッツをなぞる病/HO秀才 貴方は何かしらの分野で一流である。いや、一流なんて言葉では済まされない。けれどこれらは貴方の努力の賜物だ。しかし貴方の目の前には常に“HO天才”が居た。どれだけ頑張っても、死に物狂いで近づこうと努力はしたが、あと一歩、天才には及ばない。だが貴方は諦めていない。いつの日にか“HO天才”を乗り越えて見せる。貴方の目的は「“HO天才”を超える事」だ。 因みに貴方はセッション開始前、SANC 1/1d6を振ってもらう。何時頃からか貴方にはこの先を予見するかのような言葉が脳内に響く様になっていた。これがあれば天才を越えられるかもしれない。

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