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橘 陽 (たちばな よう) 橘 立花(たちばな りっか) 【呼び方】 陽→立花 立花 立花→陽 兄さん･陽兄(幼少期･咄嗟に呼ぶとき) 橘立花 18歳 高校3年生 産まれた時に父を、1年前に母を癌で亡くしてから兄と2人暮らしをしている。 【技能説明】 隠れる・変装・心理学等は兄にコンプレックスを抱いてから何かと周りにも兄にも色々隠すようになったこと、見た目にもコンプレックスがあるから少し高校生なりの変装して街中に出かけること、人の顔色をずっと伺ってしまうが故の心理学となっています。 ヴァイオリンは幼い頃から続けている。本音は音大に行きたいけど、とてもじゃないが兄には言えない(学費的にも、才能的にも) 【バックストーリー】 幼い頃から周りから、陽くんは本当に何でも出来るわね〜！それに比べて立花くんは…と比較され続けてきたこともあって、兄には酷い劣等感を抱いている。 しかし、同時に立花は兄が陰ながら凄まじい努力をしてそれを表に一切出さないことも知っていた。父がいない分、兄が学生ながらに何個もアルバイトを掛け持ちしていたことも、特待生になる為に夜遅くまで必死に勉強していたことも、全部、全部知っていた。 それでいて、疲れを見せずに自分に優しく微笑みかけてくれ、時間を見つけては遊んでくれたのだ。 お前がいなければ比べられずにすんだのに！と叫びたいのに叫べない。嫌いになりたいのに、なれない。憧れと嫉妬、尊敬と劣等感、同時に存在するこの感情によって、立花は酷い自己嫌悪に悩まされ続けていた。 ある日、そんな日々に突然終止符が打たれる。 母の橘 美鈴(たちばな みすず)が亡くなったのだ。……兄は酷く憔悴した。 立花にとってそんな兄の姿を見るのは初めてだった。涙を見せる兄の姿を見て、自分と同じ人間なんだと自覚し、己と身近な存在であると初めて認識したのだった。幼い頃から兄を神聖視している節があり、聖人だと信じて疑わなかったが、この日を境に兄の弱い所や案外イタズラを仕掛けたりするところ等を見て、親近感が湧きそれが次第に愛情へと変化していった。 最も近くて遠い所にいる兄に劣情を抱いてしまったことに対して、後悔はしているが心の何処かで虎視眈々と狙っている。渇いて、渇いて、堪らない。 【キーワード】 劣等感･嫉妬･神聖視→親近感→渇愛 橘 陽 24歳 社会人2年目 サラリーマン ･弟に格好をつけたくて努力してきた ･それがかなりプレッシャーだった ･弟に対しては慈愛が強い(？) ･弟の目が時折恐く感じる。 【キーワード】 慈愛･努力･秀才･畏怖

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