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特徴表　3-5銃火器の達人 　　　　2-10前職 ノーチェ・クラレット 神聖ケテル王国の参謀総長を務めた女性。 王国暗部の元隊長の一人娘として生まれ幼少の頃より強き人間になるよう厳しく育てられた。結果父のような武力の才に恵まれなかったものの、代わりに知力の才には恵まれていた。この頃から父の強い影響で『勝者こそ正義』『弱さは罪』という王国の理念とはかけ離れた考えをもっていた。 知力を活かすため王国正規部隊に入隊。両親共に暗部出身のため国民として認められず、よそ者として扱われたがすべてを実力で黙らせ王にも認められ王国建国史上最年少で参謀総長に登りつめた。 第三次世界大戦に巻き込まれたため参加。元々自国には侵攻の意思がないため防衛に専念する。その効果もあり善戦するが防衛しかしないため状況を打破することができずにいた。そのため策を講じようするも犠牲を出してでも勝利を取りにいく作戦は全面的に却下され妥協案に落ち着くも一時的な解決にしかならず、暗部を使い作戦を強行しても国全体からみるととても少数の暗部だけでは手が足りず打破には到らなかった。この後状況を改善できないまま少しずつ押され始める。 戦争終結の数年前前線でよく目撃するようになった新兵器に着目し、暗部を使い出元を調べさせソラス共和国の研究所から兵器の情報を盗みとる。逆転を目指しソラス共和国の取引ルートを襲撃し奪い取り、更に死亡した敵兵の解剖し素材を確保した。研究と複製を行い装備のグレードアップに成功し前線を維持し、研究の失敗例から新素材を用いた兵器を暴走させる方法を編み出し新素材を用いた兵や兵器を用いる兵を片っ端から暴走させ前線を混乱させ又一部は仕込むだけで起動せず後方に下がったタイミングで起動し前線基地や補給線をボロボロにし泥沼の状態に持ち込んだ。これにより敗北必至だった王国は数年で拮抗状態まで立て直し戦争を引き分けに持ち込んだ。 戦争終結後戦争の戦犯として王が捕らえられるところに割って入り自身の成したことを告白。その内容を誰も知らなかったことから作戦は参謀の独断であると判断され王の代わりに逮捕された。死を待つだけの立場となったが悔いがあるとすれば勝利に導けるだけの力が自分になかったことだけである。 ○神聖ケテル王国 高い科学技術をもつ王国。特に宇宙開発、人工知能、医療技術の３分野では世界でもトップレベル。 秩序を重んじており争いごとが嫌い。今回の戦争も巻き込まれなければ間違いなく参加することはなかった。 多種多様な戦力を保有しているがこれは国間の戦争の為でなく、王国で昔予言されたいずれ訪れる地球外勢力に対抗するため。 星間戦争に向けた特殊兵器があるが地球で使うと何があるかわからないため今回の戦争では使用されなかった。 ○暗部 王国の闇であり存在が知られていない特殊部隊。正規軍服が白をメインに青の装飾に対し、黒をメインに赤の装飾の軍服を纏う。 存在を知っているのは歴代の国王と参謀、暗部出身者のみである。 王国の異端児や奇才など秩序を乱す者たちで構成され正規部隊ではできない暗躍を担当。 他国にも多数構成員が紛れており必要に応じて懐柔脅迫事故暗殺などを用いて王国の危機を排除する。 王国からはいないものとして扱われており国の法に守られない存在。そんな扱いから不満が溜まることがあり、歴代でも何回か内乱を起こしている。直近で起きたのは先代の隊長の時代。つまりノーチェの父が現役の頃である。

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