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【技能】 クトゥルフ神話2015　P.5　『看護師』より 【パーソナル】 一人称：俺　二人称：あんた・～さん 高身長のため、威圧的に感じるが優しく笑う穏やかな男。 過去に喉を傷めてから大声が出せず、小さな声でしゃべる。 図体に似合わない怖がりで、特に対人に対しては相手の様子をよく伺いながら言葉を発する癖がある。 緊張症で、自分の腕を強く握りこんでしまうので、跡が消えずについてしまっている。 己の心を守るため、よく腕を組んだり利き腕を強く抑える姿勢をよくとる。 【バックボーン】 暴力性のある己を見捨てず、優しくしてくれていた両親が大好きだった。 初めて暴力を他人にふるったのは中学生だった。 特になにともない瞬間、隣にいた友人を殴りつけていた。気が付いた時には、血だらけになって、顔がぼこぼこに歪んで 誰なのか一瞬わからなくなるほどに変わり果てた友人の姿がそこにあった。 何が起きたのか全く分からなかった。しばらく呆然としてその場に立ちすくんでいたが、悲鳴とサイレンの音で我に返った。 目の前に立って自分に何かを叫んでいる教師の声が、分厚いガラス越しにいるようにこもって聞こえない。 ストレッチャーからだらんと零れ落ちた、弛緩した腕と指先の揺れしか目に入らなかった。 精神的な病気を疑われて病院に通わされることになったが、形式的なカウンセリングだけで、特に原因の解明や、解決につながることはなかった。 周囲からは狂人とみなされ、一気に孤立することになったが、萌は孤独感よりも起きた事実をどうにも受け入れられないでいた。 弁解の余地もなく陰口をたたかれ、ひとから人間の扱いをされなくなり、散々な生活であった中、 両親は無理をして通わなくてもいいと優しく向き合おうとしてくれた。 その両親のためにも、と萌は必死に孤独と敵意や嫌悪の中学校生活を全うした。 高校時代は、衝動的に起こる暴力性から、質の悪い不良というレッテルを張られて日々を過ごしていた。 道行く人を殴ったこともあった。ものを力の限り壊したこともあった。学校の職員の骨を折ったこともあった。 自分で自分を殺してしまいたくなった時でも、両親は泣いて止め、受け入れ、共に考えてくれた。 ある時、父を殴りつけ、母に馬乗りになり殴って骨を折り、消えない傷を負わせた負い目から、心底己を嫌い、呪うようになる。 せめて人の役に立つことをと思って養護教諭の道に進むが、潜む凶暴性が自分の隠された本性なのではと漠然と恐怖しており、 否定したい気持ちと、それをどこか受け入れてしまいつつあることの矛盾とで常に苦しんでいる。 いっそ本当におかしくなる前に罰を受けて死んでしまいたいと思うほどには。 母から教えてもらったおまじない、目を瞑って脈を数え、最後に「もう大丈夫」と言う。 アイデア-5％永久喪失。 自己精神分析時に-30％。 拳に＋25％ ダメージボーナスに＋固定値１

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