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「バンド名は私が付けた。チトはいいのが思い浮かばなかったみたいだし、おじじはちょっと古臭いやつばっかだったから。」 「Find them allはThe windfallのアナグラムで、それ以外に大した意味はないよ。でもチトが『kill them allみたいでカッコいい』って言ってた。 　まあ…独特な感性は大事だよね。」 「このメンバーはなんていうか居心地がいい。おじじもタイガーも、チトとバンドのために頑張ってくれてる。きっと、私も今が楽しいんだと思う。」 --------------------- 邦ロックバンド『Find them all』のベースを担当し、編曲も務める天才ミュージシャン。 ボブヘアーに赤メッシュ。童顔で、おまけに特徴的な瞳の色をしている。 一見すると少女の如き小柄さではあるものの、非常にスタイルが良く出るところはしっかり出ている。 服装はお洒落で肌触りの良いものを選ぶが、ここ数年で一部露出の激しい衣装を好むようになった。 他のバンドメンバーに比べ、クールで表情も豊かとは言えないが、口数はそこそこである。 しかし音楽に対する真摯さは別格で、裏を返せばそれ以外のことをそんなに考えていないとも言える。 近年までバンドメンバーに音楽を教える立場にあったが現在ではどのメンバーもかなりの実力をつけているため、 音楽に関する話をしていない時はチームのマスコット化する。 演奏となると少女に鬼神が宿ったかのように力強く、しかし薄氷の上を歩くかのように繊細な、まさに天才であることを感じさせるベース捌きを見せる。 その小柄な見た目で自身の半身以上もあるベースを華麗に弾く凛々しさのギャップに魅了されたコアなファンも多い。 また、曲によってはバックコーラスも担当しており、あどけなさの響く中に低音を交えた歌声は彼女の不可思議さを際立たせ、 千年 泪(HO1)の素敵な声をより魅力的なものに仕立て上げている。 ・父の影響からかオルタナティヴロックとカントリーロックが特に好き。なかでも父とともに演奏したことのあるイーグルスの楽曲がお気に入り。 ロック以外にもjazzや邦楽などに詳しい。 ・自身の名前よりも瞳の色からかつて父に呼ばれていた「メノウ」という愛称を気に入っており、宝石をイメージしたあだ名やフレーズが好み。 ・主な使用楽器はF-bass BN6。特注品の6弦ベースで紺色のボディ。かなり愛着があるのか「ラピス」という名前をつけている。 彼女自身が6弦ベーシストAlain Caronをリスペクトしており、モデルは彼と同じもの。 ・バンドのリスペクト先である『The windfalls』に関してはとくにリーダーのタカハシの作曲センスやプレイングに魅力を感じており、 また、不思議と自身とどこか似た雰囲気を感じている。 ・バンドメンバーとの関係は至って良好だが、自分以外が面倒見が良かったりしっかり者だったりするために自身の音楽以外への ずぼらさが浮き出てしまっている。メンバーにはよく指にばんそうこうを巻いてもらっている。 ・千年 泪(HO1)とは中学の頃の親友だったが、とある事情で疎遠になっていた。 新井田 響太(HO3)とは家族ぐるみの関係があり、幼いころから何度か会っていたかもしれない。父は昔、新井田 響太の音楽の先生であり、 現在は彼の家族が朝霞の後見人となってくれている。 ・メンバーの呼び方は　千年泪→チト　舞音大牙→タイガー（大河、金髪）　新井田響太→おじじ（世話人と後見人としての印象） ---------- 　ロックバンドとして活動していた父の影響で幼い頃から音楽に触れて育ってきた。母親は彼女を産んですぐに他界、 男手ひとつで育ててくれた父のことをとても慕っており、特に父の伴奏にあわせてカントリーソングを唄うのが大好きだった。 ベーシストである父のバンド活動に付き添うようにして様々な楽器に触れていき、自分もいずれはロックバンドを持って活動するのだと思っていた… そんな矢先、彼女が中学2年生になった頃、父が急死した。突然身寄りのなくなった彼女を父のバンドメンバーだった新井田 響太の家族が引き取ってくれたが、 ショックから立ち直ることができず、明るさや無邪気さを失い感情を閉ざしてしまった。 でも、音楽をやめることは出来なかった。ロックが、ベースが、音楽が、彼女と父を繋ぐ唯一で絶対の存在だったから。 　中学にほとんど通わなくなった代わりにベースを猛練習し始め、音楽概論やロックに関する勉強をたくさんした。 そして高校に上がった頃、自分を表現できる場としてインターネットを選んだ。 父の死後唄うことをやめていたが、ネット上だけのシンガーとして誰かが作った曲を歌ったり、あるいは編曲家として活動したりしていた (ボカロについても知識があり、歌い手のような活動も経験している)。 個性的な歌声と実力を評価されていたが、有名になることは考えていなかったためほとんどメディア露出はせず、 ネット上では謎多き人物として認知されて行った。 　名門の専門学校に入りネットでの活動もひと段落ついた頃、新井田 響太の勤務する楽器店に入り浸ってレコーディングをしていたところに千年 泪が現れ、 バンドのベースをしてくれないかと頼まれた。 最初は断ったものの、ある日彼女の歌声を聴いてその聞き覚えのある真っ直ぐで引き込まれるような声に、そして不器用ながら音楽と真摯に向き合うその姿に魅了された彼女は、「数ヶ月後のロックフェスティバルで結果を残す」という条件で一時的に加わることになった。 ファイナルまで進むことは出来なかったものの、その活動の中で自分が父を亡くしてから失ってしまった何かを取り戻せた気がした。 彼女たちの真剣さ、何より大切なものを取り戻してくれた中学の頃の親友の願いに応えるため、バンド加入を決意。 　初めはロックバンドとして知識、あるいは経験不足だったメンバーを持ち前の技術と才能で指導する立場にあったが、 数々のフェスに出場しインディーズとして活躍するようになった頃にはメンバーそれぞれの習熟度も高まり、一つのバンドとして完成されたものとなっていた。 現在は舞音 大牙(ho2)の作曲したものにアレンジを加え、自分たちのバンドならでは特徴づけを行うのが専らである。 バンド自体がThe windfallsをリスペクトしているが、それでも独自性が潰れず人気を博しているのは舞音 大牙と彼女の努力によるところが大きい。 彼女個人の実力や才能を欲して国内外問わず数多くのスカウトが舞い込んできてはいるが、朝霞にそれらを受ける気は今のところないようである。 編曲について ロックで用いられる楽器の概論を全て履修済みでそれぞれ生計を立てられるレベルで演奏できる (バンドに関する芸術技能を大体取った、フレーバーとしての稼業) ------------ 『誰がロックを殺すのか』 ●︎HO4 あなたには音楽の才能がある。全ての〈芸術（楽器演奏）〉の初期値が5ではなくDEX*2の値となる。 名前は「morning haze」より その他参考「夜撫でるメノウ」 あざは…死んだ8.7 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 少女は確かに特別ではなくなった。けれどそれよりも大事なもの…昔失ってしまった、自分にとっての"大切"をようやく取り戻すことができた。 神の授けた力などではなく少女が好きなのだと言ってくれたそんな陽だまりの中、 父と唄っていたあの頃のように、そうするのが好きだから唄い、そうしたいから弾くのだ。 音楽はもう少女を束縛しない。けれど少女が必要とする限り、そばに寄り添い続けるだろう。 "誰がロックを殺すのか"　ロックは死なず、少女から神の授け物は失われた。 そのバンドにはただ音楽が大好きで、そこでベースを弾くのが大好きな、そんな天才少女がいるだけなのだ。 「やっと帰ってこられた、大好きだったあの日に。私はここにいる。ここにいてもいいって、陽だまりがそう教えてくれたから。」 「私のことをお父さんと同じ名前で呼んでくれた、私のために泣いてくれた、私にとっての大切をきっともう、手放さない。」 『誰がロックを殺すのか』シナリオクリア、メンバーのおかげで宮廷へ連れて行かれることなく生還　ギフト消失(技能初期値:5) ギフト周りの技能値修正　ベース87→60→87　ギター&ボーカル77→50→79　ドラム、キーボード50→33→5 「黒猫のロック」65→83　トウカ（猫）が　なかまになった！

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