タグ： 胡蝶之幽夢

スペリング：Ange Noel Mordred ①僕　②君 喋らなければ天使の輪が見えてもおかしくないレベル(APP20)の美貌の持ち主。だが喋るとうるさい。自信家でゴーイングマイウェイ。だけど悪気はない。心理学で他人の機微には気付くけど気にしないタイプ。 思いついたアイデアは実行したいタチなので、今回の胡蝶も祖国に利を成すことだから、と悪いことだと思っていない。上流階級に媚びないけれど、下級民族も別に大事にはしない。邪魔されたくはないので黙するし誤魔化すし欺くこともするよ。 尊大な態度を取るようになったのはオリバーとの出会いから。自分を観賞用の人形としか思っていない貴族の暮らしに退屈して抜け出した先で出会った。身分の違いを知ってか知らずか、大らかで尊大な態度をとってくる彼に興味を抱き、心を許し、影響を多く受けた。同年代の初めて親友と呼べる存在になった。 幾日も抜け出し彼と会い、彼の音楽に触れ、彼の道化じみた仕草に触れていくうちに唯一無二の存在となる。 好奇心から起こる戯れじみた触れあいから、彼の挙動ひとつひとつに目を奪われるようになってしまい、恋心を打ち明けて恋人になる。 恋人として彼を呼ぶときは”オリー”。同性愛は厳しい処遇だったため、本当の本当に秘密にしている関係だった。 一般的に恋人がするとされていることは全て試みたし、一番好きだったのは彼の口遊む歌や演奏する曲を聴きながら微睡む時間。 芸術（ヴァイオリン）は彼から学んだり真似したりして始めた初めての趣味。まだまだ下手くそ。 丁寧に、時には雑に、彼の感覚で教わるものだから基礎もあったものじゃないけれど、彼がレッスンしてくれるというだけで飽きることも挫けることもなかった。 彼のきらきら星を聞いてから星空を見上げることが多くなり、天文学も独学で学び、少しの知識を得た。 彼の自殺のきっかけは小さな口喧嘩のつもりだった。 貴族に好かれるような作品をつくらなくては僕とずっといられないんだよ？ とか 君と添い遂げるために平民になることはできないよ貴族は君を守るための地位でもあるんだからね、 とか 彼の尊厳を傷つけるようなことを言ったかもしれない。それでも彼とずっと一緒にいたかった。身分違いや性別が起こす軋轢をどうにか捻じ曲げようとして、彼の生き方すらも捻じ曲げようとした傲慢さが、彼を自死に追いやってしまったのではないかと後悔している。 一緒に居たくて言った言葉が離別に繋がってしまった。それも、二度と会うことはできない。 後悔はずっと尾を引いて、二度と好きな人を作れそうにもない。父が斡旋してくるお見合いも全部断った。 傷つけたことを許してはくれないだろうが、いつか彼の墓の前で上手くなったバイオリンを披露したい。それを彼への愛情として示したい。星空の下、奏でる曲はきらきら星がいい。 彼が赦してくれなくても、自分はオリーだけを愛しているし、この身を捧げたいと思うから。 イメソン：夜は仄か/Eve 曖昧な態度をとらない。なんでもいいよはしない、お人形は退屈だから！ -------------------------------------------------- 【公開HO】 時は仮想19世紀、1830年代。 HO3：あなたは高等遊民である。 早くに亡くなった母譲りの天使と見まごう美しさを備えている。 貴族である故に金に困ったことはなく、憧れの清国に物見遊山にやって来た。 英国人限定。職業はディレッタント固定とする。 HO3：欺瞞する天使 あなたは高等遊民である。 推奨技能：心理学 英国人限定。職業はディレッタントとする。 あなたはイギリスの貿易大臣一家の長子だ。高度な教育を受けてきた。 若輩ながらも貴族の一員として父から三角貿易の指導の一部を任せられ、将来的に父の跡を継ぐことが決まっている。 様々な思惑が渦巻く貴族社会を渡り歩いてきたため、あなたは人の心を読むことに長けている。 母はあなたを生んですぐに他界した。天使の美貌を持つと言われていた彼女に似たのか、あなたはとても美しい。 APPの値に+2、任意の能力値を-2する。この時、減少させる能力値は2種類-1ずつでも可。これは上限値を超えても良いものとする。 一族が捕らえたひとりの中国人により、あなたは幻の紅茶《胡蝶 -フーティエ-》が麻薬アヘンと茶の交配種であることを知った。 これを嗜好品として全世界にばら撒き、欧米各国をアヘンで毒せば、もたらされる利益によって祖国はさらに豊かになるだろう。 清にやって来た本当の目的は、秘密裏にこれを入手して自国に持ち帰り、量産体制を整えることである。 高等遊民として物見遊山に訪れたというのは建前であり、あなたの目的は同行する主治医も知らない。 また、あなたにはかつて、オリバー・キャンベルという名のかけがえのない友人がいた。貴族としての窮屈な生活に飽いて街へと逃げ出した際に出会ったヴァイオリニスト兼作曲家だ。自信家で道化じみた言動をする、口を大きく開けて笑う顔が魅力的な男だった。 あなたがたは身分の違いを越えて、親密な関係を築いていた。(親友であったのか、恋人であったのか等は任意である。) しかし4年前、彼は23歳の時あなたの心ない言動が原因で自殺をしてしまった。 あなたの胸には、彼への罪悪感と後悔がわだかまっている。彼がよく口遊んでいた『きらきら星』のメロディとともに。 《持ち物》 ・『形見の指輪』 亡くなった母の形見。親指にはめるサムリング。 大粒のオニキスがあしらわれており、石が曇ってはっきりと見ることはできないが内側に何かが刻印されている。

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