タグ： ぞんびの家の民

職業技能：軍士官 回避、ライフル、銃剣（または操船）、応急手当、隠す、聞き耳、忍び歩き、機械修理（または重機操作）、言いくるめ 「僕は軟派者なのではない、誤解しないでくれ。真実の愛を求める旅人なのさ…なんてね」 「人間は産まれてから死ぬまでの短い時間をどう己の愛に従って生きるか、それが重要だよわかるかね諸君～！」 「不真面目だって？　はは、真面目に生きても死に急ぐだけだ。それなら楽しく生きて満足して逝こうじゃないか。」 貿易を生業にしている志賀家の三男坊。 自由恋愛をうたい、志賀の好色男として父にも苦い顔をされている。 しかし「父も父で妾をかこい、自由な恋愛を楽しんでいるのだから」とのらりくらりとかわしている。 軟派者、花街に１０代の頃から顔を出し父のツケでお姉さんたちにかわいがってもらっている。 その奔放さから龍彦に首根っこを掴まれることもしばしば、忠篤の眉間にしわを刻み込むこともしばしば。 松風とは気風があったのか、気があって随分と悪さをして遊んだ。 許嫁は事業に失敗し家が傾いている子爵家のご令嬢。 フランス文学に親しみ、愛を求めている性格のために互いに「役目は果たすが愛は己の好きなように」という信念のもと好きに生きている。 理数系の大学に進学しており、計算や計測が好き。 その知識があったためか、幼い頃に父の狩猟の趣味についていっていたからか、ライフルなど狙撃・射撃が得意。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【５年後】 狙撃手としての腕を見込まれ大学卒業後軍属となる。 特憲隊では先に軍人として士官していた龍彦の元従軍している。 許嫁を震災で喪ってしまったが、その時初めて自由を愛した華やかな花のような彼女を好いていたのだと気がついた。 三男坊ではあるが有力な豪商の家の子ではあるので縁談の話はあとを追ってやってくるが「そういう話は兄様方がなんとかしておいてくれるだろう、僕はちゃらんぽらんに遊び歩いているくらいがちょうどいいんだ」と逃げ回っている。 二十歳の時に出会った出来事のせいかしばらくは"美しい人"に対峙するとフラッシュバック的な恐怖が蘇り人に好意を抱くことが怖くなった。 今はだいぶ時間も経過したので落ち着いてはいるがあの頃のように愛だの恋だのを追おうとはしない。

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