タグ： 共晶秋桜CoC 都市伝説

一人称：オレ　二人称：アンタ 「都市伝説課『疾風（はやて）』、行きます」 「……すんません。オレ、あんまり物覚えよくなくて……」 「荒事は任せてください。その代わり、戦略は頼みます」 「オレは先輩についていく……先輩の力になる。そのために……オレはここまで来たんだ……！」 　 都市伝説課配属の新人。アルビノによる髪や瞳の色と大柄な体格、傷のある顔といった物々しい見た目だが、性格は比較的静かな方。人との接触が苦手で、不用意に他者に触れられると怯えたように距離をとる。ただし先輩である朱鷺に対してはそのような態度を見せることはない。 日々のトレーニングによって鍛えた筋力と足の速さを生かした近接戦闘が得意。一方で知能面はあまり恵まれておらず、本人も自覚しているため、朱鷺の指示を的確にこなせるようにと立ち回る。が、これはいわば鉄砲玉となることも辞さないという危うさの表れでもある。 フォーマルな格好をするのが苦手。リクルートスーツがギリギリ。都市伝説課の特殊な制服は本来の事務ほどお堅くないのでかなり助かっている。が、花柄は苦手なので、規定である和柄は比較的シンプルであり魔除けの意味もある籠目(六つ目編み)柄を選んでいる。 バイクでのドライブが好き。外出よりもただバイクで風を切って走るタイプ。趣味は筋トレとランニング。 食べ物の好き嫌いはほとんどない（食べられればいい）が、ある銘柄のフルーツ飴をよく食べている。「ある人が昔くれたものと同じ味。あの人は覚えてないだろうけど」とのこと。 ※※※　秘匿内容　※※※ 幼少期、アル中の父親からは常に暴力暴言に晒されて生きてきた。また、娘が欲しかった母親から女装とおしとやかな言動を強要され、少しでも理想と異なるとヒステリーを起こされ暴行を受けた。母親は『愛らしい娘』を演じていれば笑ってくれたため、まるで人形のようにドレスを身に纏い、教えられるがままの言動を演じ続けていたが、父親の暴力がエスカレートしていくうちにそれもままならなくなる。ついには小銭稼ぎのためにと父の『友人』相手に売りを強要され、それにより母親から『穢れた子』とみなされたことで、結果両親どちらからも絶えず虐げられることとなる。かつては母親の趣味として無理やり髪をブロンドに染められていた。 今も花柄やフォーマルな衣装が苦手だったり、髪を染色することを避けたり、他人に触れられることが苦手なのは、この頃の記憶を思い出してしまうから。 虐待によって瀕死の重傷を負ったことがきっかけで、施設に保護されることになった。顔の傷はこの時の暴行によるもの。 保護された後は少女のふりをすることはなくなったが、大怪我の後遺症からか意識や記憶が曖昧になり、また『人ならざるもの』にまとわりつかれることが多くなったこと、極度に影が薄くなったことなどから他人との交流はほとんどなかった。 二度と女の子として見られたくない、あのような目に遭いたくないという想いから意図的に口調を荒くしたり、筋トレを繰り返して体を鍛え上げた。また、本来名前の読み方は「のぞみ」だが、母がつけた女の子のような名前を嫌い「のぞむ」と名乗っている。 中学から陸上部に所属し、短距離走を専門としていた。100ｍを全力で、風を切って走るその間は、意識が比較的クリアになり、嫌な視線も意識の混濁も忘れられる気がした。大学生になってからはバイクの運転免許を取得し、宅配系のバイトをしていた。将来的にはサイドカー付きの普通二輪車を購入したい。 虐待されていた頃に気にかけてくれた市役所職員（朱鷺）のことは、保護された後も朧気ながらも覚えており、「いつかあの人に会いたい。あの人と仕事がしたい」と思っていた。そのために公務員を志望し勉強していたが、記憶の混迷と他者に頼ることができなかったことから、学力面での力量は伸び悩んだ。それでもなんとか食らいつき、面接で『向こう側』との縁の深さを認められ、都市伝説課への内定をもぎ取ることに成功した。 都市伝説課のルール『自分の素性を明かしてはいけない』により、再会した『あの人』にお礼を言えないことを残念に思っていたが、同時に過去の少女のふりをしていた臆病な自分を思い出されなくて済むという安堵も持ち合わせている。 『あの人』のためなら命を投げ出してもいい、むしろこんなガラクタの命で『あの人』の力になれるなら最高に幸せだと思っている。 得物であるガンブレードは、FF8スコールが使用するようなリボルバーデザイン。元ネタがトリガーを引いた際に銃と同等の処理で火薬が爆発し振動が発生するのに対し、彼が使うものは内部モーターが動作し振動を生み出す。そのため火薬切れになる心配はない。 「たいていの武器なら用意できる」と言われたので、ぼんやりとした意識の中で見たゲームムービー(FF8かDFFのCM)へのあこがれから、ガンブレードの手配を依頼した。 人ならざるものの干渉を無視するように少年期を生きていたため、<聞き耳>技能は低め。異形のものの声を聞かないように意識しているため、必要な音まで聞き取れないことがある。<隠れる><応急処置>は虐待されていた頃にこっそり隠れたり、自分を手当てしていたことから。 施設に引き取られて以降、それまでの虐待で涙を枯らしてしまったかのように、生理現象として以外の涙を流せない。 2015特徴表:影が薄いを取得（生まれつき目立たない、忍び歩き隠れるに＋20％ ） 振り直し：DEX・STR×2　　POWとDEX交換

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