タグ： にくなま

気が付くと、自分が路地で倒れていることがわかった。 何故倒れているのか？何故此処にいるのか？自分は…誰なのか、全てがわからない。 呆然としながら空を眺める。重い雲が空を覆い、…終いには雨も降り出してきた。 ぽつぽつと降りかかる雨を眺めて、最初に浮かんできた感情は、 死にたい、だった。 ぱっと見女の子で、中性的な声を出すので、初見ではおなごと勘違いされることも。だが男だ。 冷たい口調なので、冷えた人間だと思われがちなのだが、割りとお節介焼き。 絶大なリーチと筋力に任せた、棍棒の扱いを得意とする。 この、レインが用いる棍棒だが、様々な機構が備わっている。 先ず、棍棒の先端にフックが装着されている。 これは、棍棒の外部に強靭なワイヤーリールと、先端部をセパレート・射出する機構が存在するがため、 逃げる獲物をひっ捕らえたり、高い場所へ登ったりするのとても便利である。たまにロケットパンチごっこでも遊べる。 それと、棍棒の側部先端に、光の刃を生じさせるギミックが有ったりと、中々にハイテクな棍棒である。 しかし、これを何処で拾ったか、というのは全く持って不明。そも、覚えていない。

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