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相良　明（さがら　めい） 22歳、大学4年の時に誘拐された。初めは脱出しようといろいろ試みたが、7年も経てばいつの間にか諦めていた。ここ数年は退屈を紛らわす楽しいことをいつも求めている。底抜けに明るく楽観的。 大学時代の専攻は経済。実家から遠い大学へ進学したため一人暮らしをしていた。家事は実家にいた頃もこなしていたので得意なほう。明るい性格からか友人は多く、いつも誰かと一緒にいる。 職業技能はセールスマン(2015)から。ポイントは[EDU*10+POW*10]または[EDU*10+APP*10]。技能は言いくるめ、運転(自動車)、芸術(演技)、経理、心理学、説得、値切り。趣味技能は人の様子をよく見ているため目星・聞き耳、友人から見聞きしたものとしてオカルト。 ｼﾅﾘｵ:密室のパスト(HO能天気) ↓通過シナリオネタバレあり 実際はストレスを感じやすく、底なしに明るい人間なのは演じているだけである。いつも楽しいことを求めているのは、狂いそうになるこの現実から目を逸らすため。 物心ついた頃には父親はおらず、幼い頃から母親から虐待を受けて育った。暴力こそはないものの、言うことを聞かなかったり機嫌を損ねたりした場合は、食事を与えない、倉庫に閉じ込めるなど、生死を境をさまよう思いも幾度かしたほどだ。遠い大学に進学し一人暮らしを始めたことで母からは開放されたが、それからも他人の機嫌を伺いながらでしか他人と接することができない。 友人関係は浅く広く。過去の経験により自分の内側に誰かに見せて幻滅されてしまうのが怖いため、誰に対しても壁を作って接してしまう。相手が何を望んでいるか、自分が何を求められているかを常に考えながら、いつも明るく振る舞っている。周りにはよく悩みがなさそうでいいねと言われる。 誘拐当時に泣き虫が負っていた怪我に対して何も出来なかったことに負い目を感じている。そのため、慰めになるかもわからないがいつも頭を撫でては労わっている。その時は必ず何か話をする。それは誰かと言葉を交わしていないとおかしくなりそうだから。この空間で発狂しないでいられるのは泣き虫が一緒にいるおかげだ。 …というのが理由のうちの一つであり、もう一つの理由は頭を撫でる際に梳いて抜け落ちた頭髪を隠れて食べるためである。決して美味しいわけではなくむしろ口内に張りつくのが煩わしいほどだが、飲み込むと不思議と安心する。本当は彼女を"食べたい"と渇望しているが、それと同時に彼女がいなくなり一人になってしまうことを恐れているため、行動に移せずにいる。

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